
と、やってました。久々の彦江製麺所です。ここのうどんはちょっと硬めで宮武やあたり屋なんかの麺に近い、こういう麺も私は好きです。ただやはり今日は遅くて蒸篭に置いてあるのを出してもらったので、かなり麺が柔らかい・・・。
やはり麺は出来たてじゃないと。

ここは坂出の民家の中にあるので、昔は来るたび場所が分からなかったものです。
慣れるまでにけっこう時間がかかりました。
彦江製麺所:坂出市横津町3-6-27
TEL:0877-46-3562
営業時間:AM8:30~PM2:00
定休日:日曜日
その2があるかどうかは気分次第ですが、すぐに忘れてしまうので覚えている時に書いておこうかと思います。

今回OHVエンジンが初めてだった私としてはこのOHVエンジンの機構は結構驚きでした。(OHVをいつも触られている方は常識的な話ですが)
モンキーRのようなOHCエンジンはヘッドについている給排気のバルブを動かすためにヘッド部分にカムシャフトが付いています。このカムシャフトの突起が回転する事でロッカーアームを押し、ロッカーアームがバルブを押して給排気を行うわけですが、そもそもカムシャフトを回転させる為に、クランクシャフト部とこのカムのギアをカムチェーンで連結しています。

ところがこのOHVエンジンでは腰下の写真のギアの向こうにカムシャフトが付いています。手前のギアで直接クランクシャフトと一緒に回転する機構となっています。

ヘッド側はカムが無いだけで、バルブ、ロッカーアームとも現行のOHCエンジンと特に変わりません。この腰下のカムからヘッドのロッカーアームを押すための物が写真のプッシュロッドです。この長い棒がシリンダー部貫通し、腰下のカムとヘッドのロッカーアームをつないでいるわけです。
意外と軽く、それでいて強度はあるようです。
これが曲がったらアウトですし・・・。
やはりこの方式では動力のロスがあるということでしょうか。
よく分かりませんが、その後今でも使われているOHCエンジンに変わっていったわけですね。
朝そこそこの時間から出発。今治でもあちこち寄りたいな~と思ったのですが、結局諦めて先を急ぐことに。


今回の足はついに帰ってきたうちのGT-Rです。まだ慣らし中。今日は丁度良い慣らしという事で。変な異音+タペットのような音が気になります。それでもMyCar最高!

最初の島、大島の亀老山展望台にて。曇っているのではなく黄砂です。カメラもおかしくなく、天気は快晴。なのに司会が全然ききません。黄砂さえなければしまなみ街道周辺を一望できたのに・・・。

伯方の塩で有名な伯方島があるということで、お決まり『伯方の塩ソフト』と『藻塩ソフト』。軽くしょっぱいけどおいしい!両方の味の違いはあまり分かりませんでした・・・。

大島の道の駅では海鮮バイキングが。皆好きな生鮮の魚介類を好きなように取っていき、屋外の七輪で焼くというものです。次回来た時にはゆっくり食べて行きたい・・・。そもそもしまなみ街道自体で丸一日でも遊んでいれるくらいですので、あまりあちこち寄っていると時間が無くなって来ます。
この後大三島の海岸沿いをドライブしてから先を急ぐことに。

因島や生口島をパスして尾道へ。
いつも通りながら尾道ラーメンを食べに『朱華苑』へ直行。
今日もおいしく頂きました♪時間を少し過ぎているせいかあまり込んでませんでなくてラッキー♪

さて、ここまで来れば次はこれ。呉まで走って『大和ミュージアム』へ。
久々の大和ミュージアムです。相変わらず大和の模型は大きいですね~。
企画展でやっていた潜水艦の歴史を見て、色々と散策。
閉館が6時だったのですが、来た時間が遅く、閉館時間まで見てました。

中で展示されていた大和の設計図。CADもなかった昔ですが、当時の人はドラフターだけでホント綺麗に図面を引いていますね。私などドラフターで図面書かしたら全然ダメです・・・。

大和ミュージアムの前に巨大な潜水艦が新しく出来ていました。コレは実物だそうで、退役した潜水艦『あきしお』を改造した『鉄のくじら館』です。もう少し時間が早ければ見たかったのですが、次のお楽しみという事で。

