サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 第128回ふれあいコンサート♪ 》 -ハープのコンサート-

2024年02月21日 | コンサート

前日の昼間は上着を脱ぐ程に暖かい一日でした。一転して今日は雨が降ってとても寒かったです。久しぶりに《 第128回ふれあいコンサート 》に行って来ました。《 大木理恵さんによるハープのコンサート 》でした。なかなか日程が合わず、2019年4月18日以来の約5年ぶりの《 ふれあいコンサート 》になりました。

最初の曲は【この素晴らしき世界】でした。豊かな低音、美しいアルペジオとグリッサンドに引き込まれてしまいました。楽器についての説明もしていただきました。弦は47本あり、青(C音)・赤(F音)・白に着色されているそうです。ペダルは7本あり、半音の上げ下げに使うとの事。ドレスの下でバタバタと忙しく動かしています、と「白鳥」に例えていました。

続いて【シチリアーナ】【ノクターン】【ヴェニスのカーニバル】【木星】(組曲「惑星」より) 【好きにならずにはいられない】【オーラ・リー】(「ラブミーテンダー」の原曲) とあっという間に楽しいひと時は過ぎてしまいました。アンコールは【スマイル】(映画「モダン・タイムス」より) でした。演奏後には、観客の要望に気さくに応えていただき撮影会に・・・。

市役所の玄関に「橋本大輝選手」の「世界体操競技選手権2023」 での「団体」・「個人総合」・「種目別鉄棒」 の三冠達成と「2024パリオリンピック」 出場内定の祝いのパネルが飾られていました。手前には2020東京オリンピックの時のものがありました。体操で金メダルの「橋本大輝選手」とボクシングで銅メダルの「並木月海選手」のサインなどでした。外の正面には「橋本大輝選手」の三冠達成の祝いの垂れ幕が掛かっていました。また、「祝 成田市制施行70周年」の「のぼり旗」もあちこちに立っていました。3月31日に70周年を迎えるそうです。梅の花が満開でした。

 パンフレットより                演奏前に調弦をしていました

 ハープについての説明と曲についての話を

 演奏中                     演奏後に撮影会を

 手前は2020東京オリンピックの時のもの    市役所正面に「橋本大輝選手」の垂れ幕

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《 ウクライナの歌姫 カテリーナ 》 -バンドゥーラ&弾き語りー

2022年09月27日 | コンサート

9月27日(火)、「成田市」と「成田市国際交流協会」の主催で行なわれた《 カテリーナ チャリティーコンサート 》に行って来ました。ウクライナでの人道危機支援及び、ウクライナ避難民を受け入れる周辺国での救援活動の為に開催されたものです。入場料の一部は日本赤十字社に寄付されます。

「カテリーナ」さんはウクライナに生まれ、日本に住んで16年になります。生後1カ月の時にチェルノブイリ原発事故が発生し、家族で避難生活を送ることに。6歳の時に被災した子供たちで構成された音楽団に入団し、海外公演で来日しました。ウクライナの伝統楽器の「バンドゥーラ」奏者として、19歳の時から日本に住み、音楽活動の拠点を東京に移すことに。現在、日本に2人しかいない「バンドゥーラ」奏者として、国内外でコンサート活動を行なっています。実は、もう1人は直ぐ上のお姉さんの「ナターシャ」さんです。

今年2月、祖国はロシアの軍事侵攻に見舞われました。母親の「マリヤ」さんは首都キーウから「カテリーナ」さんを頼って日本に避難し、一緒に暮らすことになりました。でも、まだ上の2人のお姉さん家族や親戚はウクライナに住んでいます。心配で居たたまれない気持ちだと思いますが、祖国への思いを語りながら、日本中を回ってチャリティーコンサートを行なっています。CDの売り上げも祖国の為に役立てようと頑張っています。私も2枚購入しました。

「バンドゥーラ」はウクライナの伝統楽器で、「リュート」 と 「ツィター」 を合わせたような外見。音色は「チェンバロ」 と 「ギター」 を合わせたような感じです。65本位の弦が半音階で5オクターブに渡って調律されています。膝の上に構えて高音を右手、低音を左手で弾きます。この楽器はかつては盲人が職業に使っていて、日本の「琵琶」との共通性があるそうです。楽器を作る職人が少なく、メンテナンスも大変との事。画像は『世界の民謡・童謡』のホームページからの引用しました。

