
その一つが『仕上げがメッキだったかシルバー塗装だったか、その他か?』という部品達です。特に純正でシルバーに塗装されていた箇所は塗装がはげてしまっている箇所も多く、塗装も弱っていて磨くと完全に塗装が剥げてしまったりします。
クランクケースのサイドカバーはシルバー塗装ですが、その他にもトップブリッジのとこのハンドルのアンダーホルダー、アッパーホルダーはシルバー塗装です。
この辺りは今回、前回とも結構塗装が残っていました。
加えてスプロケットを固定する箇所の金具2個もグリスが付いているせいか塗装の残りが良いです。
前回イマイチ分からなかったのがリアブレーキのトルクリンクだったのですが、今回サンタンはシルバー塗装が残っていたので、これも塗装だったようです。
加えて毎度磨くと塗装も何も残っていないステアリングヘッドのトップスレッドですが、前回これは鉄製ですのでやはり塗装されていたものだと思います。

今回もよく分からなかったのがフロントブレーキのトルクリンクです。
赤スポは磨いただけなので錆が浮いています。メッキではなかった感じなので、おそらくシルバー塗装だったと思うのですが、毎度痛みが激しく元の仕上げが分かりません。
いずれにせよシルバー塗装のパーツたちはブラストをかけて、シルバーに塗装にしなおそうと思います。

当初の写真ですが、赤錆の具合で赤っぽく見えていて、ボディーカラーと同様のサンタンのように思えた(といっても上の錆が少ない辺りは黒く見える)のですが、CRCなどを付けて磨くと黒く見えてきました。
さらに錆取り材を付けて錆が黒くなった為、さらに黒っぽく・・・。
はたしてセンタースタンドの色は生産時は黒だったのかサンタンだったのか?資料が無いので困ります。

という事で強力な錆取り材に漬け込んでみることにしました。
これで錆が取れるか・・・?塗装面が残ればそれで色が判明するのですが、どうやら黒のような気がします。

一晩漬けてあまり変わりが無いのですが、黒の塗装がハッキリしてきました。どうやら『黒』のようです。

凄く綺麗に復旧されました。
今回はサンタンスポーツカブは『オリジナルそのままに修復する』というコンセプトで作業を進めているので、旧車専門で当時物同等の皮で張り替えてもらえるところに修復をお願いしました。中のスポンジも形が変わってしまわない範囲で微妙に補修してもらえたようです。

満足な仕上がりです。高いと思いきや、お値段も手ごろでした。
サンタンスポのシートはC110S初期型のキャリア一体型のシートなので、ここにキャリアのレールが通るような溝があります。
先日拝見させて頂いた水色スポーツカブさんのシートも全く同じ物でした。

後ろのシートベースはそのままです。60年代ホンダの赤スポンジが見えています。さすがにベースがコレでは少々汚いので、浸透潤滑材を付けて軽く磨いておこうと思います。シートが後になると思いきや、メッキなどより先に帰って来てしまいました。あとはキャリアのメッキ補修が終わるのを待つのみです。

私のCB72の隣にはメグロが停まっていました。やたらと私の72の所に人が集まるな~と思ったら、コチラのバイク目当てでした(笑)何台か来ていましたが、こちらの方の車体が一番綺麗だったかな?今年のイベントの旗の絵になっているモデルですね。モデルの詳細型名は分かりかねます。
結構大きく、両横に停まっていたCB72が小さく見えます。

レストアをされたんだと思いますが、エンブレム等までピカピカです。
メグロのエンブレムってなんか良いんですよね~。

メグロのお隣はノーマル状態でピカピカに仕上げられているCB72でした。
いや~・・こういうのを見ると、いかにうちの72がボロボロなのか実感します。
エンジン回りもよく磨かれていますしメッキもピカピカです。
アルミボトムの同じ後期型だったかと思いますが、確かこちらの車両はケンカメーター付けられていたかな?

