・・・鎌倉に帰ってきたよ、義経。
って、首桶じゃん‼︎
「鎌倉殿の13人」、今回は本当に、鬱になる・・・
初っ端から、蝉の抜け殻トラウマ発動する大姫からスタートの今回
それに対して心配する政子に「そのうち治るだろ」って言い放ち、大姫を入内させるという頼朝。お前に人の心はないのか。
小四郎、おまえ変わったな・・・分かっていて、静のことも義経に話したんだろ・・・
頼朝も「義経を生きて帰すな、お前も手を下すな」って命じたんでしょ、小四郎がもうそういう策を弄することができるって踏んで。
もう、女装した頼朝を馬に乗せて走ってた頃とは違うんですよね・・・
静憎しで義経を襲わせた正室・里の最期、自分が招いたこととはいえ、容赦がない結末。
比企の娘として利用した女によって狂った義経の運命。最期にそれを告白する里。
電光石火で刺し殺す義経、怖・・・。
そして憎まれた静御前も。
「お前は捨てられた」という言葉が、静の誇りに火をつけた。
政子の温情も、小四郎の忠告も、彼女には届かず、産まれたばかりの赤ちゃんは善児に。
しかし善児怖い。
「前は百姓だった」善児が、優秀なアサシンになった経緯って一体・・・
「寝首を掻くなら簡単」と言い切れる善児が、この先どれだけ人を手にかけるのか
善児に、殺られなかった義経。
御館に褒められて、泣く義経。蟋蟀退治に精を出す義経。自分の娘を抱っこする義経。
静を「あいつらしい・・・」と微笑む義経。畑仕事をする義経。全部、穏やかで、漂白されたような義経。
頼朝に受け入れられなかったことに失望して、自失し、平家を滅した男が蟋蟀退治をしていると自嘲する義経が、悲しい。
自分を認め、受け入れてくれた御館が守ってきた平泉に手を出すなら容赦しない、と言い切るが、小四郎はここで義経を確実に殺さなければならないと確信したのではないだろうか。
前回の最後で、義経に平泉に行かずに九州に落ち延びるように言った小四郎、従わなければ取る道はひとつ、と決めていたのだろうね。
「あなたは人を信じ過ぎる」
この義経評が悲しい。
静のことを聞き、我が子も殺された義経は再び剣を持つ。確実に、平泉を滅しにかかるであろうこと、そして自分も守りたかった藤原氏に殺されるだろうことを分かっていて。
罠を仕掛ける義経、鎌倉をどう攻めるか策を持っていた義経。
まさに「軍神」だった。
弁慶とのやり取りがコミカルで悲しい。「立ち往生って、こうやってやるんだ・・・板に刺さってたんだ」(違う)
弁慶の戦いぶりを覗き見て笑う、最期まで、少年のような義経。
でも、小四郎が出てったところから逃げられますよね・・・?ワンチャンありますよね・・・?
って完全に判官贔屓
キラキラ義経だったタッキー義経とは違う、死なないで欲しい義経だった。
戦の天才であったという描写、今回は獅童さんによって説得力を増していた。
義経が語った鎌倉攻略、実際に新田義貞がやって鎌倉を滅ぼしたという。
義経が「三浦の息子の方」を攻略しておく、と言った山本耕史さんは、ずっと小四郎のそばにいるんですよね・・・。
さて、予告で八重さんが!八重さんどうなるの!?
また来週も地獄に落としてくれよ、三谷幸喜先生‼︎(ヤケ)
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