第1部は、【幸せの鳥】・【金色の花】(マリーゴールド) ・【母への道】・【花は咲く】(日本語で) の4曲。第2部は、【ウクライナ】(第2の国歌と言われている曲) ・【平和な空】(オリジナル曲) ・【イマジン】・【翼をください】(日本語で) の4曲。アンコールとして、アカペラで【ふるさと】を歌いました。【金色の花】と【母への道】はお母さんの事を歌った曲だそうです。言葉は分からなくても、気持ちは伝わりました。「カテリーナ」さんの透明感のあるハイトーンボイスと、初めて聴く「バンドゥーラ」の響きに魅了されました。最後に主催者から「ひまわり」の花束が贈呈されました。一日も早く、ウクライナに平和な日常が戻る事を祈っています。

話は変わりますが、19日(月)に夫の十三回忌の法要で多摩の方の霊園に行きました。この日は 「台風14号」 が九州地方を縦断中でした。関東地方も影響を受け、行き帰り共に高速道路を走っている時、一時的に前が見えない位に雨が降って来ました。幸いな事に、墓前での読経の最中は晴れて暑いくらいでした。帰りの高速道路からは  「虹」 が見えたので、助手席からスマホで撮りました。コロナ禍のご時世なので、会食はせずに懐石料理のお弁当を持ち帰って頂きました。

また、「東京スカイツリー」では「すみっコぐらし」とのコラボイベント【そらのおばけのナイトパーク in TOKYO SKYTREE】を開催しています。24日(土)はこれを記念し、「すみっコぐらし」のキャラクター「しろくま」・「とかげ」・「ねこ」・「とんかつ」・「ぺんぎん?」をイメージしたカラーの「特別ライティング」が点灯していました。6種類(各キャラクター5キャラクター縦並び)の「特別ライティング」が約2分半ごとに移り変わり点灯します。画像は「5キャラクター縦並び」の「特別ライティング」です。

約300の座席は、ほぼ満席でした

ステージの様子  /  バンドゥーラ -ネックの方が低音部(弦は押さえずに開放弦で弾く)-

【おまけの画像】  高速道路から見えた虹  /  「すみっコぐらし」の特別ライティング

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《 歓喜の演 20周年記念特別公演 》 -X'mas ガラコンサート-

2021年12月04日 | コンサート

12月4日(土)、「ギャラクシティ・西新井文化ホール」に父と二人でコンサートを聴きに行きました。タクシーを使って直行・直帰で行って来ました。客席数902のところ、前後左右で重ならない様に空席になっていました。「ソリスト」以外はマスクをしていました。

《歓喜の演》とは、「21世紀ADACHI芸術文化共同制作プロジェクト」の主催事業。合唱団は公演ごとに区民から公募し、「近藤直子」氏の指揮のもとに行なわれています。7割以上のリピーターが全体を支えています。「狂言まいまい倶楽部」も区民から公募し、「山下芳子」氏の指導により、衣裳や道具作成まで行なっています。

「ベートーヴェン」の「第九」の演奏は、今回は見送ったとの事。その代わりに【 なんか変だぞ この「第九」! 】という曲が演奏されました。「第九」の第4楽章のメロディーを中心に、「ベートーヴェン」の名曲を織り交ぜたメドレーでした。< 第1部 >の後半は「ソリスト」により【 魔王 】【 アヴェ マリア 】などの歌曲とオペラの「アリア」が歌われました。肉声の歌声は素晴らしかったです。

< 第2部 >は、最初は「狂言」による「謡」と「舞」の世界の披露でした。「謡」は詞章(せりふ)の基礎、「舞」は所作(動作)の基礎だそうです。「山下芳子」氏による解説は分かり易かったです。でも、「狂言」の「劇」も観たかった・・・。最後に、お馴染みのクリスマスソングの演奏で終わりました。

話は変わりますが、この日は父の誕生日でした。99歳(白寿)になりました。大正・昭和・平成・令和を生きた事になります。記憶の衰えはありますが、寝起き・着替え・食事・トイレなどは自分で出来ているので助かっています。弟とシフトを組んで薬の管理や食事の支度などを行なっています。

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《 倍賞千恵子コンサートwith小六禮次郎 》 -ギャラクシティにて-

