久々に、外出したら
昼過ぎから雪がチラつく寒い日。
偶然通り掛かった店先で、可愛い猫の声がした。
ふと、下を見るとサクラ耳のキジトラ猫さんが
可愛いお団子尻尾を振りながらこっちを見ていた。
あれ?この辺りで猫さんは珍しいなと近付くと、少し逃げる。
怖いのかな?取りあえず無害な人だと思って貰う為に
しゃがんで声を掛けた。
「どうしたの?今日は寒いねー」と話しかけると
くるりと背を向け歩き出した。
時々振り返りながら歩くので付いて行くと、
飲食店が並ぶうちの一軒に立ち止まった。
そこには、この猫さん専用(恐らく)のお茶碗が二つ、置いてあった。
中を覗くと、一つにはお水がもう一つにはカリカリが少し入っていた。
あれ?
これってもしかして私に御馳走してくれるつもりなのかしら?
急に可笑しくなった。
もしかしたら、私がお腹を空かせていると思ったのかも知れない。
「おい、お前お腹空いてないか?付いて来いよ」って、感じの誘い方だった。
人間の友達でもここまで親切にされた覚えはない。
野性的でクールな印象だけど、猫は親切な奴が多い。
このギャップにいつもやられっ放しである。
昨日は?位
←いつもありがとうございます。
昨日は?位
←ワンポチ、プリーズ。
←カラー写真はインスタグラムで。