最近ご無沙汰していた親友の
『リー』に会いに行った時の事。
近所の薬屋を通りかかると、視線を感じた。
それは、とても低い位置からの
明らかに人の目線の高さからではなかった。
店の中に綺麗なキジトラがこっちを見ている。
ちょっとだけ開いたガラスの引き戸から
そっと挨拶をしてみた。
向こうもその気でそっと近付いて来てくれた。
でもやっぱり怖いのか、
植木鉢の影からそっと様子を伺っている。
思えば、
2007年度からこの薬屋の『ミーディ』と
そのご近所の『リー』の写真を撮り始めたのが
猫写真を撮るきっかけだった。
『ミーディ』が虹の橋を渡ってから
今は二代目の看板猫がいるようだ。
薬屋はちょっと前に改装されて
随分と綺麗でお洒落になって変わってしまったけれど
『ミーディ』と同じ高さにあるの瞳の輝きは
数は違えど、そのままだ。
今日も店頭で来客があると彼らなりの
挨拶をしている姿が
可愛らしく、愛おしい。
昨日は64位
←シャイな二代目に、クリック一つ。
昨日は24位
←ステキな瞳の輝きに、クリックもう一つ。
※どうか一度。「山猫屋」からのお知らせです。
飼い主さんとの間のあんなに素敵な物語を編んでいたのですね、rojinekoさんは!
今月4日に同居の猫(の片方)が亡くなりました。
わかっていたことですが悲しいものですね。
少しずつ立ち直って、今では早く新入りさんを迎えたいと思っています。
路上で出会う小さな瞳は、何処か神々しくて
私達人間を試している様にも見える時があります。
別れはいつも辛いですが、
一時は預かった命を天に帰しただけに過ぎないのかも知れません。
人生の途中で、ほんの僅かな時間を一緒に過ごせた事が宝物である事に間違いはないのですから。
rojinekoさんの言葉はどれも心に染み入ります。
こんなことがあってようやく、残った子にもっと優しくなろうとする自分がいます。
人間よりはるかに短い生涯を、
精一杯幸せに送ってほしいと思うようになりました。
自然と伝わるものだと思います。
たとえ言語や種族が違っていても。
anooshkaさんと共に過ごせる猫ちゃん達は
きっと幸せですよ。
これまでも、これからも。