ついでに側の自衛隊の基地で現役の潜水艦や駆逐艦?を見物。
わざわざ見れるようにしてるんですね。今日も多くの潜水艦や船が泊まっていました。

もうココまで来たので最後は広島焼きです。原爆ドームを見て、街中に車を止めてお好み焼き屋さんへ。やっぱり広島焼きサイコーです。
という事で夜まで広島までいたので、帰りは高速で日が変わらないうちに帰宅。
広島見物のフルコースというところでしょうか~。
今回スポーツカブを・・・というよりも、40年以上前の旧車をレストアしてみて本当に色々と勉強になりました。
いつも壊れたバイクばかり触っているので、痛んでいるものには慣れているつもりですが、今回今まで雑誌の世界だった「本格的なレストア」にチャレンジしてみたわけです。当初からすればよくやりきったと思いますが、ほぼ終わった今、「レストアとしてはまだまだ初心者的なやり方だったな~」と改めて奥の深さを学んだ次第です。(部品交換があまりにも多かったり、手際が悪かったり・・・)

レストアしていて困ったのは、まずは
「このバイクに付いて分からない」
という所です。一応復刻版でパーツリストやサービスマニュアルを手に入れたのですが、読んでいても「ここはどう付くの?」とか「この組み方って・・・」という本にも載っていない所が全く分かりませんでした。私の周りには旧車を触っている人も店も無いのでサッパリ。現行版から見て取る予測や、多分こうだろうな~という試行錯誤が大半だったのですが、その点こちらのネット上などで色々情報交換出来た事はありがたかったと思います。
それと同じくらい困ったのが「部品が無い」事。
部番が変わっている為(変わった部番のリストを持っていない)部番も分かりにくいというのは有りましたが、それよりも一部現行版カブとの共通部品、他車でも多く使われている消耗品などを除いて
「皆無」。
部品の入手にはほんと困りました。前にも書きましたが時間が有っても部品が無い、部品があっても時間が無いなどの状況が多かったのも後半進みが遅くなった原因です。
終わってみると今回またまた部品が山のように増えています・・・。どういう部品が流用できるのか、色々と試行錯誤したところも有ったのですが、大半は失敗した・・・という感じです。これもまたいい勉強です(そう思うわないとやってられない(笑))
あとは雑部品と同じように工具が山のように増えてますね(笑)
ついにはエアーコンプレッサーやサンドブラスターまで家に来てしまいました。
これじゃあちょっとしたプライベーターです。
というわけでとりあえずの段階まできたわけですが、ここで改めましてこれまで色々コメント頂きました皆様、ありがとうございました。
特に色々とスポーツカブに付いてお教え頂きましたstonehairさん、スワローハンドルなど貴重な部品をお譲り頂いたC110さん、色々なデータを提供して頂きましたrit@wakiakaさん、SpecialThanksです!
バッテリーは小型のものに交換し、ステーは曲げなおし(元々ノーマルだったものを以前の持ち主が大きいもの対応に曲げなおした模様)して左側BOXはOK。クラッチケーブルも剥き足しし、ハンドル周辺の違和感もゴムパッキンなどで対策。フロントフェンダーも付け直し、チェーンカバーも一部加工して付け直し。
これにて一件落着です。
というわけで一応うちのスポーツカブC110(2007/05仕様)の紹介を。




『スポーツカブC110』1963年製(後期型)
【主要変更点】
基本的には純正で仕上げています。主だった変更点のみ。
・フロントフェンダー
社外品スポーツフェンダー
・ハンドル
社外品スワローハンドル
・ホイール
18インチH型アルミリム
・シート
純正セミダブルシートレプリカ
・チェーンカバー
ハーフチェーンカバー
・その他
C115ホーンカバー
意外と少ない・・・。今回実に修復作業がほとんどだった事が分かります。
メッキ部品はほとんどが再メッキされています。
特にH型アルミリム18インチ化が車体のバランスに効いていまして、一般的に見る17インチの車体に対してすごくスポーティーな雰囲気になりました。
かなり迷ったスワローハンドルもうまくマッチしていて良い感じだと思います。


ミラーが何故か左だけなのはご愛嬌(右は家の中で捜索中)。タンクエンブレムは先日の教訓から出歩き用は金属製のエンブレムを付けることに。プラ製の『SPORTS CUB』のエンブレムが好きなんですけど・・・。C115用の『SPORTS CUB55』のホーンカバーはお気に入りです。スピードメーターは前述の通りHMマークの無い新品メーターに交換。既に50kmほど走りました。


