酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

<寄稿>カタールW杯現地観戦レポート ジャイアントキリング

2022年11月25日 | サッカー

<寄稿>カタールW杯現地観戦レポート 

ドーハ到着 
ファンビレッジ  
ジャイアントキリング 
ファンフェスティバル  
アラビア飯  
新しい歴史を祈って 
国旗掲揚  
スーパースター 
勝利への脱出  
新しい日本の歴史 
決勝トーナメント進出 
新たなる旅へ 

現地観戦に行った兄からのメールを転載。
ちなみに兄は、私と98年フランスW杯に行き、それ以降、ドイツ・ブラジル・ロシア大会で現地観戦に行っています。基本、SNSをやってない人なので、私(弟)のブログへの寄稿として掲載しています。
※友人限定のFacebookに同様の投稿があるそうです。


 

昨日(11月23日)のドイツ戦。
過去に経験のない、素晴らしい試合だった。

⚽️ジャイキリだけを、狙って観れるものではないし、
格上には、ほとんどの場合、やられてしまうので、
観戦を重ねたからといって、必ず巡り合えるものでもない。

素晴らしい内容のクリーンな試合を観戦できただけでも、稀有な体験なのに、
ワールドカップ本大会で、こんな素晴らしいジャイキリを目撃できた事は、
本当に特別な体験だった。


⚽️試合後、こんなこともあった。

多くのスタッフやセキュリティー
(ほとんどが外国人労働者たち)から、
ナイスゲームとか、素晴らしかったと、声を掛けられた。

中には、僕が日本人だとわかると走って近づいてきて、
食べてくれと、アルミホイルの包みを2つくれた人もいた。

開けてみると、ハンバーガーとパイの包み焼きの様な、手製のフードだった。
美味しかった。

きっと、自分のご飯をあげたくなるほど、感動して、嬉しかったんだろう。

僕が何かを成し遂げた訳ではないので、
恐縮するというか、面はゆかった。
でもとても幸せな気分だった。


⚽️サッカーのジャイキリにも、きっといろいろあると思う。
今大会初のジャイキリは、サウジアラビアだった。
そう言えば、僕も感動して、サウジサポーターに話しかけたっけ。


イエローカードが乱れ飛び、ケガ人が出る、死闘だった。
ジャイキリを達成するためには、チーム全員全力を出し切らないと
できないんだって、多くの犠牲もつきものなんだって、その時思った。

⚽️翻って、ドイツ戦は
イエローカードが、試合を通じて両チームに一枚も出されなかった。

クリーンで、好ゲームな(心臓に悪い)、
全員全力で勝ち取ったジャイキリだった。
そこには、より多くの人の感動を呼ぶチカラがあった。


チーム一丸となって勝ち取った『ドーハの奇跡』。
そこに立ち会えて光栄だった。

iPadから送信
(文章、写真とも兄による)

このあと、私宛の私信として、泊っている部屋(コンテナハウス)がいかに酷いか、前の宿泊者が泊ったままでクリーニングもなし、シャワーブースには泥が溜まっている状態だとクレームが書いてあったので、こちらに返信しておきます。

「 "来た時よりも美しく" チェックアウトしよう、それが日本人サポだ!! 」



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