さすがチタン合金のボルト、硬さも軽さもバツグン。
足から出てきました。今週明けから入院しまして、一昨年末に足の間接を骨折したときに埋め込んだボルトを抜いてきました。
仕事も忙しく中々休む間もなかったので埋め込んだまま1年半になったのですが、ボルトが色々と入っていたのでちょっと足に当たると痛く、そうでなくても足がきしんで痛んだので思い切る事に。
手術した事がある方は分かるかもしれませんが、部分麻酔のための腰への注射が「激」痛く、尿道に管を入れられた時の不快感、抜くときの激痛、ケツやら一物やらを看護婦さんに弄り回される不快?感(笑)、たまりません。
コレだけのボルトを抜くだけの事ですが、上記に加えて前後に点滴やら注射やら打たれまわるので凹みます・・・。
とにかくココしばらくまともな休みが無かったのですが、1週間病院でゴロゴロしてじっくりと休憩&ついでで今まで買いためてまともに読んでなかった単車本をじっくりと読む事ができました。
色々と今後のスケジュールも立て直す事ができてコレはコレでいい時間を頂けました。
ボルトはどうしますか?と聞かれたので欲しいので下さい!という事でもらって来ました。
看護婦さんに「何するんですか?」とは聞かれましたが。
ボルトとと言うとステンレスかと思っていたのですが、今時はチタンなんですね。
すごく軽いし強度があります。
中も中空になっていまして余計に軽い!
先端は骨に穴があけられる様にドリルの先のような細かい作りになっています。
コレがかなり精密な作りです。
単車には使いませんが、単車用だったら結構高額だと思います。
六角レンチで回るようになっています。
改めて様々なカスタムで軽量化のためにチタンボルトを使用するのは良いな~と実感。
しかし硬いですよね。ステンレスなどと同じく伸びが無いのでよっぽどスプリングワッシャーなどをかまさないと振動で緩んでしまいそうです。
振動が多い旧車には向かないでしょうね。雰囲気も含めて。
やはり旧車には「純正」ボルトですね。
いくら錆びないからといってステンレスを使用したり、軽量化をしたいからとチタンを使用したり、ホームセンターの安いユニクロを使用するのは気が引けます。
伝装系に何か問題があるのではないかと一度コイル付近をチェックしてみましたが・・・
微妙にオイルにじみがあるのですが、そんな事よりもコンデンサーのハンダ付け部分の線が切れ掛かっています。これが原因の一つか・・・?
完全には切れていないのでそうとも言い切れないのですが、とりあえず一度キチンとやり直してみて様子を見てみようとハンダを盛り直し。
コレで長時間走っても不具合が出なければ原因判明ですが、これでまた問題が出るようならばコンデンサーを交換してみようかと。
盛り付けた後接触チェック。結構ハンダを盛ったのでフライホイールとの接触が気になったのですが、なんとか接触しないレベルでいけています。
あとはパンク修理をして一度走らせて見るのみです。
キースターさん(岸田精密工業株式会社)製です。
旧車乗りには非常に心強いキャブレターアイテムを色々と作られていますので、私も非常に応援したい気持ちになります。という事で少々商品紹介をば。
キットにはメインジェット6パターン(77、79、82、85、89、93)、スロージェット3パターン(34、35、41)、ニードル4パターン、その他ニードルのリングやガスケット類、フロートのピン類など消耗品も一式入っています。
以前のオーバーホールキットの内容も兼ねていますし、これだけラインアップがあればまずセッティングに困りません。
これで駄目な領域を使おうと思ったら純正キャブではどうにもなりませんし。
価格はこれだけ揃って3,000-、非常にお得なキットです。
キースターさんのホームページから直接注文する事ができますので、知っておけばオークション等で高額に吊り上げられた商品を買う事も無くなります(笑)
キャブをセッティングする人も、これからオーバーホールする人も一つは買っておく事をお勧めするアイテムですね~。これはいいです。
→KEYSTERさんのホームページ
先週の週末も少し会社で仕事があったので、スポーツカブC110Sで会社へ。