いつの間にか私のバイクの前にはこんなレアなバイクが停められていて、途中からエンジンをかけたりちょっと走ったりすごく注目を浴びていたので、あまりの人だかりに帰ろうにも帰られね~・・・。というか皆が注目してる前で走れない・・・。こちらのレアバイクはヤマハの『YA-1』。YB-1(今のバイク)はよく見ますが、YA-1なんてのは初めて見ました。1958年製と言う事ですが、綺麗にレストアされてますね。キャブなんかも変わったタイプでして、エンジンかけるときに触られているのを見てちょいビックリ。

ヤマハの当初モデルのエンブレムのようです。こんなエンブレムって今でも使われてましたっけ?ヤマハ車にはうとい私なのでさっぱりですが、かなりレアな気がします。

さらに斜め前周辺にはC90?系の車両が止まっていました。
レストアされたのだと思いますが、鮮やかなオレンジ色です。
非常に綺麗に仕上げられてますね。
こちらの方たちが帰られたので、私もやっとバイクを出して帰ることが出来ました・・・。あんまり慌てて帰ったので記念品の片割れはどっかに忘れてきたようです(泣)
という事でもうちょっとだけ続きます。
数日に渡ってこの話を書くと思いますが、こちらに掲載する写真は持ち主の方に了解を得ず撮った写真が多くありますので、『この写真は不都合だ』という方がおられましたらご連絡下さい。

このイベントはその名の通り年に1回旧車のバイクメインで開催されるイベントで、毎年空港公園で開催されています。今年は第30回と言う事でメモリアルなミーティングですね。年配の方から若い方まで凄い数のバイクが集まってました。
香川のバイクイベントでこれだけの数のバイクが集まるってまず無いですよね。

昨年はスポカブをレストア中にて、旧車が手元に無いし参加するのも気が引ける感じで参加を見送ったのですが、今年行ってみるとモンキー軍団など結構普通のバイクも来てる・・・。ただやっぱり現行バイクは回りにおいておられる方が多く、中央付近にドカドカ置いてあるのは旧車がほとんどです。

という事でちょいスポカブで来ようかとも思ったのですが、CB72でやってきました。一応旧車なので真ん中にどか~んと(笑)といっても回りのバイクが凄すぎて、レーサーCB72ごときではほとんど霞みます(笑)
といってもお好きな方はお好きなようで結構見ていただいていた・・・かな?

さて着いて早速現地におられた方から色々質問をされたり旧車話になっていたのですが、話がスポーツカブの事になりまして、『今日は1台だけ来ているよ』との事でしたので、早速そのスポカブを拝見。今日はC100やC110系はコチラの方の1台のみでした。

純正色とはちょっと違いますが、水色と白に塗装され、細かい点まで綺麗にレストアされたC110です。うちのサンタンと同じキャリア一体型のシートで、自動遠心の3速エンジンが載っています。既にレストアされて5年以上経っているとのことですが、錆が出る事も無く非常に綺麗です。スプロケ他ボルトに至るまで細かい点までメッキをかけられており凄く丁寧な作りこみをされています。大雑把な私とは大違いです(笑)コチラの方は徳島の方で、色々とレストアの苦労話他スポカブ談義に花が咲きました。一度スポーツカブのレストア談義で盛り上がってみたかったのですが、他のスポカブ乗りの方も交えて楽しい時間を過ごさせて頂きました。
一人でちょっと興奮しすぎたかも(笑)
来年は私もスポカブで来ようと思います。

記念品ももらい、弁当も早々に食べたので昼から仕事もあることだしボチボチ帰りたいな~と昼過ぎからナナニイの所で待っていたのですが、周りの凄いバイク達は一向に動かず。斜め前の徳島ナンバー軍団が出た所でチャンスとばかりに慌てて駐車場を出て行きました。その他のバイクの話については続く・・・。






今日は祝日と言う事ですが、会社関連の催し事などさっぱり休日ではない一日でしたが、夕方から少し時間ができたので、前からやらないといけないと思っていた赤いC110の修理作業をやりました。先日から準備は出来てたのですが、時間が・・・。

そもそも最初に外れた原因は不明ですが、最終的にサスペンションが脱落してしまったのは下部の固定ボルトが外れたことにあるかと。このボルトも現行品があるのかどうか分かりませんが、当時品で修理しようと思うと調達にも手間がかかったりします。偶然ですが、部品入れの底から1本このボルトが出てきました。
とりあえずキャップボルトをキチンと付けて脱落防止をしておかなければ・・・。

サスペンションは赤いカバーが脱落して(行方不明)新たな部品調達を。
今回はプラスチックの赤カバーを調達して、チョイ加工して流用しました。
やっぱりこの部分は擦り傷なども入るのでプラスチックのものが良いですね~。
落としたのはカバーだけかと思っっていたのですが、調べていくと内部のねじ込みのストッパーも落ちていました。こいつは家にあったストックのサスから流用。
という事で結局両方とも一度全バラにして組みなおすことに。

