協豊会の池田会長は総会後の会見でトヨタとの「親近感が増した」と語った(名古屋市)
トヨタ自動車の協力部品メーカーで構成する「協豊会」は10日、名古屋市内で総会を開いた。
会員企業229社の経営トップや、トヨタの佐藤恒治社長など計300人強が出席した。2024年度の活動方針としてサプライチェーン強化や脱炭素、人材育成の推進を確認した。
総会後、記者団の取材に応じた池田育嗣会長(住友ゴム工業特別顧問)は今回、部品メーカーと佐藤社長の双方向で対話する形式に変わった点について触れ「親近感が増した」と語った。
トヨタグループではダイハツ工業や豊田自動織機の認証不正などの問題が相次いだ。生産現場の「余力作り」がテーマとなっており、トヨタ側と部品メーカー側のやりとりの無駄をなくしていく方法を模索することなどで「お互いの余力ができる」と述べた。
日経記事2024.04.10より引用