成田駅前にある「スカイタウンギャラリー」に行って来ました。人形作家「伽羅」(Kara)さんの人形作品と、写真家「たかはしじゅんいち」さんとコラボレーションした写真作品の展示が開催されていました。展示は4種類、⑴夢の中に出て来た人形を再現した物・⑵「異形」(いぎょう)・⑶絵入り人形・⑷商品としての量産型人形など約38点の作品。30cm位の物から等身大までと多様でした。成田市の主催で開催されていました。「伽羅」さんは成田市出身・在住で人形教室も開いています。
人形は石粉粘土で形を作り、胡粉を塗ってから磨き、油絵の具で仕上げています。関節部分は球体で出来ていて自由に動かせる様になっています(球体関節人形)。着ている服も全て手作り。和服は古着をリメイクしたものでした。髪の毛は化繊毛・人毛など様々。「異形」には鳥の羽も使われていました。人形を展示する空間にも拘っていました。アンティークな家具や調度品などは古道具屋さんで集めたのでしょうか?人形が展示してあるというよりは、そこに居る様な空気感で不思議な世界でした。
メイン作品の「玉」(ぎょく)の眼には玉虫が使われていました。他のガラスの眼とは違った輝きがありました。「絵入り人形」は上半身だけのマネキンみたいなボディーに、アクリル絵の具で細密な鳥などの絵が描かれていました。それは「伊藤若冲」の「動植綵絵」を思わせる様な絵でした。「異形」の作品である「ミネルヴァの梟」にはフクロウの羽がたくさん使われていました。森の中で撮った「たかはしじゅんいち」さんの写真もありました。「貝の家-鉱石収集の家-」は50cm位のドールハウスの様な作品でした。
気になっていたので序でに見て来ました。昨年の7月からJR成田駅参道口のロータリーに成田市観光キャラクター「うなりくん」のイラストが描かれたポストが登場しました。日本郵政150周年記念事業の一環で、既存のポストにラッピングが施されたもの。今年の3月末まで設置の予定だそうです。「ぽすくま」は日本郵便のキャラクターです。
パンフレットより「玉」(新作) / 上:「阿吽」 下:「薔薇のヴァンパイア」
ラッピングポスト・左側 / 前面 / 右側 < 裏面もあります(略) >