ロゴス古書

 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

「旧天山」一言

2008年06月27日 | 随想・日記

 

 ブログ名 かぐら川さんから「宮澤賢の治詩の世界」に、ある記事の関連紹介を戴いた。

 紹介の関連内容とは異なるが、「宮澤賢治の詩の世界」の「キーデンノ覚書」を拝読して一言。

 小倉氏の『「雨ニモマケズ手帳」新考』(s53・12.5)にも、「旧天山」の所在地が記載されているし、また「宮澤賢治の詩の世界」の「キーデンノ覚書」にも全景・山の写真が掲載されています。これで正しいのですが、以下わたくしの蛇足を加えます。(誰かが何処かにお書きかとは思いますが)

 「花巻市桜の羅須地人協会跡から指呼の間にある」(小倉書)このやまには、

 高木岡神社。 祭神 稲蒼魂命、大山祇命、

          祭儀 九月八日 

 境内には氏子の羽黒山参拝の記念石塔等があります。なかでも二尺程の川石にきざまれた「法華経一字一石塔」が有名です。花巻にはこの「一字一石塔」は西十二丁目の「円通寺」にもあります。(以前 雪がまだ残っていてぬかるんでいた頃、近くの矢澤小学校の教頭先生に、長靴をお借りし、しかも神社の御案内までして下さいました。お礼を申上げます。)

 旧天山=(詩に詠われている)キーデンノは、高木岡神社が祀られている山を指しています


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