CBRで風になる~♪

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PCに触れて30年その3

2010年03月06日 | レトロパソコン
ときどき
最近、土曜・日曜は雨ばかりですね…バイクネタが無いのでPCネタ第3弾行きます
高校2年の終わり頃…PC-8801mkIIFRの遅さに嫌気がさしてきました
とにかく PAINT命令が遅すぎる…SRになって改善されたとはいえ…気に入らない

その時に月間マイコンの物々交換の投稿でMZ-2521とPC-8801mkIISRを交換して欲しい…
との記事を見つけ相手先と連絡を取り付属品一式を含め等価で交換して頂く事になりました

MZ-2500シリーズは不人気機種でしたが間違いなく8bit最高の名機でした。
もうPCでゲームはいらない と思い機能優先で選択しました。ゲームはFCが出てましたしね…
本当はPC-9801VM2が欲しかったのですが…本体のみで40万円越えと高過ぎる ため
とても買える金額では無かったので最速8bit機 と言う理由でMZ-2521にする事にしました。

 画像をクリックするとデモがニコニコ動画で見られます。

MZ-2521は以降にV2モデルが発売されたため、それと同じ仕様にハードをアップグレードしました。
下記がそのスペック になります。FRで採用されていたCPU Z80A(4MHz)がZ80B(6MHz)になり…
CPUのクロックだけ見ても1.5倍に…メモリも64KBから256KBに4倍にアップしています
そして画面もFRでは640x400では白黒だった のが640x400で16色のカラーに
解像度を落とせば256色の画面を2画面 持たせる事ができました。

CPU:Z80B(6MHz)
MEM:256KB
FDD:3.5inch2DDx2機
VRAM:128KB(640x400x16色:320x200x256色x2画面)
サウンド:FM音源8オクターブ3重和音+SSG8オクターブ3重和音

当時の通称はSuperMZ…まさにシャープの力作です。
後に電波新聞社から出たゲーム 『XEVIOUS』 でハードの良さが注目 されました。
8bit機の中では最速 の描画速度にハードウェアスクロール(縦のみ)を搭載…
スプライト機能が無いのにちゃんとXEVIOUSとして動いていました これは凄い事です。

当時、他のPCにもXEVIOUSは多く移植されましたが…MZ-2500に敵う機種はいませんでした。
他に『レイドック』というアクションゲームが発売され1ドッド単位での動作 で有名になりました。
ただ2年後にX68000が出て…その圧倒的なパフォーマンスにMZ-2500は影を潜めてしまいました
流石に16bit機には敵わないません。まぁ値段も倍 くらいしていましたからねぇ…

でもMZ-2500は面白かったです。BASIC言語を使って自分で書いたゲームもそれなりに動いたし…
アクションゲームを作ってみたのですが…PC-8801mkIIFRでは遅過ぎて絶対に無理 だったので
ハードの優秀さを思い知らされました 他の8bit機ではゲームは機械語で書かないと…
まともに動きませんでしたから…インタプリタ言語のBASICでそれができるなんて素晴らし過ぎる

その後、情報処理の専門学校に進みMZ-2500を1年程使用しました。
FORTRAN言語を勉強するためにCP/M(OS)を購入しOSと言語の概念を理解しました
8bit機にはMS-DOSは無く …その前身であるCP/Mが一般的に利用されていました。
そして今は無き 国家資格(第二種情報処理技術者)にFORTRANを選択して受験し…
見事合格 する事ができました。今で言うところの基本情報処理技術者にあたります。

専門学校に入って情報処理技術者の試験に合格してから…暫くPCから遠ざかりました。
3年間専門学校に通いIT関連の会社に就職するまでの間は…毎日麻雀してましたね
かなり麻雀をやり込んだお陰で強くなりましたが…何の自慢にもなりませんね

あっ後、バイクに目覚めたのもその頃です。γ50→VT250F→NSR80に乗ってました。
一番面白かったのはNSR80ですね。2st最高 80ccで120km/h出るなんて…

その後PCを使うようになるのは働きだしてからの事になりますが…
その話は次回にとって置きたいと思います。ここまでの長文読んで頂きありがとうございました
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