照明操作に関わる小ネタです。
「アレクサ、照明を暗くして」「明るくして」
シーリングライトの、明るさを上げたり下げたり操作する際に声をかけます。
先の記事で、
明るさの調整は、アプリでは初期値が10段階になっていますが、ご自分の照明に合わせ数値を変更することができます。私は全消灯~全点灯の、5段階にしてあります。
と、書きました。
だがしかし、この設定にしている時、物理的なリモコンで明るさを先に変更していると、アプリのそれと実際の明るさとの段階が合致しなくなることがあります。
例えば、現時点で照明の明るさが5段階の3だとして、ちょっと暗いから、「アレクサ、照明を明るくして」と声をかけるとアレクサ(LS-mini)は5段階中の5からスタートするので、(照明は、操作の範囲外です)とエラー表示になってしまいます。
物理的なリモコンを全く使わず、声による操作だけなら差は発生しないのですが、そうは言えつい手元リモコンで明るさを変更することもあり、その都度(操作の範囲外です)と返事されるとイラッときます。
こうなると、アレクサ側にあわせる為に物理リモコンボタンをポチポチ押さないといけません。これが面倒です。
しかしよく考えてみると、アレクサ(LS-mini)は、単に明るさを上げるか下げるコマンドを出しているだけなので、アプリで設定してある「1から5段階」を超えると(エラーだよ)と返答しているだけなのです。
ということは、アプリ側の5段階設定を見直し10段階に変更してみたところ、エラーにならず音声だけでうまく上げ下げができるようになりました。
物理的な照明器具のコントロール範囲は1~5段階であっても、アプリの操作範囲を1~10段階に設定しておくことで、(操作の範囲外です)というエラーを回避できるようになりました。
ちょっとしたコツですが、リモコンから出るのは「赤外線」だけという原則に立ち戻れば、解決策はあるものです。
実際の照明器具は5段階中の3。ここでアプリは10段階中の6を示している。ここから2回「明るくして」と言ってもアプリはまだ「操作範囲内」にあるのでエラーにはならない。暗くするときも同様に、ここから4つ落としてもまだ「範囲内」に留まる。
初稿:2020年2月1日