エンジン配色は出来るだけ純正的に。サイドカバーは銀塗装ではなくサンドブラストで仕上げました。黒ヘッドに黒シリンダー、サイドカバーと今のバイクに無いカラフルな色のエンジンです。
慣らし半分ですが、街中を走っていると50km/Hくらいまでは出していることに気が付きました。これだけの速度走ると路面のギャップが気になります。なによりフロントフェンダーとタイヤが近すぎ高速でギャップを越えるときに干渉する・・・。調整が必要です。
オイルラインやインシュレーターは仮なので、おいおいきちんと付けてやらねばなりません。
走りについてはFフェンダーにペダル位置やクラッチ、アイドリング時の回転数をもうちょっと調整してやれば特に不満はありません。ただ蹴り込めばシフトアップするギアチェンジにはまだまだ慣れません・・・。(いつもと逆だし)

改めて走ってみても中々新調したヘルメットは車体に合っているのでは?と思います。小物揃えるだけでもお金がかかってる・・・。
この状態でバイク屋さんに行ったところたくさんダメ出しが入りました(笑)
ボルト落ちすぎ。(いつも通り詰めが甘い)
というわけでレストア作業としてはコレでひとまず完了です。
これで終わりではなくて、やっとスポーツカブ生活のスタート地点に立ったというわけです。まだまだ家の中には出来かけの部品も転がっていますしね!
週末まで待とうかと思ってたんですが、週末まで待てずにぐらついていたチェーンカバーや左バッテリーケースだけ外した状態で走りに行くことにしました。
ついに・・・スポーツカブ始動です!

跨って走り出した感じは『ポジションが楽』という感じ。
さすが実用車です。スワローハンドルでポジションがおかしくなるかと思ったのですが、特にそんな雰囲気無し。無理ない姿勢で乗れます。これなら長距離走行も可能でしょう♪
これでバックステップにすると少々前傾になりつらくなるでしょうね~。
タコメーターが無いのでどれだけエンジンが回ってるか分かりませんが、こわごわスピードを上げていきます。
最初は近所で行ったり来たりしてたのですが、徐々に操作も覚え(このカブタイプのチェンジ、初めてなので・・・)、やりにくいクラッチ操作もコツをつかみ、だんだんと30km、40kmとスピードが上げれるようになり、ついつい海沿いまで走っていくことに。あ、ミラーついてなかった・・・。

車の少ない海沿いまで走っていくとだんだん40km巡航で走れるようになり、4速に。確かにギア比が高いのか良く伸びますがちょっと起伏があると著しくスピードダウン。パワーはそれなりですね。
今日のところはMAXで40km超という所でした。

といってもまだまだ走れるようになっただけで完成ではありません。
まだ『とりあえず一段落』という所までも行ってないですね。
そもそもバッテリーカバーも付いてなければ、チェーンカバーも付いてない。ミラーも有りません(オイオイ・・・)。さらには早速今日走っているとタンクエンブレムもリアブレーキアームも脱落し、最後にはバッテリーもステーが外れて落ちかける始末。さらにはただでさえ操作しにくいクラッチはスイッチごとレバーがくるくる回ってさらに操作しにくく、タンクを見るとちょこちょことガソリンが漏れてる・・・タンクキャップのとこの気密が取れてない?
ちゃんと仕上げてやらなければいけません。

距離を刻み始めたメーター。こいつは今回新調したメーターでHMマークが無い後の部品です。
やはりエンジンを組んだばかりなのでまだ回すのが怖く、全開まで持っていけません。週末にはもう少し仕上げて少し遠出してみようと思います。
ただ・・・粗大ゴミを触ること半年超。45年も前のバイクでも元気に走るものです。
ちょっと感動です。
ひとまずここで、これまでアドバイス頂きました皆様、応援していただきました皆様、ありがとうございます!
ついにココまで来たので、早くエンジンの・・・排気の音が聞きたい、そんな事ばっかり考えて、仕事はめちゃくちゃ忙しいのに全然仕事に集中していない・・・。
いつになったら落ち着けるんだ~?という感じだったのですが、あっさりと落ち着く日がやってきました。
まずは昨日のライト点灯の件ですが、私の初歩的ミスです。
バッテリーにアースさせたつもりだったんですが、電流が回ってしまったようで・・・。そもそも回路上この6Vバッテリー前後にアースなんて無いわけですよ。初歩的ミスです。イグニッションコイルのアースを外して点火だけ確認。火花は散るのでやはり先日の点火不良の原因はプラグキャップだったようです。
という事でキック開始。なかなかいい感じです。あと一歩でかかるか?
チョークを触ったりしながらキックすること5分程度。

