のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

名無しバラ -百合ヶ原公園-

2013-06-29 | 原種・原種交配バラ



先日(6/27)行った百合ヶ原公園のバラなのですが、
去年の秋に見てとても気になっていたバラが咲いていました。



とても優しいピンクのバラで一面いい香りが。
ロサ・ペンデュリナもそうでしたが、
株のそばに寄るだけでいい匂いです^^




このバラのローズヒップは、フラゴン型。



葉は小さくて、枝がピンクを帯びていてとてもしなやか。
もしかしたら見たことはないのですが、ロサ・マクロフィラ系のバラでは
ないかと思うのですが、名札がありません・・・


もし、お分かりになる方がいらっしゃれば、名前を教えて下さい。



咲き進んだ花も可愛らしくて、一目ぼれしてしまいました。


今日はダマスク

2013-06-29 | ダマスク(D)

オールドローズの中では比較的ブルボン系が早く咲き始め、
そして後を追うようにダマスク系が咲き始めています。

去年、一目ぼれをしてしまったブラッシュダマスク。

ブラッシュダマスク(D)

隣に植えているパティシテ・パルマンティエ(A)が大株なのですが、
それに蕾がたわわについていて、しなやかな枝が反り返り、
完全にまだ小さな株のブラッシュダマスクに覆いかぶさっています><
春に支柱を入れておけばよかった!!
今はトゲトゲの枝の中に手をいれるのは無理です。
雨でも降ったら大変なことになりそう~



というわけで、日陰でこっそりさていているブラッシュダマスクです。
花の大きさは4~5cm位かな? 結構小さいです。


咲き始めが濃いピンクがある花もあるのには驚きました。
百合ヶ原の株は年季が入っているので、花色もいい味しています。
去年の百合ヶ原の花はこちら





うちのもこんな風に咲いてくれたらいいな~^^


そして、・・・とてもいい香りのマダムゾイットマンです。


マダムゾイットマン(D)

今年初めて見るお花です。
最初に開いた時は、花が薄く奥行きがなくて、え?こんなに貧相なの?
という印象でした^^;



でも次第にポンポン咲きのように丸くなりふっくらと。
色も白っぽく変化して印象がガラリとかわり、



ダマスク特有の品のある香りを漂わせながら
引き締まった花になりました。
隣では盛りの過ぎたマルメゾンが、花も崩れてだれていますが、
この花は小さく引き締まっていて、とてもすっきり見えます。



マダム・ハーディ(D)

マダム・ハーディとどこが違うのか比較を楽しみにしていましたが、
ハーディの方が花は平べったく、グリーンアイがはっきり見えていて、
花の大きさも少しだけ大きいです。



香りは本当によく似ていて、どちらも最高!!
今年はこれでローズウォータを作ってみようかな。



ハマエンドウ

庭も花盛りに

2013-06-28 | 2013夏



バラに季節が続いてますが、我が家の道路に面する花壇も
いつの間にか花盛りになってきました。

今日は少し引いた写真から。

南側の花壇です。
ブルボンクイーン、ジギタリス、カンパニュラ、マダムハーディ、
そして台木のノイバラが花盛り。
足元には、シレネ・ブルガリスとタイムが咲き始め。




東側の歩道沿いです。
フランシーヌ・オースチン、ネペタ、フェスツカ・グラウカのグラス、白のジギタリスが見ごろです。



フランシーヌの足元に植えたフクロナデシコ
春に種をまいたものです。バラの開花に間に合いました。



地→鉢植えに養生中のバフビューティ
やっぱりこの色いいなあ



コンスタンス・スプライもいよいよ咲いてきました。



ロサ・フェドツェンコアナはポツポツと途切れることなく



フェンヤはそろそろ終わりです。
今年はローズヒップの数は2つくらいにとどめ、株の成長が優先です。



そしてジャクリーヌ・ド・プレが優雅に咲き始めました。


好きなバラに囲まれて。ゆっくりゆっくり時間が進んでほしいものですね~


極上のアルバローズ -百合ヶ原公園-

2013-06-27 | アルバ(A)