2021年04月23日 | コンサート

東京都が緊急事態宣言を発令し、25日から実施する事になりました。2日前となる4月23日(金)、実家の近くの「ギャラクシティ・西新井文化ホール」に父と二人でコンサートを聴きに行きました。客席数902のところ、半分の450席として前後左右で重ならない様に空席になっていました。入口で検温と消毒をし、チケットも目視で係の人が確認してから、各自で半券を切り離して箱に入れるという徹底ぶりでした。公演中はもちろんマスクを着用し、誰も声を掛ける人はいませんでした。休憩を入れるとロビーに人が集まるからなのか、1時間30分の公演は通しで行なわれました。CDなどの物販は会場の外でした。寄り道はせずに、往復はタクシーを使いました。

ピアノの「小六禮次郎」さん(作曲家・編曲家)は「倍賞千恵子」さんの 私の好きな旦那様~♪ だそうで、ラブラブなトークは夫婦漫才みたいで楽しいステージでした。1番最初の曲は【見上げてごらん夜の星を】でした。2曲目の【下町の太陽】は「倍賞千恵子」さんが「紅白歌合戦」に初出場した時の曲。その時に一緒だった「坂本九」さんが歌った曲が1曲目でした。年齢も同じだったので仲が良かったそうです。幼少時は「のど自慢」荒らしとして知られ、その後は「みすず児童合唱団」で童謡歌手として活動していたとの事。日本の四季に因んだ童謡などを歌って頂きました。【さよならはダンスの後に】【おはなはんの歌】【忘れな草をあなたに】などのお馴染みの曲は懐かしかったです。

【さくらのバラード】(山田洋次作詞・山本直純作曲)は、『男はつらいよ・葛飾立志編』(シリーズ第16作)で1度だけ歌われた幻の名曲だそうです。歌詞の中の「渡し船」とは「矢切の渡し」の事だと思います。【死んだ男の残したものは】(谷川俊太郎作詞・武満徹作曲)は反戦歌なのですが、「新型コロナウイルス」で世界中で多くの人が亡くなっている今、この日に歌った【サンライズ・サンセット】と共に心に沁みました。

昨年の「バースデーコンサート」が「新型コロナウイルス」の感染拡大防止の為に延期になっていましたが、今年の6月26日に「東京オペラシティ・コンサートホール」で開催される事になりました。会場が都心なので私は行きませんが、「倍賞千恵子」さんは6月29日でちょうど満80歳になるそうです。感染状況によって開催されるか分かりませんが、記念のイベントになると良いですね。

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《 向原愛海ワンマンライブ 》 -スカイタウンホールにて-

2019年12月22日 | コンサート

成田市出身のシンガーソングライター《向原愛海》(むこうはら あいみ)さんは、今まで都内でのみ活動して来ました。数年前から町おこしとして行なわれていた音楽イベント「ナリタのオカゲ」に一出演者として参加していました。9月に先行配信リリースされた1st album【まるで違う世界】のCD発売を記念し、「ナリタのオカゲ」の協力で実現したワンマンライブでした。

今回は《向原愛海》さんが我が家のようにほっとする時間と空間を】というテーマで主催している地域密着型の音楽イベント【 Good To Be Home vol.4 】として行なわれました。【 vol.1 】は今年1月の成田市成人式でのサプライズ出演でした。【 vol.2 】は6月2日に香取市佐原の土蔵で行なわれました。【 vol.3 】は9月29日に成田山表参道で「ナリタノヒカリ」と同時開催されました。<詳しくは9月29日のブログを観て下さい>

コーラス担当のシンガーソングライターの「Furukawa Sarah」さんとはお互いのライブに応援として参加しているそうです。ギターの「小野寺両」さんは富里市からゲストとして参加しました。アルバムの中の曲をたっぷり歌って頂きました。歌詞も共感出来るものでした。

パンフレットより / 〔Vocal〕 向原愛海さん


〔Keys〕 竹田麻里絵さん / 〔Percussion〕 大塚雄士さん / 〔Guitar〕 石本大介さん


〔Guitar〕 小野寺両さん <ゲスト> / 〔Chorus〕 Furukawa Sarahさん

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《コバケン名曲アラカルトⅡ with村治佳織》 -東京文化会館にて-

2019年08月01日 | コンサート
1999年のリニューアルを機に、意欲的な演目と魅力ある出演者と「東京都交響楽団」を起用して《響の森》コンサートを展開している「東京文化会館」。今回は44回目になり、ギタリストの「村治佳織」さんをソリストに迎えての「コバケン名曲アラカルトⅡ」でした。

パンフレットを見た時からずっと聴きたいと思っていました。でも、夜の公演で終演が21時頃になるので、ずっと迷っていました。夜、最寄り駅から繋がるバスが無い時に何時もお願いしているタクシーが個人の方なので、時間的にお風呂に入ってビールを飲んでしまっているかもしれないと躊躇していました。結局、お願いして当日の配車の予約をする事にしました。決心したのがギリギリだったので、A席とB席は無くなっていました。懐が痛かったです (^_^;)