もうかなり暑く市内の渋滞の中ウロウロと寄り道しながらだったのですが、この時期でも特に不調は出ず。まだまだいけそうです。
買い物しながら会社へ行き、帰りも市内を寄り道しながら帰りました。
しかしこのスポーツカブでトコトコ走ると気分がのんびりしますし、同じ街中を走っても気分的にのんびりしているせいかいつも目に留まらないものに気が付きます。
写真は走っている途中にふと気になった古い街道筋の古い建物。
先日から少々気になっていたのですが、どうやらホーンやウインカーなどの充電系の電装が作動しないようです。セレンかと思い予備の物に交換してみたのですが、微妙な感じ・・・。とりあえずヘッドライトが点灯するので灯火コイルが死んだ訳ではないようですが、配線の断線や完全にバッテリーが死んでしまった可能性もありますし、一度電気配線をチェックしなおす必要があります。
あとエンジンの音が少々気になるので、一度腰上だけバラして確認したい事も。
現在うちにある中で唯一元気なバイクです。
アジアンテイストなお洒落なカフェレストランです。
観音寺で有名な銭型(寛永通宝)から5分もかからない場所にあります。
オムライスやパスタがメインのお店です。
こちらはトルコライス。上記パスタやオムライスの他に色々なピラフ系の料理もあります。
個人的にはステーキピラフなんかに惹かれたり。
ちょっと量が多めのように見えますがその通りで、ライスとスパゲッティーそれぞれが一人前くらいあります。しかしこれで各メニューで設定されている一番小さいサイズ「ジュニア」サイズです。
お洒落なカフェの話かと思いきやココからいつもの如く話が展開します(笑)
ちなみにどのメニューにも小さい方から「ジュニア」「Sサイズ」「レギュラーサイズ」「相撲サイズ」の設定があります。繰り返しますが上のトルコライスはジュニアサイズで、普通のオムライスで「レギュラーサイズ」となるとこうなります。
丁度メガネが全体の半分の長さ・・・
ちなみに高さは・・・。
写真では小さく見えるかもしれませんが、軽く3人前あります。小山です(笑)
食べても食べてもという感じです。単一味だったら途中で飽きてくる気がしますが、デミグラスソースとクリームソース半分半分の「ハーフ&ハーフ」を頼んだ自分を軽く褒めてしまいます。
がつっと完食!最近少食気味なので相撲サイズは無理かも・・・。
四国のガツ盛りで有名なひばり食堂の上を行くのは間違いない!
レギュラーサイズでひばり食堂の大盛りに勝るとも劣らずでした。
相撲サイズなら倍盛りを超えるな~。
そんなガツ盛りチャレンジに興味のある方は詳しくはこちらを
茶屋ガーデン
→こちらを参照
ちなみにひばり食堂などと違って汚い格好の男共で入ると軽く雰囲気が浮いてしまう様な気がします(笑)
あくまでお洒落なカフェレストランですので。
全く手をつけていなかったのでGWまでには全く無理でしたし、ココは急いでかえってストレスがたまってはいけないとのんびりやる事に。
3月に先発でメッキに出していたクジラタンクのサイドメッキパネルや細かい部品が先月中旬にメッキから帰ってきました。
う~ん、ピカピカのサイドパネルにプラエンブレムの組み合わせ、サイコーです。
タンクに早くつけてみたくありますが、ほぼ同時に塗装に出したクジラタンク他の小物部品が1ヶ月以上経っても帰ってきてません・・・(泣)
錆がひどかったマフラーバンドなどもビカビカになって帰ってきました。
ここまで綺麗になってしまうのであればマフラーとバランスも悪いですし、マフラー本体もメッキに出してしまおうかと。
プツプツと錆があるので結構磨いていたサイレンサーですが、錆が取れませんので他の部品とともに特殊浴槽に2段階つけて錆を落とした上で、全部品をメッキに出そうかと思います。
シートですが今までは純正シートに硬い表皮でタックロール加工された物が載っていたのですが・・・
純正シートを入手する事が出来たのですが、やはりシートが後ろが高く、前が下がり気味のこのラインはサイコーですね~。
クジラタンクのボリューム感が強調されて非常に良いです。
