ロゴス古書

 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

検討

2007年05月24日 | 随想・日記
 有る著者から先日贈呈された本に、
宗教者についてお書きになられている
次のようなところに、
興味をおぼえた。
 「・・・先師の思索と信仰と霊的な体験を通して
 確信されたこと・・・・」云々と云う所だ。
私の知っている宗教者の方に
 「霊的体験はありましたか」と問いましたなら
「そんなことは無いし、信じてもいない。」
とのことであった。
 そこの寺院には「仏像や仏堂を厳かに飾ることや、
天蓋・・ おもてには幢幡を」ことあるごとに
飾るのである。

 宗教的体験はなくとも、そのことを
信じられない宗教者には、
法然や親鸞をどのように解釈されているか
いささか考えさせられるところだ。

 大角 修著
日本人の死者の書 - 往生要集の<あの世>と<この世>
NHk 出版     生活人新書

 お薦めの本です


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