弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【商標】スタートアップが商標もケアすべき理由

2022年11月04日 07時22分18秒 | 実務関係(商・不)
おはようございます!
すっきりくっきり青空!な@湘南地方です。

さ、仕事しなきゃ。

掲題の件。
最近ベンチャー、スタートアップの企業様からご相談を受けるケースが増えている。
事業コンセプトをきっちりメッセージ性のあるサービス名まで落とし込めている会社が多いので、
必然的にサービス名称に対する思い入れも強い。

で、適切なタイミングで知財保護のアドバイスをする方がスタートアップの支援者の中にいると
トラブルは少ない。

でも例えばこちらの記事のように、偶然先行登録商標があり、ネーミングトラブルになるケースもある。
思い入れがあるだけにおいそれと名称変更はできないし、既にサービスインしてしまってからだと尚のこと後から変更が難しい。
可能なら可能なだけ早期の段階で、少なくとも商標先行調査は実施しておきたい。

これは想像というか実感なのだけど、
先進的な技術を用いてテックベースな起業をする方々は、内容のとっつきにくさをカバーするために
判りやすいポップな名称を付けがち。
で、「判りやすいポップな名称」は、結構「渋滞」している。

ネーミングの由来は、むしろ起業家その人自身の歴史、歩みや趣味趣向に起因している方が、
少なくともバッティングの確率は減るのではないかな、と思う。
統計があるわけでもないのでふわっとした話ではあるけれど。


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