アメリカやイギリスのアクションエンターテインメント系小説には
よくFBIだのCIAだのホワイトハウスが出てきて、犯罪を解決
する側であったり、時には犯罪の片棒を担ぐ側だったりするのです
が、たまに実名(実在の人物、その役職)がでたりします。
「ネゴシエイター」は、イギリスのオックスフォードに留学中の
アメリカ現職大統領の息子が、ジョギング中に誘拐されます。
その際、護衛をしていたシークレットサービスがその犯人に撃たれて
死亡。
イギリスで起きた事件なので、表立ってはCIAもFBIも捜査できず
イギリスの警察に「協力」というかたちで捜査に参加。
そして、かつて保険会社のすご腕交渉人で、現在は引退しスペインの
片田舎でワイン栽培をしているアメリカ人、クインという男が事件解決
の白羽の矢を立てられます。
犯人との電話でのやりとりの末、彼は一人で身代金(ダイヤ)と身柄の
引き渡しに参じるのですが、無事開放されたと思いきや、大統領の息子
は開放された直後、爆死。
この陰惨な事件の裏には、アメリカとソ連が結んだ軍縮条約が絡んでいます。
ちなみに、この作品が出版された当時は、まだソ連邦はソ連邦のままで、
著者もびっくりしたと思うのですが、その2年後にソ連はロシア共同体
として、その後解体されるとは夢想だにしなかったことでしょう。
そして、このソ連邦の代表が、ゴルバチョフ。実名。
最終的にはソ連側は何も悪くないばかりか、大統領の息子を誘拐し殺害
した真の黒幕をあばく手助けをしてくれることになるので、仮にですが
ゴルバチョフ本人が、あるいはKGB、中央委員会関係者がこの本を読んだ
としても、さほど不愉快にはならないでしょう。
よくFBIだのCIAだのホワイトハウスが出てきて、犯罪を解決
する側であったり、時には犯罪の片棒を担ぐ側だったりするのです
が、たまに実名(実在の人物、その役職)がでたりします。
「ネゴシエイター」は、イギリスのオックスフォードに留学中の
アメリカ現職大統領の息子が、ジョギング中に誘拐されます。
その際、護衛をしていたシークレットサービスがその犯人に撃たれて
死亡。
イギリスで起きた事件なので、表立ってはCIAもFBIも捜査できず
イギリスの警察に「協力」というかたちで捜査に参加。
そして、かつて保険会社のすご腕交渉人で、現在は引退しスペインの
片田舎でワイン栽培をしているアメリカ人、クインという男が事件解決
の白羽の矢を立てられます。
犯人との電話でのやりとりの末、彼は一人で身代金(ダイヤ)と身柄の
引き渡しに参じるのですが、無事開放されたと思いきや、大統領の息子
は開放された直後、爆死。
この陰惨な事件の裏には、アメリカとソ連が結んだ軍縮条約が絡んでいます。
ちなみに、この作品が出版された当時は、まだソ連邦はソ連邦のままで、
著者もびっくりしたと思うのですが、その2年後にソ連はロシア共同体
として、その後解体されるとは夢想だにしなかったことでしょう。
そして、このソ連邦の代表が、ゴルバチョフ。実名。
最終的にはソ連側は何も悪くないばかりか、大統領の息子を誘拐し殺害
した真の黒幕をあばく手助けをしてくれることになるので、仮にですが
ゴルバチョフ本人が、あるいはKGB、中央委員会関係者がこの本を読んだ
としても、さほど不愉快にはならないでしょう。
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