亡くなった母は大正3年生まれだった。
母は八人兄弟の末っ子だった。
すぐ上の兄はセイハチという名。
(なぜハチなんだ?七だろう? ) とつっこむ私。
私が小さいころ聞いた話の一つにこんなことがあった。
セイハチはわりと頭がよかったらしい・・・
朝礼のとき、皆の前に出て『教育勅語』をそらんじたらしい。
堂々とそらんじている兄を見て、母自身うれしかったと言う。
ちょっと自慢の兄だったのだ。
その『教育勅語』
はじめて文字として読んでみた。
しかし、なんのこっちゃ?さっぱりわからん。
こんな難しい文字がずらり並んで、しかも三部構成だ。
教育って重大です。
その子が成人してからも大きく影響します。
子供に教える内容も時代によって変わっていくが、責任重大です。
明治・大正・昭和・平成・・・
時代が動いて流れていく。