厳しい冬がようやく終わる兆しを見せてきました
寒の戻りがあと何回かあると思いますが、3月に入ればあとわずか
春が来るって、本当に嬉しいです
11月からずっと寒くて、年明けると雪がどかどか降ってきて・・・
「1年の半分は寒いじゃん」
と関東に脱出したのですが、逆戻り冬はとてもつらいです
転勤族の方々も多いこの県は、春は別れの季節。
「秋田に転勤になりました~」
あらら、さらに寒い地域に・・・でも海も山もあって楽しいよ食べ物も美味しいし
「大阪です~」
あったかくていいな面倒見がいい大阪人、楽しいよ~大阪にまずいものなしです
「沖縄に転勤になったよ」
え~いいね~リゾートじゃん
13年異動がなかったのに、4月から沖縄に。
子供たちはあと1年で小学生、そして4月から幼稚園。
そういう時期を沖縄で過ごせるっていいね、とみんな口々に言います。
沖縄の基地問題とか、違った文化に直に触れることが出来る機会。
ママは編集者なので、「ホットな記事をお伝えするわ」と意欲的。
春は喜びの季節でもあり、寂しい季節でもあるのです
でも先日、サークルに行ったら
「ここにずっといるわけじゃないから旅行に来たと思ってあきらめてる。」
と言い、この地方のびっくりしたことを話しているママがいた。相手も転勤族のママ(この人は知り合いでした)
電車のドアが手動だった(豪雪地帯で寒いので、手動になっている)とか、駅前なのに真っ暗で、自分の地元に帰ったら街がまぶしかったとか。
ずっとここに住んでいる&住む人がほとんどなのに、聞こえるように話しているママたち。
ホームパーティの席で、あるパパが「ほんとここは田舎者が多くて仕事がやりにくい」と言っているのを聞いたことがありますが
(でもそのパパも地方出身なんですよねそして話しているママも、聞いていたらふたりとも神奈川のはずれでした)
わたしも「あ~こんなとこイヤ~」と思うことも多い(特に冬)し、愚痴を言っているけど
なんか感じ悪~と思って離れました。
転勤して来るママは、たしかに不本意かもしれないけど、子供が小さいうちは地方でのびのび育てるのもいいと思うし、地方の良いところを知ってもらいたいなって思います。
沖縄に行くママ友は、ここで過ごした数年で郷土の料理をたくさん習って覚えていました
ここを「子育て県と言われるくらいの行政のバックアップを」とタウン・ミーティングで知事にうったえたり。
彼女は沖縄に行ってもここってわかるあのお菓子を作ってくれるかな
わたしは、夫の転勤はまずないので、ずっとこの地方にいることになります(離婚さえしなければ)
最初は本当に「帰りたい」と思っていましたが、ここにいる、と決めた以上、自分の住むこの地域を良くしたいと思っています。
「ここに住んで良かった」、そして若い人たち、つまり今こどもである人たちが「ここにずっと住みたい」と思って、一度進学や就職で出たとしても、また帰ってこようと思えるところにしたい。
私が東京にいた時に、満員電車にランドセルを背負った小さな子供たちが乗ってきて、私立の小学校に通っているのを見たとき、
「こんな子供たちに地方でのびのび遊んでいる子供が勝てるわけないよな~」
と思いました。こんな小さい時から、良い大学に入って大きな会社に入って・・・そういうことを目標としているわけですから。
でも、そういう子供ばかりでなくてもいいよね、とも思いました。
一極集中の時代はもう終わりに近づいている。
わたしが東京にいた頃、「いずれ首都は那須に移転するよ」とわたしに言った人がいました。
そういう時代が、来るかもしれません。
日本の人口の10人に1人が東京に住んでいる異常な過密地帯。
行き過ぎていることに、だんだん皆気付いてきている、そんな時なのかなって思います
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