そんな中で単車趣味に関してのテンションは徐々に下がり、昨年に至っては完全にガス欠、エンストしていました。
今年に入って全てが落ち着いてきてやっと自分の中のエンジンが始動、春先からアイドリング状態に入っていましたが、調子が上がってきたのでそろそろギアを1速上げていこうと思います。
前のガレージの屋根裏に保管していたスポカブの予備品。
以前から溜まっているゴソゴソ部品も合わせて1台組めそうな程部品が溜まっているので、寄せ集め号を1台組んでみようかと思います。
何年も前からそんなプランは有ったものの、ここ数年部品を放出したり余裕が無かったりでプランは立ち消えになってました。今年は長年現状維持だった赤スポも色々と仕様変更をする予定なので、余った部品をこちらに回してツーリング仕様のスポカブを1台組むつもりです。
どんな仕様にするかは・・・その時が来ればという事で。
残念な事は来月は1カ月ほど仕事が超暇になりそうだったので仕事休んでこれも色々とやろうかと企んでいたのですが、あえなく暇にはならなかったという悲しいお知らせが出張帰りにあった事ですね・・・。
先にC105やC110S、CB450をやるので、着手は少々遅れそうです。
いきなりですが次の作業も詰まっているので一気に出来る所までやります。
部品点数が少ないのでサクサクとばらせます。
未再生風に仕上げるのでボルトナットは出来る限り新品にせず基本既存の物を使います。
いつもは完全にボルトナットも変えてしまうので外した物は山の様に積んでいますが、そのまま使うとなるとどこの物だったのか分からなくならない様に部品に付けつつ外していきます。
舐めてしまわない様に気も使いますし、未再生風に仕上げる方が色々と手間です。
結局朝のうちにフロント周りとエンジン以外は外してしまい、夕方帰って来てからフロント周りをばらし、エンジンを下ろす所まで行きました。
残るはフロントフォークとフレーム、電装のみです。
外したパーツは中性洗剤で洗浄しながら日干ししガレージ内へ。
最終的に油を塗って組みます。磨いて錆を落とす事もしません。
キャブもばらしてキャブクリーナーで洗浄。
コック一体型のキャブなんですね。ダウンドラフトと言うやつでしょうか。
中々面白い構造です。じっくり見るのは初めてです。
チェーンは汚れが酷かったものの、油脂汚れでコーティングされていたせいか錆が出ていなかったのでそのまま使う事に。チェーンクリーナーを吹きながらひたすら磨きましたがきりが無く汚れが出るのである程度の所で妥協。
それでも結構綺麗になりました。こういうのも買うと高いです。
腐ったタイヤを廃棄してリムとドラムも洗浄。
錆びは出てますが問題無く使えそうです。
スポークのガタも少ないです。
必須の部品、タイヤ。
ダンロップのD107の前後、チューブ、バンドセットをネットで3500円ほどで売っていたのでこいつを使う事にしました。
さすがにタイヤパターンまでは拘りません。タイヤは何でも良いです、安ければ(笑)
早速先に外したリア側に新しいタイヤをセット。カブのタイヤはちょいちょいで組めるので楽です。
本日の作業はココまで。
症状としては特に高回転が全くふけません。
中速域までなら問題無いのでなんとか走って来れましたが、帰って来てから原因がやはり点火系なのか、それ以外に問題があるのかを調査。症状は相変わらず。
プラグを確認した時に今更ですが赤スポに付けていたイリジウムをこちらに移設してしまっていた事が発覚。
抵抗無しプラグの予備品に変えましたが症状に変化無し。
逆に始動性とか若干落ちたかも。良く言う抵抗の有る無しはあまり関係無く、イリジウムもそれなりに効果はあるようです。聞いた話だけでなく何でも実体験でやって見なければ分かりません。
薄いのかと88番だったメインジェットの番手をさらに92番まで上げてみましたが症状に全く変化無し。
この仕様でこの番手でキャブだけの原因で薄いというのは有り得ないな~と・・・。
どうしても点火を疑ってしまうので、来週にでも一度外付けIGコイルに変更してテストをしてみます。
と言うかビジネススタイルなスーパーカブには全く興味が無いと言ってもいいです。
そんな私ですがスポカブをやり始めてから周りにいる旧車関係の知人友人が所有しているC100系の車両を見て「C100良いな~」と思う様に。
カブだからという事は関係無くこの車両のレトロ感や可愛らしさが結構気に入って、機会が有れば所有したいとは思ってましたが、C100系と言えど結構高額ですし他の車両に物入りな事も有り食指を伸ばす事も無くここまで来てました。
何か運よく出会いの機会があればその時にでも・・・という感じだったのですが・・・。
そんな出会いの機会が突然やってきました。
1963年式スーパーカブC105。未再生車両。欠品無し。エンジン圧縮有り。
買う気も金も無かったのですが、食指が伸びた事についてはご想像にお任せ(笑)
出会いはいつも突然に。
当初ビーバーブラウンかと思っていた訳ですが、樹脂パーツや各部の色が我が家のサンタンC110Sと良く似ていたので「これってサンタン?」と甘い期待も持ったのですが、しんぢさんから「ビーバーブラウン」の宣告が。
ビーバーブラウンで色が退色すると退色していないサンタンに近い色になるようです。
よくよく考えると簡単に退色すると思われるサンタンが全く色落ちしないで残っているというのは有り得ないですね。
非常にややこしいです(笑)
フレームもボロボロになっていません。
非常にグッドコンディション。屋内保管車両?
