9月の3連休、ようやく天気に恵まれました。
中日の14日に久々の登山にいってきました。
今回も子連れお気楽コース、立山です。
関東にいた頃は立山は憧れるも遠くてなかなか行けないところでした。
今回は日帰りで行ける距離となります。
でも9月の3連休、激混みを予想して朝一番のケーブルカーに乗るべく
星の降る夜に家を出ました。
立山I.C.を降り、立山駅を目指します。
道路脇は収穫を目前に控えた田んぼが広がり、
横を見ると、北アルプスのシルエットが
雲ひとつない夜明け前の空にくっきりと見えています。
写真中央のギザギザした山が剣岳です。
6時前に現地に着きましたが、もう駐車場もいっぱいで、ケーブルカーは1時間待ちでした。
立山駅の標高は475m、ケーブルカーで977mの美女平までこの急勾配で一気に上り、
そこから2450mの室堂までバスで行きます。
室堂に着いたのはもう9時をまわっていました。
初めてきましたが、360℃山々に囲まれて、なんとも素晴らしいところです。
立山は写真左から富士ノ折立(2999m)、大汝山(3015m)、そして右側の雄山(3003m)の
総称で、今回は山頂に雄山神社のある雄山を目指します。
標高2700mの一ノ越までは整備された登山道。
そこから写真右側の尾根に沿って、岩山を登って行きます。
一ノ越までは両脇に高山植物を見ながら、
のんびりと足慣らしです。
イワイチョウの大群落があちらこちらに。
もう花はありません。葉も紅葉し始め。
ヤマハハコ
小さなミヤマリンドウ。草陰に埋もれるように咲いていますが、
青の色が輝いて目立っています。
ヨツバシオガマ
大好きな花です。
もう咲いていないと思っていたけれど、
かなり多くの花が見られました^^
ミヤマキンバイ?かな・・・
こんな時期に春の黄色が味わえるなんて~
ミヤマアキノキリンソウ
こちらも素敵。
青い空にくっきりとした稜線。やはり山はこうでなくちゃ!
夏の主役。ウサギギクもまだ咲いていました。
この花をみると元気がもらえます。
ふと見上げると、人の列がびっちり~
ゆっくりゆっくり登って行きます。
つづく。
そうでしたか~
故郷だったのですね。
なんてすばらしいところにお生まれなんでしょう~^^
そうそう、先日NHKでも地元の小学生の雄山登山の様子を
紹介していましたが、グリーンサムさんも通った道だったのですね。
私が行った時も、未就園児や小学生が沢山来ていました。
こんなに子供が沢山来ている3000mの山はないですね。
うちのも含め、泣き、笑い、色々ドラマがあるようです^^
ハイヒール・・・ヒールではなかったですが、
パンプスで来ている人がいましたよ。
サンダル履きで一ノ越しから登っている親子も^^;
子供は一応、レインウエアも含めきちんとした格好だったので親の方は余裕な人なのかも?^^;
しかも若いご夫婦。生後6カ月くらいの赤ちゃん連れて
山頂に登った人もいて、さすがに私は?でしたよ・・・
人生、色々な価値観があるんだなと感じた山登りでした。
でも、なんといっても室堂平の景色はいいですね。
紅葉はさぞ素晴らしいでしょうね。
今度は剣の方にも行きたい。
何度も通いたいと思うような所でした。
一年中この山を見て育ちました。当たり前のような景色でしたが故郷を離れ北アルプスの屏風のような景色がどんなに素敵だったのか思い知りました。
富山の小学生は、卒業までに立山登山があります。私も登りました。もちろんアルペンルートができる前、室堂にホテルも出来る前でした。
結婚してから相方を伴い再登山しました。天気に恵まれ能登半島までくっきり見えました。
そして生まれた男の子に雄山にちなんだ名前を付けました。
ハイヒールで上がってくる観光客を見ると複雑な気持ちになります。
続きが楽しみです。