
愛媛に二輪の旧車会があった事も初めて知りましたが、その展示してある台数も結構なものだった!愛媛ってこんなに旧車乗りの方が居られたのですね・・・。

喜んで写真を撮っていたのですが、フラフラとスーツを着てやって来てやたらと熱心に見た上に写真を撮っているのを不審と感じたのか、とにかく事務員さんの視線が途中から気になったり(笑)



はじめて見る作りですよ。それもこんなに綺麗に・・・。
コレクションホールには置いてあったんだっけ?


コレが無いとメガホンマフラーの本領を発揮してしまいます、音で。
直ったと言っても単車を押して歩くとなるとさすがに足が痛いので、あまり家から離れたトコまで押していきたくないのですが、コレが無いと家の前で爆音を奏でる事にもなり、そんなこんなでコレ待ちでした。
当然ワンオフ品なので先日もう片方のバッフルを持ち込んで作ってもらうように依頼してたのですが、どうも言ってた作り方と違う作り方にチャレンジされたそうでかなり苦労したそう。結局無難な方法で作られたそうですが、簡単なようで鉄工所さんとかじゃないとなかなか作るのが難しいんですよね。
とにもかくにもコレで今週末にはCB72で出かけられますね~。
という事で走る前に各部の煮詰めの作業を。

やはり古い物の使いまわしはだめですね~。


屋外放置だったサンタンのステップのグリス落としをして磨き、軽く補修塗装。曲がっていた部分も鉄管を突っ込んでじっくりと曲げて補修していきました。
パッと見は分からないレベルまで修繕。



フロントホイールが妙にぶれて各所に干渉しかけるのでフロントフォークやサスペンションを微調整。結構コレに時間がかかってしまったのですが、なんとか目標のこの週末にセッティング以外は全部終わらせると言う目標まで到達。外を見ると朝ちょっとだけ積雪していた家の周りもすっかり雪が溶け、路面も乾いていたのでC110Sを外へ引っ張り出し・・・・

エアスクリューを調整しニードルの位置を1段変えたのですが変化無し。ちょっと本腰入れてセッティングを出す必要が有りそうです。

この辺りから要調整。週末は不調の赤スポC110とこのサンタンC110Sのセッティングを集中的にやろうと。2台で一日かかるか・・・?
結果、2.2馬力/3500rpmという衝撃的結果(笑)
『明日朝一来ます~』とお店に予約していたのはいいのですが、なんだか家を出たときから不調だったんですね。思えば前に乗ったのが元旦で、確か元旦に乗った時もイマイチ調子が上がらなかったような気がしたのですが特に遠出するでもなく回して乗るでもなくだったのでそのままに。
昨日は家を出てしばらくして、高回転が全然回らない?・・・と気が付きつつもお店に予約も入れてる事だしまあ行ってみるかとそのまま測定したのがまずかったですね。
パワー出てないと言うよりも全然回ってません。で、家に帰って来てとりあえずキャブとかプラグとかばらしてみたのですが、燃調が濃すぎているようで4000回転を前に失速。それ以上はガボついて回りません。夏に怪我する前に乗り回していた頃は快調に高回転までふけていたのですが、いつから・・・?
まあ教訓として、パワー測定に行くなら、前日にはキッチリセッティングを出していく事ですね。何をしに行ったのやら(爆)

コレが一番簡単な圧着力アップの対策ですが、元々弱っているスプリングの場合、コレで長期間使うとさらにスプリングの変形が進んでいくかと思いますので物によっては交換・流用等の対策が必要です。

写真はFCCフリクションディスク。現行の純正のものと見比べてもどこが違うんだ?と思うほど違いが分かりませんが、一応ライニングの材質は違うのでしょう。まさかFCCと名前が付いてるだけの馬鹿高いものと言うボッタクリ商品という事はあるまい(笑)
クラッチユニットはかるくサンドブラストをかけ、クラッチディスクは新品に交換。圧着力アップの強化フリクションディスク仕様のスポーツカブクラッチです。
本当はオーバーホール中のC115エンジンと一緒にテストしてからこの記事を書こうと思ってたのですが、テストしてからまたレポートを上げます。




クラッチのフリクションディスクやクラッチプレートの磨耗以外にクラッチがすべる原因はこのスプリングのへたりですね。スプリングがへたってくるとフリクションディスクを抑える力が弱くなる=滑り易くなるわけで。


クラッチプレートは昔のものが表面に凹凸加工がされているのに対して現行のものは真っ平らです。コレについてはどちらが良いとも言えませんが、まあ昔の部品は凝ってるな~と。

長くなってきたので次記事へ続く・・・
C100等と違いスポーツカブで特徴的なのはクランクケースからヘッドに送られるオイルは途中にキャブレターを中継し、キャブレターが冷えすぎる事の防止及びオイルクーラー代わりをしているようです。この為クランクケースから出てキャブにつながるパイプとキャブからヘッドにつながるパイプがあるわけですが・・・。

そんな事も知らなかった最初の赤スポのレストアの時、何を思ったのかこの長い方のオイルパイプを切ってしまいました!
上記の理由で中々部品も手に入らず、サンタンの物を使っていたのですサンタンのレストアも終わりコチラにもオイルパイプが欲しいところ。先日捨てたかどうか探していたオイルパイプを切ったものも雑部品置き場から出てきたので、コレを修理して使う事にしました。

このオイルパイプの金属部分は銅で出来ているのですが、ものとオイルパイプに二分の銅管をかぶせてコレをスリーブにして溶接すると言う手法。
これだとロウ付けし易くうまく行きそうだ・・・という事でやってみました。
溶接部分だけちょいと太くなってしまいましたが。

オイル漏れが出ないか、いきなり破断しないか確認した上でビニルチューブで仕上げようかと。銅管は結構弾力があるのでイキナリ折れたりという事は少ないと思うのですが・・・。その辺りの理由で銅管が使用されているのでしょうね。
振動が出る箇所なので前述の突合せでロウ付けだと溶接できてもその後の強度に問題が出るので、このスリーブを入れて溶接の方法しかないかと。


ただスリーブ外形はC115の物が47.84mmだったのに対してC110のものが47.95mm と測定誤差等も考えるとほぼ同じと思われます。結局C115のシリンダーはスリーブ自体はC110(=C100)と同じ物で肉厚だけ薄い物を使用していると言う事ですね。

C115で既に約3.5mmほどの厚さまで薄くなってますからね~。無難な60ccオーバーのピストン(C65とかCB93とかの)を使用するトコまでは可能でしょうが、ST70等で70cc(大体ピストンで47mm程度だっけ?)というのはスリーブ径とほぼ一緒で無理だな~。
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たださすがにお値段はカブ同様大幅に上がってて(250ccクラスなら新車で買えていたような価格)、車体の購入自体どうかとも思いますが・・・。
以前は社外のインジェクションキット自体がこのくらいの価格はしてましたが、やはりカスタム業界もインジェクションの方へ進んでいくんでしょうかね~。純正のインジェクションの容量がどのくらいのものか分かりませんが、そのうち純正改造用のパワーコマンダーとか出るのかな?
とりあえずメーカーの対策は性能アップ等ではなく環境対策がメインなので純正のまま乗っても面白くなさそうですしね~。やはりモンキーは弄ってなんぼでしょ!
記念モデルとしてリミテッドモデルも発売されるみたいですね。以前の40周年記念車だったか?そのあたりの方が良かった気もするけど、メインキーはパーツとして欲しいかも。