またまた、読書の季節がやってきました。
雨だとね。特にね。
今回選んだのは、
「隣はシリアルキラー」 中山 七里著
もうね、表紙の絵がすでに怖い。笑。
前に、読んだ「護られなかった者たちへ」の同じ作者さんの作品です。
この方の作品は、社会問題とラストのどんでん返しが魅力なのかも。
あらすじは、主人公の神足の悩みは深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。
何かを切断しているような…もしかして、死体?
連即殺人事件の犯人は、隣人なのか?怖すぎて眠れなくなるホラーミステリ。
登場人物もやや少なめなのでこの人かなぁと目星は付けやすいかも。
でも早く知りたくてグイグイ読んでしまう作品でした。
こちらも、同じ作者さんの作品。
「カインの傲慢」 中山 七里著
あらすじは、練馬区の公園で少年の死体が発見される。調査の結果、少年は中国人で、
死体からは臓器が持ち去られていた。捜査一課の犬養隼人は、後輩の高千穂明日香と共に捜査に乗り出す。
事件の裏に見え隠れする巨大な陰謀。それに立ち向かう犬養たちの執念と葛藤。驚愕のラストが待つ、
医療と社会の闇にも迫った警察ミステリ。
法律と倫理と正義、悩ましい問題です。
貧困と臓器移植、ドーンと重たいテーマが横切ります。
これも綾野剛さんと北川景子さん主演で、映画化されるとか。
どんな映画になるのか楽しみです。
大好きな阿部サダオさんの主演映画だと聞いて、
映画よりも先に原作を読みたいと思ったので購入。笑。
わー、はまり役なのかも。怖い怖い。
そもそも不思議な人だと思っていたけど、
良い人役も怖い人役も軽く出来てしまうんですね。
昨日、「音量上げろタコ!何歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!」が
深夜テレビでやっていたので(こっちはコメディだけども)つい見ちゃいました。
これはこれで訳わからんかったけど、伝説のロッカー役がカッコイイ。笑。
…脱線しましたが、本の内容です。
「死刑にいたる病」櫛木 理宇著
大学生の雅也は鬱屈した日々を送る大学生、そこに一通の手紙が届く。
連続殺人鬼の死刑囚からの依頼は、たった1件の冤罪証明だった…。
事件を調べるうちにその人生に潜む負の連鎖を知る事で次第に魅せられてゆく。
一つ一つの選択が明らかにしていく残酷な真実とは…。
モヤモヤする終り方だったけど、イヤミスって程でもないのよ。
当り前だけど、人が一番怖いです。
で、次。
作者繋がりで、こっちは図書館で借りて来ました。
原作が映画化されると作家さんの本は借りられる率が高いっぽいです。
予約してもなかなか届くのが遅かったです。
「虜囚の犬」 櫛木 理宇著
穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛は、友人の刑事和井田から
ある事件の相談を持ち掛けられる。白石がかつて担当した少年、薩摩治郎。
7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという…。
主人公白石の料理の手際とか家事のこなし方を見ていると
かなり仕事の出来る人っぽい描写も少しくどいかな。
しかし、色々登場人物があとからあとから出て来て内容も色々混乱します。笑。
でも終りが割と明るく収まっていたので良かったって感じかなぁ。
しかし、洗脳系多いな。
これは虐待の連鎖と洗脳がメインだけども。
関係者が多くて、戸籍や名前のトリックはズルい気がする。
ちょっと前(映画が公開になってた頃)に読んで
思い出しながらの記事でスイマセン。笑。