ヨガインストラクターを始めることになった理由。05（退職～カナダ）

さて、困り果てた仕事の中で、５年勤めて、会社を辞めました。

最後の年に、筑波大学の博士課程を受けて進学も考えましたが、それも辞退しました。

正解ですね。

結局私がやりたかったこと。

それは、「ほっとする」「気持ちが解放される」って仕事をしたい。

そこだったようです。

しかも理系出身だけど、ものすごく感覚的な性格で、理詰めの仕事なんて向いてない。

実感のある仕事、自分のスキルでやれる仕事、をしたかったから。

会社を辞めてからは、約１年、派遣社員とバイトのＷワークをして、その後、ワーキングホリデーでカナダへ約１年。

語学留学が目的だったから、学校にも通ったし、英語の勉強もたくさんしたけれど、やっぱり生きてる実感が感じられない日々。

そんな中、カナダの大自然の中で解放されていく自分の気持ち、様々な人種が生活しているカナダの自由な空気の中で、自分の直感で行動する日々。

最初は区民館のヨガクラスに参加して、その後、近所のスタジオに通いだし、そのままマンスリーパスを買い、ヨガを続けるうちに、日本帰国時には、「ヨガインストラクター」になるって決めてました。

ヨガって、マット１枚あれば、どこでも、心と体のセルフメンテナンスが出来ちゃうんです。ほんと、すごいですよね。

これこそ、ほんとうの自由。何があってもマット１枚あれば、落ち込まない、大丈夫っていう、ほんとうの安心感があるんです。

かっこいい建築でも、美しい景観でも特定の人に間接的に「癒し」を伝えられますが、ヨガなら誰にでも当てはまって、ダイレクトに「癒し」を伝えられるんです！

つづく。