HONDAマーク入り。早く全てを搭載した状態を見たいところですが・・・その前に色々とやる事が。今年は秋までは結構バタバタなのですが、その秋のプライベートなイベントではメインで活躍する予定になってきているので、それまでには実働状態に仕上げないと。
ステムベアリングの玉ではなく・・・
クラッチアジャスターがプッシュロッドを押す、そのアジャスターとプッシュロッドの間に入るスチールボールです。
以前から代用品を使っていたのですが、先日正式な部番・・・というよりもコレが出る事を知ったので手配して交換しました。
コレまで微妙なクリアランスで調整に四苦八苦していたのですが、こいつでクラッチもバチッと合わせる事が出来、先日のツーリングで確認しようと思ったのですが・・・エンジンが始動しなくなり確認できず。
その不調の件については追って。
事の発端はCB72購入直後に右サイドカバーをばらした時にスチールボールを紛失した事によるのですが、その時はそれがそこにあることに気が付かず(転がって行き易いパーツですから・・・)、再組み立て後クラッチが全く切れなくなって何かおかしい事に気が付きました。で、色々調べたのですがどうもそこに何か玉状の物があったのではないかと思ったのですが、手持ちのパーツリストにもそこに何かある記載が無く仕方なくナットとベアリングの玉を代用品にしてコレまで使ってました。
この状態でもてぎや九州にも行きましたので、乗る上ではどうという事もなかったのですが微妙に押しが足らず、調整が一杯一杯のところだったので何とかしないといけないなと。
1年前だったかこの事をCB72乗りの方にお聞きした時に「いやいや、その部分はスチールボールになっていて、今でも普通に部品は出るよ」と。
パーツリストに無いので部番分からないのですけど~・・・と思ってたら先日見たパーツリストに記載有り。手配出来ました。
パーツリストも色々有るようですね~。ボールの記載以外にも各部品の番号も違いますし。
おそらく私が今まで見ていたパーツリスト達は番号は現在の部番に変わっているものの結構古いもので、最近見たのは比較的新しい時期のパーツリストなのだろうと推測されます。
抜けてたので追記されたんでしょうね~。
本当はCB72で高知にお邪魔する予定だったのですが、CB72が不調で行けず・・・。
という事でSさんとスポーツカブ2台で近場をツーリングする事になりました。
私としてはスポーツカブだけで走りに行くのは初めてです。
道の駅滝宮に集合して一路吉野川へ出て徳島ラーメンを食べに行く・・・はずだったのですが。
Sさんの1960年式C111を先頭にスポーツカブ2台が一路南へ。巡航50k/H程度で走っていきます。
道中「山越」の前を通りましたが、まだ9時半頃なのにとんでもない大渋滞!連休中は県外者向けうどん屋さんには寄り付くものではありませんね。
C110は滝宮に着くまでは80km/H以上出ていましたし、首切り峠付近までもそれなりに走っていたのですが、途中たま~に「パスン」とアフターファイアーが出ていた事に不安が・・・。
と思ったら首切り峠の登りでガンガン回しだすとバンバン言い出して超減速。SさんのC111は全く問題なく走っていきます・・・。
最初はちょっとだけオーバーフローをしていた事を思い出し、登りで不具合が酷くなったのでキャブの油面かと思ったのですが、調整しても全く効果無し。メインジェットの緩みかと思ったのですがそれも無く、ニードルが外れたのかとも思ったのですがそれも無し。
走らないかといえばバンバン火を噴きながらなんとか走って行きます。
結局途中給油もしてみたりと色々試しながら道の駅琴南までからくも到着・・・。
道の駅は近辺を走っているツーリングライダーで賑わっていました。
青と赤のスポーツカブ2台もかるく注目♪
結局うちのC110は全くまともに走らず、SさんのC111もオイル漏れが酷くなってきたのでココで引き返す事に。
エンジンが冷めた帰りの下りでは問題無く走るので大体電装系に問題(多分交換して大して年数が経っていないコンデンサーがパンク)があるのが発覚。
