サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 秋の花便り・まとめ 》 -10月から11月-

2022年11月30日 | 動植物

「立冬」と「小雪」も過ぎ、冬が近づいて来ました。身近な秋の花を振り返ってみました。

8月末に咲いていた「オシロイバナ」 (白粉花)が咲き終わり、実がなっていました<10月4日>。潰すと白い粉が出て来ました。「キダチチョウセンアサガオ」 (木立朝鮮朝顔) は20~30センチ位のトランペットのような形の大きな花で、垂れ下がる姿は豪華でインパクトがあります。個人宅のフェンスの外に植えられていました。

「ランタナ」は庭や遊歩道など様々な所で見られ、長い間咲き続けます。黄色やだいだい色の花もあります。同じ茎から微妙に違った色の花を咲かせるので、和名は「七変化」。実も緑→青→黒と変化します。

豪華で力強く咲く大輪種の「ダリア」は、風格があって堂々としていました。遠くからでも存在感があって、思わず足を止めてしまいます。

最近、「鶏冠」(とさか)の形の「ケイトウ」 (鶏頭) を見かけなくなりました。「ノゲイトウ」 (野鶏頭) は色々な園芸品種があるそうですが、長く伸びてクネクネと曲がった面白い形の花もありました。

「オシロイバナ」の実  /  「キダチチョウセンアサガオ」

いろいろな色の「ランタナ」

「ダリア」

「ケイトウ」  /  「ノゲイトウ」  /  「ノゲイトウ」 -気ままな感じです-

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《 下総龍角寺展 》 -早稲田大学・會津八一記念博物館にて-

2022年11月15日 | 展覧会

11月15日(火)、家で昼食を済ませてから「早稲田大学」まで行って来ました。午前中は雨が降っていましたが、昼から晴れて来たので「大隈庭園」にも行ってみました。でも、残念ながら天候不良との事で閉園となっていました。仕方がないので、学内を少し散策してから展示を観に行きました。キャンパスには学生たちが戻って来て、活気が感じられました。帰りの16時30分頃には南門通りに「ワセダベア」のイルミネーションが点灯していました。「ワセダベア」は早稲田大学創立125周年記念キャラクターとして2000年に誕生したそうです。生みの親は漫画家の「弘兼憲史」さん(法学部・卒)です。

「會津八一」(あいづやいち)は1881年8月1日に生まれたので「八一」と名付けられました。書家・歌人として知られ、美術史研究と教育に力を注ぎました。作品と直に接する事が不可欠であるとの「実学」の基、私財を投じて約4000点のコレクションを資料とし、博物館設立を提言していました。これを一つの柱として1998年、やっと旧図書館(2号館)を再生して開館が実現されました。2万点を越える作品・資料を収蔵しています。

今回は企画展として、《 下総龍角寺展 》が開催されていました。「早稲田大学」では1940年の発掘以降、継続的に「龍角寺」と6世紀前半から7世紀にかけて造営された「龍角寺古墳群」(114基) 及び周辺の調査を行なって来ました。これらの調査は「明治大学」でも行なっています。両校のこれからの調査に期待しています。

千葉県印旛郡にある「龍角寺」は709年に龍が一夜のうちに諸堂(金堂・塔)を建立したと伝えられています。関東地方でも最も古い寺院の一つです。度重なる火災により古い建物は残っておらず、「金堂跡」・「仁王門跡」・「塔跡」のみが残っています。昭和7年に撮影された写真や資料を基に作られた「元禄金堂復元模型」がありました。

本尊の【銅造薬師如来坐像】は千葉県では最古のもので、「白鳳仏」として貴重なものになります。「国指定重要文化財」に指定されています。頭部のみ白鳳期の作になります。切れ長の目元、ふくよかな優しい顔をしています。「螺髪」はありません。体部は元禄5年(1692年)の火災後の再鋳になります。今は「奉安殿」と称される収蔵庫に収められています。今展では別室で厳重に展示されていました。

「龍角寺」からは多くの瓦が発掘されました。【単弁八葉蓮華文軒丸瓦】は「蘇我倉山田石川麻呂」が発願した奈良県の「山田寺」のものを祖型とし、都の権力者と深い繋がりがあった事が想起できるそうです。平瓦には近隣の地名との関係が推定出来る文字の線刻がありました。祭祀を行なった後に廃棄された大量の「灯明皿」も出土していました。【葡萄唐草文軒平瓦】は龍神信仰との関連性があるとのこと。「龍角寺」の近くからは3ヶ所の「瓦窯」が確認されています。「塼仏」や鎌倉時代のものと思われる銅製の「経筒」など珍しい物もありました。

大隈記念講堂  /  大隈重信像(朝倉文夫・作)  /  早稲田大学校歌の石碑(碑文は相馬御風の直筆)

會津八一記念博物館  /  「ワセダベア」のイルミネーション

パンフレットより

板碑  /  単弁八葉蓮華文軒丸瓦  /  銅造薬師如来坐像  /  塼仏

昭和7年撮影の薬師如来坐像  /  昭和7年撮影の金堂  /  元禄金堂復元模型

丸瓦  /  葡萄唐草文軒平瓦  /  平瓦 「加刀利」と刻まれています(香取評との関係性が・・・) 

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《 皆既月食 》と《 ダイヤモンド富士 》 -千葉県にて-

2022年11月08日 | その他

11月8日(火)は《 皆既月食 》が見られました。今回は月食の最中に、月が「天王星」を隠す「天王星食」も起こりました。皆既食中に惑星食が起こるのは非常に珍しく、日本ではなんと442年ぶりだそうです。あいにく肉眼では確認出来ず、私のカメラでも撮れませんでした。でも、雲もほとんど無く、自宅のベランダで最初から最後まで観測する事が出来て良かったです。約4時間の天体ショーでした。2021年5月26日の時は曇り空で千葉県では全く見えず、皆既食が終了後の「部分食」がぼんやりと見えただけでした。今回の皆既食は月が遠くて暗かった様な気がしました。

11月7日(月)には近くで《 ダイヤモンド富士 》を見る事が出来ました。この日は夕方から雨が降るとの予報だったので諦めていました。雨が降らなかったので、取り敢えず行ってみたら、雲が多くてガッカリ。でも、せっかく来たので待っていたら、辛うじて雲の隙間から見えました。

話は変わりますが、「東京スカイツリー」では「開業10周年記念」の「特別ライティング」のデザイン募集が行なわれました。受賞した10作品は、10月21日(金)~11月9日(水)までの期間中に点灯するそうです。画像は左より「最優秀賞」の【to the SKY, like a TREE】、「優秀賞・パナソニック特別賞」の【十人十色】、「優秀賞」の【SDGsでみんなのくらしがかわりえがおが毎日になるといい】です。都内で撮りました。

月食が始まり、少しずつ月の姿が見えなくなりました   /   皆既食になりました

月食が終わり、少しずつ月が姿を現わして来ました   /   明るい満月に戻りました

雲の隙間から「ダイヤモンド富士」が見えました

エメラルドグリーンが美しい / カラフルです / てっぺんは日の丸をイメージしたそうです

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