俗に言う「ピノキオテール」です。
と言ってもスポカブについては色々と知識をつけているつもりですが、C100系はそんなに詳しくありません。
プラ系パーツも良く残っています。
そんな諸々の事でこの車両を初めて見た時に私的には結構感動したのですが、先方には「・・・狂ってますね」と改めて言われました(笑)
足回りを中心にメッキには結構錆が出てます。
ただ別に気にもならないのでリムも錆も落とさずタイヤだけ変えて使おうと思います。
お金がかかる外装リペアも再メッキも一切せず、手間暇だけかけてコスト最小限で実動状態まで持って行く予定。
レストアしてしまうのがメインな我が家で唯一のヤレ仕様に。
完成すれば箱とコンビニフックくらいつけて近所の買い物仕様にする予定。
楽しみです。
金曜日は大阪、土曜日は神戸で仕事をして一旦香川に帰着。
日曜日はまた海を渡って広島、大竹へ。大竹から望む宮島。
夜は翌日の仕事先近くの湯田温泉に宿泊予定だったので温泉散策を楽しむ予定でしたが、仕事終わりが遅くなり過ぎてなんとか宿に入ってちょっと温泉に入ったのみ・・・。
翌日は山口で仕事をし、またまた海を渡って今度は九州へ移動。
夜にラーメンを食べた程度でその日は過ごし、その翌日朝から某氏宅へ突撃訪問。
全く知らなかった環境の変化にかなり迷いました。というかあまりの変化に驚愕(笑)
急に訪問して申し訳なかったですが、久々に御両人のお元気そうなお顔を見れて何より。
その後鳥栖で仕事をして、夕方に最終宿泊予定地の大分へ移動。
九州は走りやすいですね~。また走りに来たいです。
思えば思い立ったようにフラフラと弾丸ツーリングで九州に走りに来ていた頃が、バイクを走らせるという意味では一番楽しかったかなと。
まだ日が明るかったので大分の手前で高速を降りて別府の明礬温泉で硫黄臭たっぷっりの青いお湯を楽しむ事に。
九州は温泉がイイですね~。
前日夜のラーメン以外、出張中まともな物を食べていなかったので、最終日は奮発してとり天とだんご汁を頂きました。大分の街中を散策したのは初です。
九州は食べ物も美味しいです。
本日始発のフェリーで佐賀関から四国へ。
メロディーラインから先日も走った夕焼け小焼けラインを走って高速経由で香川へ帰着。
全て車で自走の出張続きでしたが色々楽しかったので(温泉の効能も?)珍しく帰って来ても疲れも感じずでした。
久々に九州に遊びに行きたいな~・・・・。
しかし九州に縁が有ったり九州に惹かれるのはやはり先祖の血のせいか・・・?