帰り道はコンビニに寄って水をかけて冷やしたり、電装側ののぞき窓を外して熱が抜けやすくしたりしながら高松空港付近まで来たのですが、そこでこんどは私のC110のリアタイヤがパンク(爆)ここでリタイヤとなりました。
先月しまなみに行けなくて良かった~・・・。大迷惑をかけるトコでした。
という事で私がSさんのC111で私の家まで走り、車でSさんと私のC110をお迎えに。
結局うどんを食べて、あまりの暑さだったので私の家で休憩する事になりました・・・。
近くでよかったのですが、スポーツカブで高知とか無理に徳島まで行くとかの暴挙をしていたら悲惨な事になっていました。
夕方帰る時にはサンタンC110Sで途中まで一緒に走ったのですが、途中Sさんとお別れして小一時間程走ってかえったのですが全く不調でず好調。SさんのC111に至ってはオイル漏れ以外は終始絶好調でした。この真夏日の中、2台とも内蔵コイル式なんですけど~・・・。
うちのCB72を入れたら旧車という旧車は3台程度だったと思いますが、私は会場内には単車を入れていないので実質この2台だけですかね。
ベンリィC90?C92?。中々味わいのある車両です。
実走で来られたようですね。付近にオーナーさんはおられなかったのでお話しすることは出来ず。神社仏閣の典型的なモデルです。
以前仕事に行っていた先にベンリィが草むらに放置されており、オーナーの人によっぽど譲って頂こうかと迷った事があったのですが、連絡先等が分からず挫折した事が。
その後再度見たときにはキチンと敷地内に置きなおされていたので不要なものでもないようなのですが、もし機会があったら一度譲って頂ける物なのかどうか聞いてみようと今でも思っています。
ヤマハの旧車。パッと見YD-1かと思ったのですが、ボトムリンクだしシングルだし違うな~と。赤トンボのYA-1とも違いますから多分YA-2かYA-3でしょうね。
(調べて見たところリアにタンデム用のハンドル?があるのでYA-3(1959年発売)らしい)
今一つヤマハ旧車に詳しくない私です。そういえば私がホンダ好きのせいかヤマハの旧車乗りの方とはあまり接点がありません。
上記C9?と同じ125ccですが、2スト。当時の2ストには未だに乗ったことが無いのですが、面白そうですね~。
という事で一通り見て、要件を済ませたので小一時間くらいで会場を後にしました。
現行の大型バイクに乗っていたこともあり、以前から愛用していたオイルはMOTULの300V(15W50 エステル配合)でした。そのまま余っているオイルを旧車にも入れるようになったので、その流れで旧車なのにこの100%化学合成のハイスペックオイルを使い続けていたのですが・・・(そこまで頻繁にオイル交換をしていた訳ではありませんが)
先日何人かの方に聞いたお話ではうちのCB72で頻繁に発生する3~4速間でニュートラルに入ったかのようにギアがひっかかる現象の原因の一つにこの旧車には過剰といえるスペックのオイルがあるのではないかと事。あと柔らかいオイルを入れすぎるのも不可(15W50はそんなに柔らかくはないと思いますが)との事。
CB72のクランクケースには気温15℃以上の時は30W、15℃以下の時は20Wを使ってくれと非常に低温時硬いものの指定が記載されています。
クリアランスが広い旧車には合っていないとか、色々な話を聞きますね。
で、どうするか以前から考えていたのですがこの期に色々オイルを試してみる事にしました。うちのエンジンは結構オイル漏れが有りましてもちろんオイルシールのへたりもあるのですが私が化学合成油を使用してしまった事にも原因があるかと。
という事で同じMOTULで鉱物油でハーレーとかビンテージ車両向けのグレードであるこのオイルを選択。
30Wというものは無いので20Wのこのオイルにしたのですが、硬さは15W50から20W50に変えただけなので高温時の硬さは変わらないですし、これでギアの入りの不具合が変わるのか、正直そちらは期待薄のように思いますが・・・。
オイル漏れも止むか期待がありますが、こちらももう痛んでしまってるガスケット・シール類を交換しないと効果が無いかな~と。
CB72/CL72乗りの方の皆さんはどんな銘柄のオイルを使用されているのか・・・。