春休み中の子どもたちと、新国立美術館の「ルーブル美術館展 愛を描く」を観て来ました。
駅を降りてすぐ、美術館に続く通路から、桜咲く青山墓地が見えて「美しい春よのう…」という気持ちに。
中に入るとギリシャ神話などの「奪う愛」や「親子愛」、聖書からの「アガペー愛」などいろいろな「愛」をテーマに展示されたルーブルから来た絵画たち。
その中の「アモルとプシュケ」。
この絵がある展示室は写真が撮れるので、私も撮影して来ました。
この絵、独身の頃に額に入れて飾っていた事を思い出しました。
独身時代は結婚したかったので、こんな風に慈しんでくれる人と巡り会いたいという願いを込めて。
結婚してからはベッドルームの出窓に置いていました。
あの絵は、離婚した際に持ってくるのを忘れてしまいました。
引越しの際も頭になく、今回思い出した次第です。
あの絵はどうなったのかな、と思います。
引越し当日までごねにごねて、嫌がらせしてきた元夫は、マンションの廊下に私と子どもの荷物を出していました。雪がちらつく中、私と姉夫婦は段ボールをホームセンターで買って来て、荷物を詰め、引越し屋さんが来る前に急いで荷造りしたのでした。
その時、この絵のことは全く頭になかった。
今回、プリントされたこの絵を買っていこうかとも思いましたが、やめました。
私は私を慈しんでくれる男性を待ってません。
もう誰とも出会いたくないし、深く知り合いたくもない。
私は私だけでいたい。
だから、この絵に込めた願いは、今の私にはないので心惹かれなかった。
親友に出そうと思ってポストカードを購入し、一緒に行った姪が欲しいという天使たちのクリアファイルをプレゼント。
そしたら姪が「アモルとプシュケ」のマグネットをプレゼントしてくれました。
小さな絵画は、今は冷蔵庫にくっついています。
ありがとう。
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