その他はずれかけていた各部品も固定し直し修理完了。
ついでにオイル交換をしてエンジン始動です。
最近かた~いCB72のキックに慣れてきていたので、スポカブのキックは楽♪
キックする事2~3分。快調にエンジンが回り始めました。
軽快なYマフラーの音(爆)
ひとっ走りして来ようかと思ったのですが、見るとヘッドライト、ニュートラルランプが点灯しません。そういえば以前最後に乗ったときも後半点灯してなかった様な気が。セレンか・・・?とりあえず明日にでも配線と各部の電圧を調べてみようと思います。
それにしてもスポーツカブは良いです。サイズも手ごろですし、自分で言うのもなんですが見てて惚れ惚れします。
今回は日の出前の早朝からいたのですが、真っ暗で何にも見えね~!
慣れておられる皆さんは懐中電灯持ってウロウロされてたんですが、すごい光景ですね・・・。今回は春に比べて出展数も多く、結局明るくなるまで何処に何があるのかさっぱりだった私はかなりウロウロしてただけかも・・・。
それでも見てるだけで楽しいんですね~。

収穫してきたブツたち。スポカブが1台増えることを考えればせっせと消耗品は集めておかなければいけません。テールレンズやウインカーレンズは今回サンタンのレストアのためにストック部品を使ってしまったので、新たにストック。
真鍮の金具がついた初期型スピードメーターのワイヤーは今回サンタンに使えるので助かりました。その他HM記号入りのステップゴムや各消耗品等。
サンタンは基本ほとんどの部品を現状部品で行くので、足りないのは一部消耗品なんですよね。助かりました。
その他現地でずっと迷ってたのが『10万円のモンキーR』。
ウロウロ回りを見ながら、足りない部品、破損部品などをチェックし、それの補修費用、家にあるストックパーツなどを頭の中で想像。乗って走れるようにするだけなら1万円もあれば出来るな~とか、これを新車同様です!状態まで仕上げて売るなら少なくとも20万円くらいで売らなきゃ手間賃も出ないな~とか金勘定したり・・・。
もうちょっと手元に予算があれば積んで帰った可能性も有りますが(笑)
あとはCB72の純正リアフェンダーを発見したので目星だけつけといて、買って帰ろうと帰りに寄ったら既にお店がたたまれてたとか。帰りがけのトラックに積んであったCB92、かっこ良かったな~。欲しい・・・。
いやいや見てると楽しすぎます。
近頃ことに燃料代がかかるようになってきました。まあ会社の経費ですからそこはまり気にならないのですが(笑)
先日和歌山に出かける前にGT-Rのガスを満タンにしてきたのですが、おおかた10000万円と言うところでした(爆)
これでも最近安いところ選んでまして、週末×円引きとか得体の知れないメーカー(最近メーカーに拘っていられなくて)だとか・・・。
しかも以前はポイントの付くカードなどを多用していたのですが、最近は現金だと安いところも多く、もっぱら現金払いです。
それでもハイオク満タンでおおかた10000円かかって、しかも燃費激悪で垂れ流すように燃料を食うGT-R。
財布に厳しすぎます。
ハッキリ言って、全く無用の物になりつつあるGT-R。走りは良いですし、まあこれをドライブとか通勤に使うほうが間違ってるともいえますが、もうここまで燃料高騰で普段乗りに支障をきたすようになると、お金持ってる人のセカンドカーとしてしかマトモに使えないとも思われる代物になりつつあります。
この時期に来て日産は『新型GT-R発売』で騒いでいますが、正直現行のGT-R乗りからすると全く興味のわかない代物だ・・・。スーパーカーよりも、レギュラーガソリンで超燃費の良い車が欲しい今日この頃。スポーツカーはもうお金持ちのセレブさんが乗れば?という感じです。GT-Rに限らずスポーツカー全般に非常に厳しい時期が来たのでは?
私的には今まで車とバイクの両方の趣味でやっていたのですが、正直スポーツカーは降りる時期が来た様にも思います。少なくともGT-Rは来年の車検は通さないかな~・・・。今後はバイク趣味に限定する事になりそうです。
こんな事になってくるのなら昨年GT-Rのオーバーホール、するんじゃなかった~って感じです。