行ってみると表に見慣れない車両が。聞いてみるとトーハツの「ランペット」。
ランペットと言うとああ~あれか~という感じですが、私も本で見た事はあっても実物は1回くらい見ただけ、公道走っている車両を見るのは初めてです。年代的にはうちのスポーツカブ達と同年代の車両ですね。
大きく違うのは2ストだという所。スポーツカブのライバルでもあります(ランペットの方が早いけど)。
オーナーさんはこの日も普通にコレに乗ってこられたとか。
いいですね~。
かなり詳しい方で色々とランペットの事を教えて頂きました。
この車両はランペットでも「DA」と言う60ccのモデルとの事。
50ccのモデルが「CA」、それのスポーツ仕様が「CA2」、さらにトレイル仕様(ホンダで言えばCT)が「CA1B」と言うモデルだそうです。
一言にランペットと言っても色々モデルがあるものです。
しかもモデルごとに色が違っていて、このDAはブラウン?で、CAはアイボリー、CA2は水色、CA1Bはオレンジ?だとか。
カラフルなカラーです。以前本で見た事があるのは水色だったのでCA2というモデルですね。
なんというか、カラーリングと言いスタイルと言いパッと見て引き付けられるものが有ります。
車両も綺麗にレストアされていますが、オリジナルの塗装を残しつつ仕上げられています。
ブラウンなんですが、ちょっと紫かピンクが入ったような・・・うちのC110Sの様な微妙に変わったカラーです。
ウインカーの様な所にもちょっと変わったデザインがあったり、見慣れたホンダ車の作りとは大分違います。
しかしこのサイドバーの作りは良いですね。
色々考えている事のちょっとしたヒントになりました。
綺麗にレストアされたエンジン。エンジンをかけて頂きましたが、2ストならでは白煙を噴きながら快調に回っていました。50ccモデルと60ccモデルはエンジンの見た目は変わらないとの事。
どの程度早いのか、一度スポーツカブと比べてみたいものです。
メーターは100km/hオーバーまであります。60ccですが、どこまで出るのか・・・?
それにしても思わず欲しくなってしまいそうな、そんな1台でした。
余談ですが今でもトーハツ社が残っているのは帰ってきてトーハツのサイトを見て初めて知りました。
1960年代に単車などはやめてポンプなんかの製造のみになったみたいですね。
詳しく知りたい方は コチラ をどうぞ!
丸バック?が付いていた様な独特なスタイ ルでしたが、もうマニアの手に有って中古の 売買も無かった様な??
とても部品が手に入りにくそうな車ですね。
カタログによると、最高速は、80キロメートルで、0~200メートルは、15秒です。原付2種で、2人乗りが出来る事を大きくうたっています。
ランペットは希少ですよね~。ほとんどネットで見かける事もありませんね。
特に小排気量車はあっても結構な値段になるようで・・・スポカブよりもいい値がしそうです。
私も部品が手に入りにくいのでは?と聞いてみたのですが、そうでもないですよとの事でした。ネットの活用やそれなりのルートがあるとは思いますが。
コレのカタログなど良くお持ちでしたね!?
カタログでも希少なのでは?
それにしても参考になるデータです。
カタログ値最高速80km/HだとC115となら五分ですかね~。
お見かけする事があるかも?です(笑)
当時北海道でこれにタイヤチェーンを装着して
配達の仕事をしておりました
その後発売されたLD3がほしかったのですが
お金がなく買えませんでした、その悔しさをばねにバイクメーカーの技術者になりました、そしてそれ以上のものが作りたかったのですが、はたしてあれらはそれ以上だったのかどうか
因みにフロントフェンダー先端は白かったはずです
貴重なお話、ありがとうございます。
当時は普通のバイクだったランペット、これだけいいバイクなのに現存台数が少ないのが残念ですね。