出来る限り観ていましたが「家政婦のミタ」、なんと最終回40%の視聴率をたたき出したとは・・・
みなさんは観てましたか?
「どうなるのか・・・」と思って観ていましたが、最終回、脚本のちからってすごいな・・・と。
「ミタさんってサンタさんって読めるから、サンタさんだったのかも」とか。
「一生笑わないで!」と言われてそれを守っていたミタさんだったが、言った当の本人の義母はまったく忘れていた・・・とか。
番組宣伝に松嶋奈々子さんは出ない、続編など一切やらない、伝説のドラマになる、という戦略もアタリでしたね
それに、最終回のミタさんが微笑んで、家族一人一人を見つめながら・・・花が開いたというか、光が見えた素晴らしいシーンでした。
「笑顔の力」というものの素晴らしさを実感したシーンでもありました
微笑むだけで別人に、旦那さんと息子さんが亡くなる前のミタさんに・・・「ママ」と呼ばれていた頃のミタさんに戻った瞬間・・・ミタさんがどんなに幸せで美しく賢い人だったか、そしてその失ったものの大きさ、絶望・・・。
それを一瞬にして感じさせた、松嶋さんの演技力に目を瞠りました
夫と黙って真剣に観ていました
うららちゃんを滅多打ちにするシーン。
本当に、大きなものを失った者だけが言える言葉。
「私のようになってはいけません」
不覚にも、ドラマで泣いたのは久々でした
今期、他に観ていたドラマ(といってもワンセグで録画できたら、携帯で観ていたのですが)ではクドカン好きなわたしは「11人もいる!」、単純に笑える良いドラマでした
「蜜の味」、禁忌の恋という盛り上がる展開でしたが、ふたりが結ばれるシーン、菅野美穂さんの美しさと怖さ、最後の許しが印象的でした。
「私が恋愛できない理由」、最後に「恋愛だけがすべてではない。仕事がある」という結末とヒロインに好感が持てました。AKB大島優子さんは、歌っている時の方がすっごい魅力的あまり前半良い役ではなかったからかな?
将来のことを考えると眠れないので、ドラマを観ていたのですが、まだわたしには余裕があるかな?
心に残ったドラマって、今まで「あ・うん」「思い出にかわるまで」「抱きしめたい!」「ロング・バケーション」「殴る女」「木更津キャッツアイ」とかいろいろありました。
「家政婦のミタ」はわたしの中でそのひとつになりそうです。