Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

ルドルフ・ブッフビンダー

2019-10-04 19:16:00 | Weblog



ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。

私の数少ないコンチェルトのレパートリーでもあり、マーラーの交響曲も聴けるということで楽しみに行ってきました。
オーケストラは読売交響楽団。



ピアノはベートーヴェン弾きで有名なルドルフ・ブッフビンダー氏。

アンコールにはベートーヴェンのピアノソナタ、テンペストの第3楽章を弾いてくれたのですが、どれもこれも素晴らしくて…!!
涙が出そうになりました。

スケール、カデンツ、アルペジオ。
どれもしっかり勉強しないといけないなぁーと再確認。
それだけ。とも言えますが、演奏の違いといったら歴然なのです、、
テクニックの構築と音楽的表現の絶妙なバランス。
一生をかけてベートーヴェンの研究をされてるとのことでしたが、納得の演奏!
素晴らしい〜〜!!

そして、この日は、初の生マーラー。
自分が死ぬ時には、5番のアダージェットを聴きながら逝きたいとしみじみ思ったのでした。

白い天蓋付きのベッドで、周りにはなんにも無くて、弦楽に囲まれてる感じで!
(音程が外れたりしたら、怒っちゃうかもしれない)

完全にご臨終のタイミングでは難しいだろうから、そろそろっていう時に仲間に演奏に来てもらいましょう!
ハープも無いとダメ!!