サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 初夏の花便り② 》 -戸定が丘歴史公園・松戸駅周辺にて-

2022年06月21日 | 動植物

6月21日(火)、都合がついたので「戸定が丘歴史公園」に行って来ました。20日が月曜日で休館日だったので、21日が「戸定の日」になりました。庭園復元に向け、「戸定歴史館」所蔵の古写真をもとに「ハカタシロ」(博多白)と言う「サツキツツジ」を植樹したとのこと。庭に降りるのを楽しみにしていましたが、残念ながら花は咲き終わっていました。

庭園には降りずに公園内を散策しました。3月21日に行った時、「茅葺門」に入って直ぐの所に咲いていた「ヒイラギナンテン」(柊南天)に果実がなっていました。梅雨といえば「アジサイ」です。ちょうど、カタツムリが止まっていました。「ビヨウヤナギ」(未央柳)は葉が柳に似ているのでこの名に。オトギリソウ科で、細くて長い雄しべがとても綺麗でした。

「松戸探検隊ひみつ堂」は「旧原田米店」の建物が取り壊される為に閉店していました。仕方がないので、「松戸観光案内所」に寄りました。その時にマンホールの事を聞きました。松戸市の「デザインマンホール」は昭和59年に制作された「コアラとユーカリ」柄から始まるそうです。これは当時の市役所職員を中心にデザインされたものです。

令和3年5月に松戸市と「ホワイトホース市」(旧・ボックスヒル市/オーストラリア)は姉妹都市交流50周年になりました。これを記念して新しいマンホールの【デザインコンテスト】が実施されたそうです。令和4年4月4日(月)にお披露目されました。「コアラ」と松戸市の鳥の「フクロウ」、友情が花言葉の「ミモザ」が描かれています。松戸駅西口の「キテミテマツド」(旧・伊勢丹)の敷地内に設置されていました。現在、使用されている「デザインマンホール」は、大部分は無色の2種類です。松戸駅周辺を探しながら撮って来ました。

ヒイラギナンテンの果実  /  戸定邸の入口横のアジサイ  /  公園内のアジサイ

公園内のアジサイ  -カタツムリが止まっていました-

ビヨウヤナギ

ペチュニア  -「松戸探検隊ひみつ堂」のある「旧水戸街道」の歩道の植え込みに咲いていました-

「松戸探検隊ひみつ堂」の貼り紙  /  新しいマンホールのデザイン「すくすくファミリーフレンズ」

矢切の渡し(松戸市民劇場の前) / 使用中のマンホール -「矢切の渡し」・「コアラとユーカリ」-

【おまけの画像】 東屋からの眺め -常磐線を走る特急列車と貨物列車-

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《 坂本直隆作陶展 / 老舗和菓子屋の掛紙展 》 -なごみの米屋にて-

2022年06月08日 | 展覧会

「なごみの米屋」に買い物に行きました。ついでに店内にある「成田生涯学習市民ギャラリー」で開催されていた《 坂本直隆作陶展 》を観て来ました。成田市在住の「坂本直隆」さんが陶芸の世界に入ったきっかけは、陶芸が趣味だった奥様と結婚したことだそうです。奥様は結婚と同時に陶芸教室を始めました。お子様を出産後に陶芸教室を奥様から引き継ぎ、会社員と2足のワラジを履くことになりました。公募展にも多数チャレンジし、入選を重ねて来ました。63歳で会社を退職後に念願の作陶に没頭する日々になりました。

まったくの独学での作陶で、取り入れてみようと思うものは取り入れ、型にとらわれずに作っているそうです。特に「茜線紋」シリーズが印象に残りました。どの様にして細く真っ直ぐな線を描くのか聴いたら、細いテープを貼って作っているとのこと。5回位の工程を経て焼き上げるという「坂本直隆」さんが編み出した方法。緻密な手仕事に感動しました。

同時に展示されていた《 「棟方志功」のいろは版画字の模写 》は、「絵手紙の会」の方が新聞紙のカラー部分を手でちぎって作ったそうです。

茜線紋大皿  /  茜線紋六角器 / -2点共に千葉県展に入選- 

茜線紋フリーカップ -後に壺も見えます-  /  「棟方志功」のいろは版画字の模写

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「なごみの米屋」別館の「成田羊羹資料館」で第37回企画展《 老舗和菓子屋の掛紙展 》も観て来ました。昭和30年から昭和40年頃の老舗和菓子店の掛紙を中心に展示してありました。有名な作家が関わった掛紙もたくさんありました。「米屋本店」(現・なごみの米屋)は、1899年(明治32年)に羊羹屋を創業する以前は、この地で米穀業を営んでいました。その屋号を受け継ぎ、最初の掛紙は稲穂が描かれていました。

話は変わりますが、2022年4月24日(日)、「大本山成田山新勝寺」の中興第二十二世「貫首」となられた「岸田照泰」大僧正の「晋山式」が厳かに執り行なわれました。2003年3月の第二十一世「貫首」の「橋本照稔」大僧正の時以来19年ぶりになります。成田山表参道では、「晋山」慶祝のお練りが行われ、その時の「のぼり旗」と「提灯」が参道商店街に飾られていました。

「「新宿中村屋」の掛紙  -「棟方志功」のデザインによるもの-

「文明堂」の掛紙  -「伊東深水」の画によるもの-

「入船堂本店」の掛紙  -めでたい宝船のデザイン-

「虎屋」の掛紙 / 「亀屋本店」の掛紙 / 法事用のカタログ(徳川頼倫候よりの注文・角金堂)

「菊屋」さんの軒下には「提灯」と「五色の旗」が / 「川豊」さんと「のぼり旗」

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