3・4・5曲目は思い入れがあったので、特に聴きたかった曲でした。1975年12月8日・9日に高校時代のクラスメートに誘われてベートーベンの【交響曲第九番・合唱付】の追加メンバーとして参加しました。その時に、交響詩【フィンランディア】を歌詞付で同時に歌ったので、思い出の曲になっていました。「フィンランド」では国歌に次ぐ愛国歌として広く歌われているそうです。合唱の指導は「東京混声合唱団」のバリトンの遠藤さんにして頂きました。「郵便貯金ホール」で指揮:芥川也寸志、管弦楽:新交響楽団、合唱:中央合唱団で行なわれました。「芥川也寸志」さんとは「新交響楽団」との音合わせの時と本番の時にお会いしましたが、ダンディで素敵な方でした。

【アランフェス協奏曲】は様々な演奏をテレビ・レコード・CDなどで聴いていましたが、「村治佳織」さんの演奏を聴いた事が無かったので、是非とも聴きたかったのです。病気治療のために長期休養後、演奏活動を再開してからの演奏が好きになりました。一昨年に生演奏を聴いて以来だったので、楽しみにしていました。

【ボレロ】は30年位前に映画《愛と哀しみのボレロ》を観た時に初めて聴いて衝撃を受けました。2世代4つの家族の人生をオムニバス形式で描いたもので、内容は複雑で良く憶えていませんが、【ボレロ】の旋律と「ジョルジュ・ドン」のダンスの印象が強烈に残っていました。

炎のマエストロ《コバケン》こと「小林研一郎」さんの指揮とお話は「ファミリーコンサート」の様にフランクな雰囲気で楽しかったです。そして、79歳とは思えない様な軽やかでダイナミックな指揮でした。また、「村治佳織」さんにはアンコールで【アルハンブラの思い出】を弾いて頂きました。大好きな曲だったので得した気分になりました。心の中で≪やったぁ~!≫と叫びました。「小林研一郎」さんは【ボレロ】の繰り返されるリズムと旋律からは輪廻転生を感じ取って下さいとの事でした。アンコールでは壮大なクライマックスの部分のみを再度演奏し、感動的に盛り上がって終わりました。 

                 ───── 記 ─────

    指揮 : 小林研一郎 / ギター : 村治佳織 / 管弦楽 : 東京都交響楽団
  
          ロッシーニ  歌劇 【セビリアの理髪師】 序曲
          ウェーバー  歌劇 【魔弾の射手】 序曲 Op.77
          シベリウス  交響詩 【フィンランディア】 Op.26 
          ロドリーゴ  【アランフェス協奏曲】   ギター : 村治佳織
          ラ ヴ ェ ル  【ボレロ】

《響の森・コンサートVol.44》 コバケン名曲アラカルトⅡ / 郵便貯金ホールにて(1975.12)

 
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《 第96回ふれあいコンサート♪ 》 池山由香・アルパ&声楽ソロコンサート

2019年04月18日 | コンサート

今回も成田市役所1階の市民ロビーで行なわれました。「池山由香」さんは音楽大学で声楽科・研究生を修了。10歳の時にアルゼンチン・ブエノスアイレス市にて「アルパ」に出合い、現地と日本で学びました。現在、アルパ奏者・声楽家として活躍しています。

「アルパ」は中南米で弾かれる民族楽器です。「ラテンハープ」、「インディアンハープ」、「パラグアイハープ」とも呼ばれています。コンサートハープの「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」より小さくて(重さは10kg位)、半音を操作するペダルがありません。民俗楽器としては半音の操作は必要ありませんでした。しかし、様々なジャンルの曲を弾く様になり、本体上部に半音操作レバー(シャープレバー)がついた「アルパ」が考案されました。また、共鳴箱の側面や支柱には手彫の彫刻や寄木細工などの装飾が施されています。「池山由香」さんはパンダが好きだったので、真ん中にパンダを入れて貰ったそうです。

尚、「池山由香」さんのこの日のドレスはパラグアイ刺繍の「ニャンドゥティ」で作られたものだそうです。一つのモチーフを作るのに3時間位掛かるとの事。何人かで手分けしてモチーフを作り、それらを繋げて完成させます。とても手が込んでいて、作った人の思いがこもった素敵なドレスでした。

