今年も行ってきました長崎県西海市大島の「大島トマト」。昨年までの様子はこちら。
2月から始まり4月一杯かGWまでの予定で、今年も土日祝日開催の日程になっています。大島トマトとは大島造船所が経営するトマト農園で栽培されるファースト種のトマトです。極限まで水分をやらず甘さをぎゅっと凝縮させたプレミアムな一品です。
糖度が9度から11度になるA級品は贈答用として一部市場にも出回りますが、多くは大島近辺の産直所など限られた場所でしか手に入りません。(オクでも出品されてますが3倍くらいぼってます)
トマト園で直接収穫すると、入場料300円と刈り取ったトマトを1kg1300円で購入する形になります。A級品ばかり見分けられるならかなりお得に購入することができます。
繰り返しますが「取り放題、食べ放題」のトマト狩ではありませぬ。1kg1300円です。そう、重さで幾らですから甘そうなA級品だけを慎重に選別しなくてはなりせん。
コツは小さくて縦筋が入ったやつ。大きく膨れた一見甘そうなやつは甘くありせん。子供のこぶしサイズ位で尖がって筋が一杯入ってるトマトがA級品です。自信が無いうちは近くの産直所やトマト農園の店頭で売っているA級品(糖度計で選別済みのヤツ)をじっくり見ておいて下さい。決して大型の熟したようなトマトはA級品には入っていませんから。
うちらは既に8シーズン目。通算10回以上は行ってますからA級品をずばりと見抜きます!(正直言うと勝率80%くらいです、小さく筋があっても甘くないヤツもあります。それでも市販のトマトよりずいぶん甘いです)
この日、島では桜が満開でした。シーズン中、もう1回か2回、トマトの収穫に行きたいと思っています。
さて、トマトはおいといてホテルの話。
大島造船所が経営する「大島アイランドホテル長崎」がリニューアルします。新しいブランドは「オリーブベイホテル」。
正式オープンは2013年4月12日。この日はプレオープン状態で一般にも見学させてくれるということで拝見してきました。
このホテル、実はだいぶ前に宿泊した際ちょっともめた事があったのですが、その際に支配人さんより過分なサービスをお詫びとして頂戴したことがありそれ以降も何かと利用する機会がありました。
まず、外観。巨大な衝立みたいになりました!著名な建築家、隈研吾氏による設計だそうです。
エントランス。
白を基調にした開放感のあるエントランスとロビーでした。
早速最上階まで登って下を見下ろすと・・・
ウッドデッキが無くなりました。そしてラドントロン温泉小屋も解体されてます!
で、風呂は部屋の中に・・・いやバルコニーに設置されてますよ。
これは下から丸見えではないでしょうか! 夜、ひっそりと入る風呂なんでしょう。
でも夜に風呂入ったら、たぶん夜景はまっくら・・・だと思います。
スイートルームを拝見しました。
至る所に鏡が設えてあり開放感と合わせ豪華な空間を演出しています・・・、が私らからするとなんだか「からくり屋敷」のようでした。開けようと思ったらはめ込み鏡だったり向こうから人が来たと思ったら自分の姿だったり・・・。もっと狭い部屋で壁に囲まれていたほうが熟睡できます、私ら貧乏人は。
和室も見学させて頂きました。
以前は将棋の名人戦なども行われた由緒あるホテルです。和室も要るんでしょうね。でもラドントロン温泉はもうありませんよ。部屋風呂、いやベランダ風呂ですよ。そーいやアイランドホテルの時には貸切家族風呂もあったんですがね、どうなったんでしょうか。ラドントロンが切れたのか沸かし湯だったのかよく分かりませんが。
そして「マリーナ」になった海中テラス。ここは釣堀だったんですけどね、釣りは止めたんでしょうか。クルーザーも新しくなっているようです。いやあのボートを塗り替えただけかな?
夏にはこの船で近くのプライベートビーチまで連れてってもらいました。半パンで操船していたおっちゃんは今日はスーツを着込んで接客してました。また船に乗せてってください。
以前は「キッストマト」の名前で営業していたレストラン。新しく「オリーブ」として生まれ変わりました。
広い天井とオープンキッチン。以前壁に掲げられていた微妙に漁師感が漂う大きな日没の写真、どこへ行ったんでしょうか。すっかりおしゃれさんになっていました。
最上階には結婚式も開けるオープンスペース。
海外リゾートを想わせるプールサイドデッキ。
立派なホテルに生まれ変わり、4月12日からオープンです。
2015年1月追記
ブログのアクセスログを見ていると、「大島アイランドホテル 釣り堀」というキーワードで訪れる方が多数。
2年の前の記事になぜアクセスが多いのか不思議に思っていたら、TV番組「探偵ナイトスクープ」でこの釣り堀が取り上げられていたのですね。全然知りませんでした。
私が訪れていた当時は、釣り堀にはあまりお客さんもおらず釣れているのを見た事がありませんでしたが、こんな事情があったとは。
以下、その当時の模様を記録したYouTubeリンクを貼っておきます。
YouTubeより引用
2014/09/20 に公開
私は長崎県の大島アイランドホテルという所で働いているのですが、当ホテルには宿泊のお客様が、気軽に釣りを楽しんでいただくための、海上釣り堀があります。しかし、その釣り堀がほとんど釣れない状況になってしまっているのです。
それは10年ほど前に放流しずっと釣られず、今では1mほどに成長した巨大なヒラマサ2匹が、釣っていただくために放した小魚や中型魚を全部食べてしまったからです。
過去に何度も釣り上げようとしたり、捕まえようとしたのですが、どんな方法でもダメでした。ほとほと困り果てております。
どうかお願いです。釣り堀の主となってしまった、このヒラマサ2匹を捕まえてください。そして、良く釣れる釣り堀にしてください。
追伸
捕まえることが出来ましたら活き作りとしてプレゼント致します。
局長:西田敏行
顧問:ルー大柴
探偵:長原成樹
秘書:岡部まり
ちゃんと釣れたんですね(笑)
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