家で昼食を済ませてから銀行の用事で成田駅に行った序でに、「成田市文化芸術センター」の「スカイタウンギャラリー」に寄りました。ちょうど《 ももなり高展 ~劇画と共に歩んだ50年~ 》が開催されていました。代表作の「論語と孔子」(作画のみ)・「それからの三国志」(作画のみ)・「孫子の兵法」(原作・作画)の3作品を中心にした展示でした。
「ももなり高」さんは1950年に北海道根室市に生まれ、成田市には1990年から住んでいます。漫画家を目指していた頃は「手塚治虫」さんが大好きでした。劇画を描くようになったのは、高校の先輩の「神田たけ志」さんが関係しているそうです。「神田たけ志」さんは憧れの「さいとう・たかを」さんの下でアシスタントとして働いていました。高校を卒業後、遊びに行ったところ、独立してデビューしていた「神田たけ志」さんを手伝うことに。アシスタントとして働くうちに、原作付きの漫画を描かないかと声が掛かり、1975年にデビューしました。
パンフレット【表】「孫子の兵法」 / 【裏】上段:自画像 下段:左上・右 「孫子の兵法」
「論語と孔子」より孔子と弟子の旅立ち / 孔子の言葉より2場面の抜粋
「それからの三国志」よりカラー原稿(イラストレーションボードにインクと水彩絵具で彩色)
漫画家なりきりコーナー(背景は実際の仕事場の写真・小道具はイメージ) / ももなり高×うなりくん
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引き続き、表参道の「なごみの米屋」にある「成田生涯学習市民ギャラリー」に行きました。《 片岡美智子 絵布・浮世絵展 》が開催されていました。絵布とは顔料(絵の具)の代わりに着物や帯・手拭い・浴衣といった日本の古布で絵を描く独自の世界です。パッチワークや押絵と違って綿は入っていません。目や眉毛・口なども細く切った布で縫ってありました。緻密な手仕事に感動しました。
この日は更に「夢グループ」主催の「夢スター歌謡祭」春・秋のコンサートにも行きました。「成田国際文化会館」までは「成田山新勝寺」の中を通って近道しました。プレミアム・チケットの8000円は高いと思いましたが、コロナ禍以降は遠くへの外出や美術館・博物館・外食なども控えていたので、思い切って行って良かったです。懐かしい歌を聴いてリフレッシュ出来ました。盛り沢山な一日でした。
歌舞伎18番より「市川団十郎」の「暫」(しばらく)
すもう
大鏡(美人画) / 船遊び -2019年・新日美展・大都印刷紙業賞 受賞- / 黒船屋(竹久夢二)