朝から雨でした。気温は15℃くらいでとても寒く感じます。
今日は午前中時間があるので気になる百合ヶ原公園にバラを見に行く予定でしたが、
意外としっかり雨が降っていて迷うところです。

気象レーダー画像と短時間降雨の予想とにらめっこ。
雨雲ぬけそう・・・いちかばちか雨の降る中、出かけてみました。

公園に着くと霧雨にかわり、歩けるくらいに~^^
よかったです。
バラは雨粒が沢山ついていて、倒れているものも多く、
いつもの表情とは違っていましたが、
雨ならではの特別な表情も見れました。

今日は、雨がとっても似合っていたアルバのバラの紹介です。


出迎えてくれたのは、アルバ・セミプレナ
まだ開き始めたばかりで開花は数輪です。
シルバーの葉に清楚な白い花。雨のしずくがキラキラ光って、
息を飲む美しさでした!


我が家ではこのバラの血をひくイングリッシュのスキャボローフェアが咲き始めました。
やはり親子ですね。開花時期がそっくりです。




続いてローズウォークに入っていきますが、他のバラはの様子はまた後日・・・

次に迎えてくれたのは、大好きな Suaveolens


前に見たときにも素敵だなあ~、樹形もいいし、葉もいいし、花もいいと
思っていたのですが、今日見て確信しました!!







アルバ・マキシマにとても似ています。
今日は両方見比べられましたが、こちらの方が若干・・・花が小さいかも知れません。
雰囲気はとても似ていますが、とにかくいい株です。








庭で優雅に咲かせてみたい~~


そしてこちらがアルバ・マキシマ


優雅できれいです~





この2つの株は背が高く仕立てられていて、冬越しも楽そう。
こんもりと上の方で咲いて、花はうつむいてくれる。
アルバのこの2本はとても素敵でした。



セレスティアル



まだ花は開いていませんでしたが、この葉だけでも観賞価値があります。


とにかく美しいです。



これも葉の様子からアルバだとすぐに分かります。 アメリア(Amelia)

セレスティアルと同様にピンク色の花色。
アルバといえば、セミプレナのような白。バラ戦争で用いられたバラというのが
有名ですが、このような優しい色合いもあるのですね。

でもダマスクとロサ・カニナの自然交雑から生まれたのがアルバなので、
ガザンリクのようなピンクやカニナの優しいピンクからこのような色合いのピンクが
生まれるのもなるほど、と思います。
そういう目でみると、少し浅いグリーンのところはダマスクの葉にも似ていますね。


今日はなんといってもアルバのバラが美しい一日でした~!!



公園内は人もまばらでゆっくり見て回ることができました。
行ってよかったです^^

ブルボンクイーン

2013-06-26 | ブルボン(B)・ポートランド(P)



朝方、ドン、ドンという音と小さな振動で目が覚めました。
あーきっと事故だあ~と思い、窓の外を見ると、
車が2台接触して民家の塀も少し崩れていました。
この辺り住宅地の生活道路で止まれの標識がないところが多く、
一方が優先道路に一時停止なしで突っ込んだようです。
幸い怪我等はないようでした。 ホっ!

時間は4時だったのですが、かなり明るくて、バラの開花も気になり
それからは全然眠れず、結局起き出して枝葉の回収ゴミを出したり
写真を撮ったりしていました。


ブルボンクイーン

朝の開花し始めるバラはきれいですよね。
大きく膨らんだ蕾が沢山出そろっていたブルボンクイーンも一気に開花です。



花には白の絞りが少し入り、枝はしなやかでよく伸びます。
うちの株はまだそれほど伸びていませんが、
近い将来、どう誘引したらいいのかと悩む位大きくなってほしいなあ~



毎年リナリアと共演してくれたのですが、今年はジギタリスが育ち、
上手く開花が合いました。


緑一色だった花壇はあっという間に華やかになっています。






株元のシレネ・ブルガリスも見ごろになりました。

ブルボンクイーンも香りがいいバラですが、少しスパイスががった香り・・・
ピンク色の花びらはこれから色が退色していきますが、その姿がまたいいのです。
その様子はまだ後日^^




隣ではいよいよマダム・ハーディが開花し始めています。