私は小さい頃から皮膚が弱く、
兎に角ありとあらゆる皮膚科の先生にお世話になってきました。
今のところ、酷い状態にならない限り
通院は定期的には行っておりません。
歳と共に皮膚科だけでなく、色んな科の病院にお世話になりながら
この歳までやり過ごしてまいりました。
今生きているんだし、一応御の字なのですが
私が病院に恵まれているのかいないのかは良く分かりません。
で、お医者さんってのは診察室に入って数分で
診断をどう行っているのか気になっておりました。
日本のお医者さんの本でないのが残念ですが、
イギリスのお医者さんが書いた朝の診察室での出来事が
詳細に書かれた本を見付けたので読んでみました。
イギリスという国は日本と違って医療費が税金で賄われている為
専門医にかかる前に総合医というモノにかかるのが通例らしく
所謂、医療費の門番的な役割を果たしているらしい。
「今、こんな症状なんだけど何科の病院に行ったらいいのか分からない」
という場合、凄く正確に(かつ丁寧に)プロが誘導してくれる有難いシステムだ。
ここまで聞いたら非常に羨ましいシステムなんだが、
この門番的な先生達ってのは凄い知識量と卓越した診断力で
朝の診察を行っているんだとこの本を読むと解る。
これ、日本の医療でやろうとしたらとても大変なんだろうなと思ってしまう。
確かに何科に行ったものか悩む症状って多い。
嫌な症状を繰り返す生活のクオリティの低い暮しをしている人間にとっては
最短距離で望みの病院に行けるなら有難い事この上ない。
下手にドクターショッピングを繰り返さなくても良いのだから
それだけ、医療費の削減になるだろうし。
つい最近なんですが、鼻の横あたりが痛くて耳鼻科に行くべきか
歯科に行くべきか悩んでいたのですが、歯の治療は終えていたので
耳鼻科に行った時の事、一応、副鼻腔炎の疑いがあるので顔のレントゲンを撮り
良く分からないと言われ(白い影ははっきりとは出ていなかった為)、
ちょっと前に脳のMRIを撮った後だった事を知った耳鼻科の先生が
「僕はMRIの画像があれば分かるよ。有名な先生の元で仕事をしていたんだ。
その先生は見てるんだよね」しつこくその画像見れば僕なら分かると言い張り、
自慢話に終始し、痛み止めはおろかアレルギーの薬を5日分しかくれませんでした。
痛みを我慢しながら行ったのに。(←多分、私の顔が痛そうに見えなかったんでしょう)
前の病院に画像を取りに行って、またその耳鼻科へ通い続けるべきか悩んだ末…、
行くのを止めました。
結局、顔の痛みは前の(MRIを撮った)病院の治療の痛みによる「歯の噛みしめ」が原因であると
確信したので、例の耳鼻科にはその一度きりで行っておりません。
歯科で新しくマウスピースを作って貰ったので、一応痛みについては
取敢えず解決しております。
お医者さんも人間だし、患者とも合う合わないがあると思うので
何とも言えませんが…正直、コントかと思いました。
幾ら偉い先生と言えども、症状は患者しか知らないのだから
患者の気持ち(痛み)を知らない限りは正確に診る事は無理だと思うのです。
偉くなればなるほど、患者の顔を見ずに診断している先生もおられるかと思います。
お薬を間違った処方で出されると弊害が出たり、死ぬ場合もありますし。
弊害が出たら、またその医療で助けるんだろうかと思うと怖くなります。
日本の医療って難しい。
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