Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

おいたち様の逢瀬

2010-04-17 23:21:56 | おいたち様
昨年末、いよいよ危ないと心配していたチャイ君ですが、目標だった八回目のお誕生日(二月)も無事に過ごす事ができ、恒例の春の検診に行ってきました。

フェレットは犬科と同じ病気にかかってしまうので、ジステンパーなどの予防注射、フィラリアのお薬、ノミ、ダニよけのお薬など、必要なお手入れが何気にたくさんあるのです。

チャイ君は老衰によるいろいろな病気の併発があるので、決して‘よくなった’という訳ではないのですが、今の所、小康状態を保ってくれています。

調子のいい時は、写真のように愛しのクンクンとラブラブデート。

チャイの調子がぐっと悪くなった時、迷いに迷って、結局、クンクンと小屋をわけることにしました。

二匹用の二階建てケージでは、足腰が弱くなっているチャイには、危険が多く、必要のない怪我をするようになってしまったのです。

それでも二匹は一緒にいたいらしく、とても寂しがるので、ケージをぴったりくっつけて、いつでも鼻先で挨拶ができるようにしてあります。

最初の数日は、落ち着かなかったようですが、小屋をわけたことで、チャイの負担が減り、体調がよくなっているように感じます。

チャイが元気だった頃は、まるきり暴れん坊将軍だったクンクンも、チャイの病気がわかるようで、写真のようにチャイの後をついて行っては、お腹の汚れた毛を一生懸命グルーミングしてあげています。

小動物と侮るなかれ。

時に人間より豊かな愛情表現をするんですよ。


可愛い家族とのお別れが近付くとき、いつも決まって思うことがあります。

お別れは寂しいし、とても辛いことだけど、私が看取らなかったらどうなるのだろう・・
と。

動物の寿命は短いです。

だからこそ最後は絶対に飼い主が看取ってあげなければいけません。

もしこの時を逃がしたなら、動物からたくさんの幸せをもらって過ごした日々の感謝の気持ちをいつ伝える事ができるのでしょう。

最近、「苦しむ姿を見たくないから・・・」という理由で、高齢のペットを手放す方が増えているそうです。

でも、本当に愛情があるのなら・・・・

その子の立場に自分を置き換えてみれば、わかるはずですよね。

私はいつも

「我が家で見送ってあげることができてよかった。」

と思うのです。

たくさん泣きますが、最後にはいつも、悲しみよりもその子がくれた幸せな思い出のほうが勝つのです。

動物病院の先生が、私のように感じる人は「根っからの動物好き」なのだと言っていました。

我が家で一番のニューフェイスは1歳半になる猫のメルモです。

新しい家族が増えるのはあと一回くらいかな。。。。。