演奏曲はアルパの独奏で【コーヒー・ルンバ】・【ラ・クンパルシータ】・【川の流れのように】・【牛乳列車】(アルパの代表曲)・【コンドルは飛んでいく】(フォルクローレ)の5曲を演奏。「アルパ」の弾き語りで【ベサメ・ムーチョ】・【朧月夜】・【花祭り】(フォルクローレ)の3曲を美しいメゾ・ソプラノで歌って頂きました。【牛乳列車】は列車が走る様子を「アルパ」で表現し、テクニックが必要な躍動的な曲でした。

 

演奏の合い間に楽器の説明も・・・ / 寄木細工のパンダの装飾


パラグアイ刺繍のドレス / 市役所の入口に「チーバくん」と「うなりくん」の鯉のぼり


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《 第95回ふれあいコンサート♪ 》 -Lune Sonne(リュンヌゾンネ)-

2019年03月14日 | コンサート

3月14日(木)に久しぶりに《ふれあいコンサート》に行って来ました。今回は成田市役所1階の市民ロビーで行なわれました。「近藤彩音」さんの「ハンマーダルシマー」と「坂野いぶき」さんの「セルマーマカフェリタイプギター」による演奏でした。ユニット名はLune Sonne(リュンヌ・ゾンネ)。

「ハンマーダルシマー」は中東が発祥の楽器でピアノの先祖とも言われているそうです。台形の木の箱に約80本の鉄の弦が張ってあり、木のバチ(ハンマー)で弦を叩いて音を出す楽器です。プロで演奏している人は日本では10名程、アマチュアを入れても100人位しかいないそうです。

「セルマーマカフェリタイプギター」はフランス発祥のジプシージャズで使用されていた楽器です。弦はスチール弦なのですが、ガット弦の様な柔らかな響きでした。また、ハイポジションを弾き易い様にボディがカットしてあります。サウンドホールは楕円形で小さく、弦を止める所の形状が変わっていました。

演奏曲は【私のお気に入り】【ダニー・ボーイ】【ハンガリー舞曲第5番】【いい日旅立ち】【Winter Waltz(オリジナル曲)】【ユーモレスク】【藁の中の七面鳥(オクラホマミキサーでお馴染みの曲)】でした。お二人の楽しい御喋りや観客と一体感が生まれた演奏で、アッと言う間に時間が過ぎてしまいました。演奏が終わってから、近くで楽器を見せて頂きました。

「ハンガリー舞曲第5番」の演奏の時はクラシックギタースタイル(足台が左足)で・・・


この日は木のバチを2種類、叩く面(革を貼ってある面もある)を使い分けて音色に変化を・・・

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《ブラスバンドコンサート》~《企画展・正月を迎える》 -房総のむら内-

2018年12月01日 | コンサート

12月1日(土)、「旧学習院初等科正堂」(房総のむら内)に「千葉県立成田国際高等学校・吹奏楽部」のコンサートを聴きに行きました。昨年に引き続き今年は2回目の出演になるそうです。「成田国祭高等学校・吹奏楽部」は「千葉県吹奏楽コンクール」本選大会A部門に出場し、金賞を受賞しました。残念ながら東関東大会出場とはなりませんでしたが、各種大会で上位入賞するなどレベルの高さは定評です。

クリスマスに因んで最初は【クリスマスキャロルファンタジー】(イエス・キリストの誕生に関する賛美歌)で厳かに始まりました。続く【オーメンズ・オブ・ラブ】はウキウキして来る様な曲でした。【イン・ザ・ムード】はジャズ、【Make her mine】は映画『スウィング・ガールズ』でも御馴染みの曲でスウィング感のある曲でした。【ダンシン・メガヒッツ】はソロパートも多く、楽器を上下左右に動かしたり、踊ったりしながらメリハリのある演奏でした。

最後の【Xmas Swingin’コレクション】の次にプログラムには載ってませんが、「成田国祭高等学校」御馴染みの【Inba de Sanba】の演奏がありました。何時もながらノリノリで楽しい演奏でした。アンコールは「THA BOOM」の【風になりたい】。サンバ調でワクワクしてきました。とても楽しいコンサートで元気を貰いました。

3時に演奏が終わったので、「風土記の丘資料館」(房総のむら内)に展示を観に行きました。正月飾りを中心にした展示でした。同じ千葉県でも地方によって、様々な形がある事が分かりました。

企画展パンフレット / 風土記の丘資料館 <入口に茅の輪がありました>

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《第31回・成田ブラスの祭典》 -成田国際文化会館・大ホールにて-

