エンジンを始動してみますが中々かかりません。
一度キャブを組み直し全く問題無いと思われる状態でやってみますが相変わらず。
点火時期を再度見直しますが点火時期は大体あってます。
よく見ていると火が飛んだり飛ばなかったりしているような気が・・・
というか点火時期を調整し直すたびにどんどん火が飛ばなくなっています。
何かありそうなのでポイント付近を見直します。
このクランクシャフトの半月状のキーが付く溝が開いていて、結構ガタが有るのが気になる所。
以前スポカブでも破損した事が有りました。
この状態だとフライホイールをしっかりと締め付けしておかなければいけません。
ポイントを外してみました。この辺りに問題があるはず。
しかし状態は良いです。むやみやたらに新しく変えても意味が無い気がしますので、さらにきっちりと接点を磨き動作も確認して再利用する事にしました。これで元通りの状態に組み付けしたのですが変化無し。
ふと気になって見てみるとポイントへつながる配線の端子がエンジンに触れていました。
ここが原因です。配線の非常に端子が大きく、元々付いていた通りに付けるとポイントの位置によってエンジン本体に触れてしまうという状態でした。
元々この状態だったのでこの車両は最後はまともに走っていたと思えません。
端子をぐにゃりと曲げエンジンと接触しない様にして対策しました。
点火も復旧してついにエンジン始動!
スクリュー類を調整して点火タイミングも微調整。
中々快調にアイドリングします。
苦節?3週間。ここまで来ました。
後はテストランをするのみです。
復活おめでとうございます。
一応ものになりました。
毎回色々あるものです。
それを色々調べながら直していくのが一番楽しかったりします。