今回の出張の成果。
ワンボックスなどでなくてもマツダバンで余裕で原付を立てて運べる事を再認識(笑)
ライトバンの収容量侮れず。
元々ワークベンチのスペースは大きめにとる予定だったのですが、近くにシンクや扉を配置した事でワークベンチは幅の狭い物でなくては入らない様になりました。
さらに実際にガレージが出来てみて単車を配置してみると案外作業スペースも狭く、奥行も出来るだけ抑える事に。
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色々物色してみました。アストロプロダクツに行ってワークベンチをリサーチしたのですが、万力なども付けたいのでがっちり加減はこちらのワークベンチくらいは欲しいですが、物が大きすぎます。
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こちらのワークベンチは寸法は悪くないのですがあまりにも軽くて作りも弱いです。
加えて見てくれは良いのですがキャビネットが有るので正面のボード部分は不要です。
色々ネットでも物色しましたがこれと言った物も無し
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結局気に入った寸法で気に入った形、寸法、作りの物となると自分で作るかしかないという結論に・・・。
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少々気合いを入れて作るのでざっと図面を書いてみました。
アストロのワークベンチの構造をお店で見て覚えて来たので大体似たような感じで作ります。
この通り作れば全く問題無く出来上がる・・・はず。
木工はイマイチ苦手なので今回は市販ワークベンチの様に鉄骨で組みます。
穴開きアングルなどを使うとかなり安く楽に仕上がりますが、今回はどっしりと組みたいので支柱部分はL形鋼のL-65×65、その他はL-50×50でかなりしっかりと作る事に。
L-65×65はホームセンターには無かったので近くの建材専門店、建デポPROで仕入れてきました。
材質に迷っていたワークベンチの天板ですが、ホームセンターなどで色々材料を物色していると赤松集成材の厚み30mmの板が有ったのでこれを使ってみる事に。
厚みはあるのですが、触ってみると結構柔らかくちょっと天板にしては強度不足の様な気も・・・。
まずは設計図通りにL形鋼を切断。電動ノコが無いのでサンダーで地道に切断していきますが、65×65は6mm程度厚さが有るのでかなり切断がハードです。
切断完了。買って来た鉄骨をほとんど無駄なく使いました。
サンダーなので切り口のラインが出ていませんが、支柱の他は穴のピッチさえあっていれば組み立てに支障はないのでこんなものでOKです。
次に穴開け作業。なんとなく電動ドリルで開けようとしたらこれまたL-65×65が手強く速攻ビットを1本折ってしまいました
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諦めてボール盤での作業に切り替えて穴あけを進めていきます。
いちいちセットするのが面倒ですが、さすがボール盤、穴はサクサクと開いていきます。
弘法筆を選ばずとも言いますが、やはり作業は工具次第!
穴あけ時に注油したのでかるく脱脂していよいよ組み立て開始。
ここが一番ドキドキします。
ボルトはM6を使用。強度的にM8かM10を使用しようかとも思ったのですが、各連結ポイントを2点止めにしたかったのと、下手にボルトを太くするとナットが回せなかったりするのでこのサイズにしました。結果的に作業性を考えるとM6で丁度良かったです。
組み立て完了。穴をボルトよりも1mm程度は大き目に開けておいたのでその辺で微調整が出来ました。
手直しなく一発で組みあがり♪
穴は大きめに開けていると穴の位置の誤差は修正できるので組み立てはし易いのですが、組んだ時に調整が必要になります。レベルもボチボチ出ている様です。
強度も希望のレベルでどっしりと作れています。
組んだだけで完成にしようかと思っていたのですが、予想よりもよく出来たのでちょっと綺麗に仕上げをしてみようと油性ペンキで塗装をしてみました。
市販品の様に真っ赤に塗ってみましたが、今から思うと青で統一しても良かったなと・・・。
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天板と下部の収納部用にベニヤ板をはめ込んで完成。思っていた寸法で思っていたように出来上がりました。
ワークベンチの天板までの高さは90cmにしたのですが、立って作業をするにはちょうど良い高さ、座って作業をするには高すぎる高さです。
座って作業を前提にするなら天板高さは80cm以下が良いかと。
最後はステンシル風にアクセント塗装。
我ながらまあマシに出来た一品になりました。
使ってみての感想ですが、赤松集成材の天板が軟らかすぎて作業をするとどんどん凹みます(泣)
天板見直しや中間棚の設置、バイスの取付などこれからボチボチと改良していきたいと思います。
キャブ交換で直った気がしない事や、車両不調の仲間の無理をしない判断などなどで心が折れかかりましたが・・・
久々に走りたい欲求が勝って結局参加する事に。サンタンC110S初のツーリング参加です。
まず当日発生した問題は車両よりも「財布をバックごと忘れる」という致命的失態!!
