☆「悪夢探偵2」
監督:塚本晋也
出演:松田龍平、三浦由衣、韓英恵、松嶋初音、安藤輪子、内田春菊、北見敏之 、光石研、市川実和子
他人の夢に入り込む能力を持つ“悪夢探偵”影沼京一の活躍を描くサイコ・ホラー・サスペンス第2弾。
主人公“悪夢探偵”こと影沼京一を演じるのは松田龍平。
同級生・菊川夕子の悪夢に悩まされる間城雪絵には三浦由衣。
京一や逸子と同じ能力を持つ菊川夕子には韓英恵。
京一の母・逸子には市川実和子。
父・滝夫には光石研。
猟奇的要素が強かった前作に比べ、本作ではグロさは控えめ、かなりJホラー&精神世界の色が濃くなっており、物語は、間城雪絵の悪夢と、京一と似た能力を持って生まれてきた菊川夕子の苦悩、そして前作で少しだけ触れられていた京一の過去の2つのエピソードが描かれています。
独特な空気を醸し出すダークな世界観は、現代が舞台なはずなのに、どこか昭和を彷彿させる。
幼い頃のトラウマを抱え、世の中に絶望、自殺願望アリの超ネガティブの主人公・影沼京一。
このキャラクター好きです(^-^)
本作でも「ああ、いやだ、ああああ、いやだ、ああいやだ」とボヤきまくり、ヒーローとは程遠い。
逸子は、京一同様、人には見えないものが見え、他人の心が読めてしまい、望んでないのに人の考えている事が頭に入ってくるため、この世の全てのものに恐怖し生活する。
彼女は、息子・京一に自分と同じ宿命を背負わせてしまった事にに苦悩し、ついにその事に耐えられず、彼の目の前で命を絶つ事に。
そして、今回の事件の鍵を握る菊川夕子もまた、京一や逸子と同じ能力が。
これは辛いです。
人間なんて、本音と建前使い分け、本心隠して生きているのに、それがわかってしまうのは、ある意味地獄です。
なんか同じように他人の考えていることがわかってしまう少年の苦悩を描いた藤子・F・不二雄の短編で「耳太郎」という作品を思い出すなぁ。
おまけに、しょっちゅう霊やなんかが見えちゃうなんて、気が狂うかも(^-^;
時々、「霊が・・・」とか言う人いますよね(僕の周りにも何人かいますが・・・)(^-^;
亡くなった祖母も、晩年、「何で、○○さんが部屋の中にいるの?」、「○○さんがずっとバイクでついてくる」と、家族に見えないものが見えていたそうです。
まぁ、単にボケていただけかもしれないけど、もしかしたら本当に見えていたのかも(^-^;。
この母・逸子を演じた市川実和子も鬼気迫るものが。
そして、光石研演じる甲斐甲斐しくも逸子の世話をする京一の父・滝夫とのやり取りが切なく涙を誘う。
全体的には、京一と逸子のエピソードに重点がおかれているため、菊川夕子と間城雪絵のエピソードが少し薄くなってしまっている感が。
僕の苦手な精神世界的な色も濃いため、どちらかと言うと前作の方が好きかな(^-^;
監督:塚本晋也
出演:松田龍平、三浦由衣、韓英恵、松嶋初音、安藤輪子、内田春菊、北見敏之 、光石研、市川実和子
他人の夢に入り込む能力を持つ“悪夢探偵”影沼京一の活躍を描くサイコ・ホラー・サスペンス第2弾。
主人公“悪夢探偵”こと影沼京一を演じるのは松田龍平。
同級生・菊川夕子の悪夢に悩まされる間城雪絵には三浦由衣。
京一や逸子と同じ能力を持つ菊川夕子には韓英恵。
京一の母・逸子には市川実和子。
父・滝夫には光石研。
猟奇的要素が強かった前作に比べ、本作ではグロさは控えめ、かなりJホラー&精神世界の色が濃くなっており、物語は、間城雪絵の悪夢と、京一と似た能力を持って生まれてきた菊川夕子の苦悩、そして前作で少しだけ触れられていた京一の過去の2つのエピソードが描かれています。
独特な空気を醸し出すダークな世界観は、現代が舞台なはずなのに、どこか昭和を彷彿させる。
幼い頃のトラウマを抱え、世の中に絶望、自殺願望アリの超ネガティブの主人公・影沼京一。
このキャラクター好きです(^-^)
本作でも「ああ、いやだ、ああああ、いやだ、ああいやだ」とボヤきまくり、ヒーローとは程遠い。
逸子は、京一同様、人には見えないものが見え、他人の心が読めてしまい、望んでないのに人の考えている事が頭に入ってくるため、この世の全てのものに恐怖し生活する。
彼女は、息子・京一に自分と同じ宿命を背負わせてしまった事にに苦悩し、ついにその事に耐えられず、彼の目の前で命を絶つ事に。
そして、今回の事件の鍵を握る菊川夕子もまた、京一や逸子と同じ能力が。
これは辛いです。
人間なんて、本音と建前使い分け、本心隠して生きているのに、それがわかってしまうのは、ある意味地獄です。
なんか同じように他人の考えていることがわかってしまう少年の苦悩を描いた藤子・F・不二雄の短編で「耳太郎」という作品を思い出すなぁ。
おまけに、しょっちゅう霊やなんかが見えちゃうなんて、気が狂うかも(^-^;
時々、「霊が・・・」とか言う人いますよね(僕の周りにも何人かいますが・・・)(^-^;
亡くなった祖母も、晩年、「何で、○○さんが部屋の中にいるの?」、「○○さんがずっとバイクでついてくる」と、家族に見えないものが見えていたそうです。
まぁ、単にボケていただけかもしれないけど、もしかしたら本当に見えていたのかも(^-^;。
この母・逸子を演じた市川実和子も鬼気迫るものが。
そして、光石研演じる甲斐甲斐しくも逸子の世話をする京一の父・滝夫とのやり取りが切なく涙を誘う。
全体的には、京一と逸子のエピソードに重点がおかれているため、菊川夕子と間城雪絵のエピソードが少し薄くなってしまっている感が。
僕の苦手な精神世界的な色も濃いため、どちらかと言うと前作の方が好きかな(^-^;