16日(火・大安)は天気は良かったのですが、風が強くとても寒かったです。お参りのついでに今年は「辰年」なので、「龍」を探してみました。
実は12月27日(水)の夕方に怪我をしてしまいました。信号が青に変わったので、コンビニの横を小走りに通リ抜けようとしました。駐車場の「タイヤ止め」が何故か1台分だけ建物からはみ出していた為に引っ掛かりダイブ。左胸を強打し、ショートブーツのつま先は両方共めくれてしまいました。骨は折れていなそうだったので様子をみる事にしました。ジッとしていれば痛くなかったのですが、触ると痛くて寝返りも打てず、起き上がる時に激痛が走りました。10日頃には痛みが和らいで来たので、お日柄の佳いこの日に行きました。
「三重塔」の一層目の軒には金の「龍頭」が「阿形」と「吽形」になっていて飾られていました。全部で24ありました。二層目は「麒麟」、三層目は「獏」だそうです。もちろん、「阿形」と「吽形」になっています。また、隣の「鐘楼」の近くには「倶利伽羅龍王」(くりからりゅうおう)の青銅像がありました。剣に「龍」が巻きついて呑み込もうとしています。大変美しい「倶利伽羅剣」は不動明王の化身「倶利伽羅龍王」を表わしているそうです。
「釈迦堂」の正面の「虹梁」には「龍神」の彫刻がありました。堂内の「中央天井」には「狩野一信」作の水墨銀泥の「雲龍図」が飾られていましたが、暗くて良く見えませんでした
「額堂」の4つの「木鼻」(柱の外側に突出した部分)にはそれぞれ違った「龍」の彫刻がありました。
「仁王門」の階段下にある2つの四角形の「燈籠」に「金龍」の飾りがありました。「提灯」の下にも「龍」がありました。「仁王門」をくぐると、「太鼓橋」が架かった「仁王池」があります。岩では亀が甲羅干しをしていてトレビの泉みたいにお金が投げ入れられています。右側の岩は亀の形をしていて「亀岩」と呼ばれています。
「出世稲荷」の向拝の中備にも「龍」がありました。
「総門」(楼門)の「蟇股」(かえるまた)には「十二支」の彫刻があります。「五色幕」の上あたりになります。「蟇股」は梁などの水平部材の荷重受けの構造材ですが、装飾され化粧材化されることも多いそうです。 蛙が股を広げたような形状が名称の由来。「十二支」の中から「辰」を撮りました。
「龍」は他にもあると思いますが、私が探したのは以上です。
おまけの画像として「表参道」の歩道にある「十二支」の石像から「辰」だけを撮りました。帰りに馴染みの御店で何時もの「升形」の「熊手」を買うつもりでしたが、7日頃に売り切れてしまったそうです。初めて「宝船形」の「熊手」を買いました。
「照範じめ」が飾られた大本堂 15時の御護摩に向かうところです
三重塔 一層目の金の龍頭 倶利伽羅龍王の青銅像
釈迦堂 【上】龍神の彫刻 【下】狩野一信作の「雲龍図」
額堂(柱の上の四方の出っ張りが木鼻) 木鼻(右奥)の龍の彫刻
仁王門(階段下の燈籠に金龍) 金龍の飾り 提灯の下の龍
仁王池の岩 / 右側の岩は亀岩 -年末に掃除したのでしょうか、底が見える位に水が綺麗でした-
出世稲荷の向拝 向拝の中備にある龍
総門(五色幕の上に十二支の蟇股) 「辰」の蟇股
辰の石像 -守り本尊・普賢菩薩と書かれています- 宝船形の熊手