魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

ママになりました。

2009-06-29 23:43:23 | ママになれるかな編
長らく更新せずにすみませんでした

おかげさまで、5月上旬、なんとか出産できました
帝王切開にはならず、自然分娩で女の子を出産しました。
その後、ほんと~にいろいろあって
出産も三日かかり、その後もすごいごたごたがあり、姉の所に行っていたりしてのびのびになってしまいましたすみません

「リツコ、死んだんじゃねーか」
と思っていた方、いらっしゃったかな~。

死にはしませんでした。
でもね、人生で一番つらい日々でした。
出産して、こんなにつらいなんて、思ってもみませんでした。
もちろん、出産後の体のつらさ、それもありましたが、
両家の常識の違い、子供にたいする思い、他者に対する気遣い。
そういうものが「出産」というイベントにおいて、
こんなにも出てくるものとは、わたしはまったく思ってもいなかったのです・・・

出産とその後において、わたしの夫への愛情はまったくなくなってしまいました。
それだけのことがありました
そして、夫の両親はこの間まで孫に会えませんでした。
いろいろな事情があり・・・それは自業自得、といってしまえば言い過ぎと言われる方もいるかもしれません。
これはおいおい書けたらと思います

さて、管理入院になってしまったリツコ。
入院する予定の朝4時半、トイレにいったらおしるしが。

おしるし。
これは出血があるのですが、これがあるとすぐ~一週間の間にお産が始まるという前兆です。
姉はこれがあったあと、一日たたずに産まれてました。
だから、わたしもすぐに産まれるものと思って入院したのです。

それから、あんなに時間がかかる苦しいお産が待っているとも知らず・・・

本当に、出産というのは個人差があります。
今回、7人出産したある人が言っていましたが
「お産は十人十色」

ほんとにそのとおりだと思いました。

姉は、夕方5時におしるしがあり、病院にいったら帰されてしまって一晩苦しんで朝方入院し、昼12時前には産まれていたという安産。
だからわたしもそのコースだと思っていたんです。

しかし。
わたしは高血圧症。
つまり、妊娠中毒症だったのです。

「妊娠中毒症」
これになると大変、とどの本にも書いてあったので、ならないようにしようなんて思っていたけど、ばっちりなってしまったのですね。
高血圧症、と聞いていたのでばかなわたしは自分は中毒症ではないと思っていたのですが、なんてことはない、呼び名が変わっただけのこと。
そして怖いのが、中毒症で出た症状、
つまり高血圧をはじめ、尿蛋白、つまり腎臓障害など、妊娠が終わったあとも後遺症として残ってしまうことがあることです

それを避けるためにも、出産後は十分に体を休めなければなりません。

わたしの場合、入院してすぐ、血圧を測りました。
そして部屋はカーテンが引かれ、薄暗い。
これは血圧が、光を浴びただけで上がってしまうからなのです。
定期的に血圧が測られ、常に「目がちかちかしたり、頭痛はしませんか?」
ときかれました。
わたしは
「なんかおおげさだな~」なんて思っていたのです。(馬鹿・・・

夫がちょうど休みなので、付き添ってくれ、食事もふたりでぱくぱく食べていたわたし。
入院一日目は
「あ、いたたたたた」
くらいのもので、まだ余裕だったのでした

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