ヴァイオリニスト 黒川侑さんのソロコンサートに行ってきました。
ピアニストは青柳晋さん!
プログラムは、前半が、バルトークのヴァイオリンとピアノのための狂詩曲第1番、新実徳英のソニトゥス・ヴィターリスⅢ、グリーグのヴァイオリンソナタ第3番。
後半はベートーヴェンのクロイツェルという、ガッツリ系。
正統派の演奏で、とても心地よく音楽を楽しむことができました。
グリーグのヴァイオリンソナタは楽譜だけ持っていて、長年、放置していた作品。
クロイツェルもまだまだ無理と敬遠していたけれど、やっぱり良かった!!
最近、しみじみ自分は演奏家気質なのだと思うのが、聴くだけでは満足ができない…。
自分だったらどうするんだろうか…と演奏への意欲が止まらなくなってしまう。
いいと思ったら、すぐに音に出してみたい!
演奏したい曲は山ほどあり、一回、二回で満足できるように弾けるわけもないのだから、繰り返し演奏していくということを考えると、モタモタしている場合じゃないんだな〜とホントに思います。
今年は大曲もいくつか抱えていて、こっそり影練中。
新実徳英さんのソニトゥス・ヴィターリスⅢもすごく面白い作品で、黒川さんのヴァイオリンも素敵でしたし、私は大感激!
途中、本人による風の音のような息遣いが入ったりするのですが、だんだんと四方八方からそれが聴こえてきて…
まさかのDOLBY ATMOS状態!
深い眠りに落ちる方がチラホラ出現し、観客一体型みたいな演奏効果になっていて、不謹慎だけどちょっぴり面白かった。
以前、新実先生にお会いしたことがあって、先生の合唱曲のご紹介もしていただいたのだけど、まだ演奏会では一度もプログラムに入れたことがないんですよね。
これも楽譜をみてみたいなー。