先週、夫と一緒に「007 慰めの報酬」の先行上映を観に行ってきました。
007最新作。
夫は007が大好きで、前作「カジノ・ロワイヤル」からずっと新作を楽しみにいていました
前売り券を4枚も購入し(何回観るつもり?)サイトを観て気分を盛り上げてきてました。サントラも購入し、毎朝出勤前に聴いてるし・・・。
夫が007が好きなことは、結婚してから知りました。
わたしたちが結婚するまで映画を一緒に観ることなんてなかった。
初めて一緒に観た映画は、姪のお供で「崖の上のポニョ」かな・・・
「映画も観に行こう」といった彼の約束は、結婚してからやっと果たされました
結局、電話にも出てくれず、メールをしても返信がなく。
1週間以上たったある日の夜、PCを立ち上げたところ、やっと彼からのメールが来た。
そのタイトルは・・・別れを示唆するものだった。
内容は
「前付き合っていた人と比べてしまう」
「いろいろ行った場所や店も、以前その人と一緒に行った所だった」
「この間、別れてから真剣に考えた」
「他の人と付き合ったほうがいい」
「今までありがとう!」(←このマーク!)
「君の幸福を心より祈っている」
今までくれた心のこもったメールから比べると、別の人からのような上滑りしたよそよそしいメールだった。
そして完全に「否定」だと感じた。
わたしのこと、見てはくれなかったんだなあ・・・。
そう思った。
そして初めて、わたしは分かった。
初めて会ったときから、彼のことが好きだった。
そしてそれをちゃんと伝えてなかった、ということに。
「あなたと会った時、こんな人がいるんだ、と思った。
あなたは素晴らしい人だと思う。」
それもちゃんと言えなかった。
ちゃんと、顔を見て、目を見て、言えばよかった。
その結果、もう二度と会えなくなるとしても。
楽しいことだけでいいや、と思って先延ばししていた。
「好き」とちゃんと伝えてなければ、傷つくのも少しで済む。
そんな風に考えていた臆病者だ。
後悔した。
でももう遅かった。
扉は、閉ざされてしまった。
もう会えないのだ。
「この土地を出ようかな」
そう思った。
「死んだって聞いたら、どう思うかな」
とも。
あの人でなければ、意味がないのだ。
でも、もう会えないのだ。
わたしは、呆然としてメールを読み返していた。
007最新作。
夫は007が大好きで、前作「カジノ・ロワイヤル」からずっと新作を楽しみにいていました
前売り券を4枚も購入し(何回観るつもり?)サイトを観て気分を盛り上げてきてました。サントラも購入し、毎朝出勤前に聴いてるし・・・。
夫が007が好きなことは、結婚してから知りました。
わたしたちが結婚するまで映画を一緒に観ることなんてなかった。
初めて一緒に観た映画は、姪のお供で「崖の上のポニョ」かな・・・
「映画も観に行こう」といった彼の約束は、結婚してからやっと果たされました
結局、電話にも出てくれず、メールをしても返信がなく。
1週間以上たったある日の夜、PCを立ち上げたところ、やっと彼からのメールが来た。
そのタイトルは・・・別れを示唆するものだった。
内容は
「前付き合っていた人と比べてしまう」
「いろいろ行った場所や店も、以前その人と一緒に行った所だった」
「この間、別れてから真剣に考えた」
「他の人と付き合ったほうがいい」
「今までありがとう!」(←このマーク!)
「君の幸福を心より祈っている」
今までくれた心のこもったメールから比べると、別の人からのような上滑りしたよそよそしいメールだった。
そして完全に「否定」だと感じた。
わたしのこと、見てはくれなかったんだなあ・・・。
そう思った。
そして初めて、わたしは分かった。
初めて会ったときから、彼のことが好きだった。
そしてそれをちゃんと伝えてなかった、ということに。
「あなたと会った時、こんな人がいるんだ、と思った。
あなたは素晴らしい人だと思う。」
それもちゃんと言えなかった。
ちゃんと、顔を見て、目を見て、言えばよかった。
その結果、もう二度と会えなくなるとしても。
楽しいことだけでいいや、と思って先延ばししていた。
「好き」とちゃんと伝えてなければ、傷つくのも少しで済む。
そんな風に考えていた臆病者だ。
後悔した。
でももう遅かった。
扉は、閉ざされてしまった。
もう会えないのだ。
「この土地を出ようかな」
そう思った。
「死んだって聞いたら、どう思うかな」
とも。
あの人でなければ、意味がないのだ。
でも、もう会えないのだ。
わたしは、呆然としてメールを読み返していた。
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