不調車両に万が一の事が発生した場合の虎の子のJAFカードを忘れた精神的ダメージと、走りに来たのに金が無いという現実的なダメージが発生(笑)
現実的な対応の方はバーバーサトウ氏の助力が有り何とかなりました。
ついでに〇〇証も無かったんですが、そんな事は気にしない♪
いよいよ皆さん火を入れて出発。松山から一路南を目指します。
皆さん好調のように見えましたが、サンタンC110Sは結構不調(笑)
特にのぼり坂を全開で走ると調子が悪かったので、その後は迷惑をかけない様に無理せずのんびり組で走っていく事に。
何とか止まる事も無く双海の道の駅に到着。
ここでじゃこ天を食べて一服。
暑くなるとの話で一人軽装で来ていたのですが(Tシャツで走ろうかとすら思ってました)、「皆さん結構着込んでるな~」と思っていたら海岸沿いは着込んでる皆さんで丁度良く、軽装の私は激寒!
凍えながら走ってました。
長島から肘川沿いに北上し大洲へ。脱落車両も無く無事大洲に到着しました。
ポコペン横丁に並ぶOHVカブ。
スポカブ率高し。
トラ馬鹿さんの赤スポのCRキャブはかなり注目を集めてました。
C100エンジンのマニュアルクラッチ化はかなり凝った機構です。
後追いで驚異的スピードで追いついてきたC100レーサー。
タンクのボリューム感が何とも言えません。
しかし今回最速だったのはレーサー系車両では無くバーバーサトウ氏のノーマルC115だったという想定外の結末(笑)
ポコペン横丁の昭和レトロな雰囲気、展示は中々良かったです。
帰りも来た道を帰りますが、今回は全車両これというトラブルも無し。皆無事に帰って来れました。
ちょろっとした不調、路上整備は走って給油するごとく、既に当たり前の出来事です(笑)
何かあった時の為に工具一式ボテ箱に積んできましたが、今回はこれと言った出番も無し。
自分的には内蔵コイルの初期型C110Sで走り切れたという事に驚きです(笑)
好調でも無く不調でも無く・・・全開にせずにのんびり走る限りはフツーでした。
晴天の下走るのは楽しいですね~。
次回OHVカブツーはツーリングマシンかレーサーで参加したいなと。やっぱり全開で走りたいですね!
朝から雨でしたが仕事から帰って来て天気が好転していた為、最後のテストランをすると絶不調。
こんなもんです(笑)
さらに原因不明で迷走。
ボテ箱搭載用にプレスカブの大型キャリアを入手していたのですが、こいつを加工して塔載しました。
急ぎだったので応急的にバンドで結合出来る様にステーを溶接して乗せましたが、後できちんと作り直そうと思います。
しかし溶接のコツはつかみました。何でも出来そうな錯覚を起こしています(笑)
不調の原因はキャブしかないとキャブを調子の良い後期型キャブに変えました。
軽く走った所そんなに不調は感じなかったのでそのままツーリングに行く事に・・・
暑くなるという事だったのでジャンクの部品を加工して応急的にコイルのクーリング対策をしました。
果たして内蔵コイルで走破できるのか・・・?
今晩は天気が悪いだろうとテストランは諦めていましたが、意外と天気が持っていたので仕事もそこそこに切りあげ、家に帰って急いで食事をして、切れていたテールランプの球を変える等夜走りの準備をして久々のテストランがてらのNightRunへ。
慣らしなどしてる時間が有りませんので、寒川経由で白鳥まで走り、帰りは津田経由で帰ってくるという40kmちょいをいきなり全開近くで走ってきましたが問題ありませんでした(笑)
組み直した所も色々と良好です。
ダメだろーなーと思い走る時ほど調子が良かったりするもので、中速でセッティングが有ってないな~と思う時も有りますが、概ね好調。朝は不調だったのに何故・・・?ジェットを変えたから・・・?
気温のせい?
明日仕事から帰って来て再度昼間にテストランをしてみた結果を見て明後日のスケジュールを決める事に。
キャブとインシュレーターがベトベト。
全開近くで走り続けたせいでかなり結露してます。