アクセルを軽く回しながらキックすると『ブルル~ン』とエンジン始動。
突然だったのとかなりの大音量でビックリです。
スイッチもライト点灯にしていたので、ヘッドライトも点灯!
驚いてアクセルを戻すと、ストン・・・とエンジンは落ちてしまいました。
とにもかくにもコレで一段落・・・というかほぼ走る準備が出来たという所ですね。

その後はアクセルさえ軽く回しておけばキック1~2発でエンジンが回るようになりました。なかなか良いサウンドです。というか、エンジン音よりもストレーナー抜いているせいかマフラーのバリバリ音がよく聞こえます。あわてて自宅前から近所の路地へ。

やっとエンジンがかかるまでになりましたね~。とはいえ、まだまだフェンダーやその他各部の仕上げや、点火タイミングの調整などもありますし、走るにはもう一歩というところです。さらにチョット走ってみようかとクラッチを操作したらあっさりとエンストしてしまいました。クラッチが非常にシビアです。やはりまだワイヤーが・・・。

それにしても気になるのが一つ家にスプリングのようなものが転がっていたのですが、このクラッチ部につくものなのかどうか・・・。そのあたりがクラッチの操作のし難さに影響しているのかもしれません。要調査です。

もう気が早くスポカブ専用に新調したヘルメットも出してきました。
エンジンはかるくアクセルさせ回しておけば、回り続けます。
初めて聞きましたよ。OHVサウンド!
さ~週末には走らせることが出来るか!?
昨日のプラグコードの件ですが、どうやらイグニッションコイルはパンクしていない模様で、とりあえずプラグキャップを切断してしまったため、新しくNGKの安物プラグキャップを購入。
こいつを取り付けします。
で、ついでにイグニッションコイルを取り外すときに気になった、イグニッションコイルのボディアースを見直し。
今回全塗装をしているので、ボディアースが取れていないな~と思っていたのですが、思い切ってバッテリーのマイナス端子に返すことに。
コイルの台座部分から配線を出し、バッテリーのマイナス、青端子に割って入れました。

という事でココまでやってとりあえず試験。
プラグから『パチパチ』という音とともに火花が散ります。
どちらが原因だったか分かりませんが、プラグキャップぽい感じです。
ところが一難さってまた一難。今度はキーをOFFにしてもニュートラルランプなどが点灯したままになってしまいました。
メインスイッチが駄目になったか、アース端子をいじったせいか・・・。
またまた要調査です。
今回調べてみてよく分かったのですが、このスポーツカブC110、前期型と後期方で点火系も大きく違うようです。
私の乗っているC110は後期型なのですが、ジェネレーター部から一度フレームに付いているイグニッションコイルに電気が入り、ここからプラグコードが出てスパークプラグへ・・・という構造になっています。そもそもイグニッションコイルの役目は6~12V程度の低電圧を高電圧に増幅するためのものなのですが、前期型はこの外付けイグニッションコイルが無く、そもそも高電圧を発生させれるハイテンションコイルが付いていてこれが=イグニッションコイルの役割をしています。なのでプラグコードもジェネレーター部から直接出ています。
う~ん。特にこの前期タイプの形式は私としては目新しい・・・。
という事である程度手元資料とうちのスポカブの違いを頭に入れながら、調査していきます。まずはイグニッションコイルですね。こいつが正常に働いているのか?

このイグニッションコイルにはエンジンに行っている『黒』と『緑白』の線が出ていますが、黒線が+で、イグニッションコイルの台座にもつながっている緑白がアースかと。キックをすれば黒線に電圧がかかってくるはずです。
で、早速手元の簡易テスターで測定。キックをすると蹴り方にもよるのですが、大体2~3Vの電圧がかかってきます。
低電圧コイルはちゃんと生きているようですね。そういやこのモデルはイグニッションコイルがあるので内蔵ハイテンションコイルはいらないはずだけどもコイルが2個付いてたな・・・。ちょっと疑問。

じゃあイグニッションコイルに問題か?と黒線とプラグキャップ部の導通を調べてみたのですが、導通無し。この間がふどこかで断線しているようであれば導通が出ないわけです。

プラグキャップは交換するつもりでプラグキャップを切断し(取れない・・・)、プラグコードの内部の線とイグニッションコイルに入っている黒線との導通を調べてみます。
何度計っても『9.9kΩ』。
微妙ですが元々イグニッションコイル自体抵抗があるものなので、これはこれで正常と考えるべきなのか・・・?あまりイグニッションコイルの抵抗値については調べた事が無かったのでなんとも言えませんが、一度プラグコードごと交換してやってみようかと。