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 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

多田等観展

2009年06月05日 | 随想・日記

 

                        花巻で多田等観展を開催

 以下は岩手日日新聞社の記事です

 

    多田等観とチベットと花巻と 6日から企画展~市博物館 (06/04)

 花巻市博物館の企画展「多田等観とチベットと花巻と」は、6日から花巻市高松の同館で開かれる。チベット仏教学者の多田等観(1890~1967年)にスポットを当てた企画で、同博物館の開館5周年記念も兼ねる。単身チベットに渡り、チベット仏教を修行した等観が、日本に持ち帰った仏像や経典などを公開する。

 同館による多田等観展は、シリーズ6回目となる。等観は1913(大正2)年から約10年間、チベットでダライ・ラマ13世の庇護(ひご)の下で修行を積み、帰国の際は多くの仏典、書籍などを持ち帰り、チベット仏教研究の国際的権威と言われた。

 戦時中は、実弟の住む花巻に経典などを疎開させたことから、貴重な資料が花巻に残された。今回の企画展では花巻の一燈庵での暮らしぶりをはじめ、秋田市にある生家や千葉県市原市の自宅からの所蔵品も一般公開する。

 展示は約130点で▽等観の生涯▽チベットでの生活▽花巻と等観-など五つのコーナーを設ける。仏像、仏画、著作などのほか、等観が旅行用に使った革製バッグ、チベット国内の霊地巡礼や帰国の際にお守りとして身に着けたというダライ・ラマ13世制作の懸仏(かけぼとけ)なども初公開する。

 同展は7月12日まで。6月13日は記念講演会も開く。期間中は無休。開館時間は午前8時半-午後4時半。入館料は小中学生150円、高校生・学生250円、一般350円。問い合わせは同館=0198(32)1030=へ。

【写真】企画展「多田等観とチベットと花巻と」のポスター
 
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