2018年11月25日 | コンサート

11月25日(日)、息子夫婦と一緒に聴きに行きました。息子が教科を担当した中学の今年の卒業生が、2名出演しているとの事で楽しみにして行きました。参加校は全部で5校でした。

◆1校目:「成田高等学校音楽部」の18名のメンバーによるステージドリルでした。統制の取れたパフォーマンスと演奏でした。次の舞台の準備の間に「千葉黎明高等学校」の金管8重奏と「成田国際高等学校」のフルート3重奏が演奏されました。

◆2校目:「東京学館高等学校吹奏楽部」の11名による演奏でした。【埴生の宿】では女性9名による無伴奏の女性3部合唱で美しいハーモニーを聴かせてくれました。次の舞台の準備の間は「成田国際高等学校」の木管8重奏の演奏でした。

◆3校目:「成田北高等学校吹奏楽部」は1・2年の17名のメンバーによる元気溢れる演奏でした。

休憩の後、◆4校目:「成田国際高等学校吹奏楽部」は1・2年の34名のメンバーによるとても楽しい演奏でした。特にご当地ソングの【Inba de Sanba】では <インバ・インバ!サンバ・サンバ!> とノリノリの演奏でした。次の舞台の準備の間は「成田北高等学校」のアンサンブル5重奏でした。 

◆5校目:「千葉黎明高等学校吹奏楽部」は1・2年の48名のメンバーによる迫力のある演奏でした。

準備の間に舞台の袖で行なわれるミニ演奏も楽しみの1つになっています。最後の休憩の後は合同演奏でした。

1曲目は「成田北高等学校吹奏楽部」と「千葉黎明高等学校吹奏楽部」の2校による演奏でした。2曲目は「成田高等学校音楽部」・「東京学館高等学校吹奏楽部」・「成田国際高等学校吹奏楽部」の3校の合同でした。最後の曲は「成田北高等学校吹奏楽部」と「千葉黎明高等学校吹奏楽部」の皆様が舞台の下で合唱を担当し、【ハナミズキ】を吹奏楽と合唱のコラボレーションで、会場が一つになって終わりました。

いったん家に帰ってから、寿司・創作料理の「一幸」に行き、「漁師のなめろう定食」を食べました。「なめろう」に「アジフライ」・「牡蠣の茶碗蒸し」・「あら汁」が付いていて、食べ応えがありました。「なめろう」に醤油をつけたり出汁をかけたりと、2通りの食べ方を楽しめて美味しかったです。体も温まりました。

 

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《国際ハープフェスティバル2018》-草加市文化会館にて-

2018年11月17日 | コンサート

17日(土)、高校の同窓生とその友人と共に4人で東武スカイツリーライン・獨協大学前駅から徒歩5分の所にある草加市文化会館にコンサートを聴きに行きました。この日はメインコンサートの1日目でした。今年で30回目になり、年々盛大になって来ているそうです。

コンサートは6部構成になっていました。◆まず、最初は「レバーハープ」という小型のハープ19台によるアンサンブルの演奏でした。◆2部はハープとマリンバの共演で、初めて聴く組み合わせでした。【エーデルワイス】や【星に願いを】など4曲が演奏されました。アンコールの【熊蜂の飛行】では「村田朋子」さんのマリンバの演奏に引き込まれました。◆3部はハープと「上野星矢」さんによるフルートの共演で、【カジルダ幻想曲】という曲でした。◆4部はロシア人の「ソフィア・キブルスカヤ」さんによるハープの独奏。【モルダウ】とプロコフィエフの【プレリュード】の2曲でした。ハープ独特のグリッサンドを生かした素敵な演奏でした。

◆休憩の後、5部は「千住真理子」さんによるヴァイオリンの独奏でした。ピアノの共演は「丸山滋」さん。【タイスの瞑想曲】ではハープの「ソフィア・キブルスカヤ」さんとの共演もありました。他には【G線上のアリア】・【亡き王女のためのパヴァーヌ】・【ハンガリー舞曲・第1番】・【チャルダッシュ】などが演奏されました。メリハリがあり、息遣いが伝わる様な魂のこもった演奏でした。2011年に初めて「千住真理子」さんの生演奏を聴いた時、その気迫に満ちた演奏に感動しました。なので、今日また聴けるのを楽しみにしていました。

◆6部はプロのハーピニスト10人による「ジュエル・ハープ・ジャパン」の演奏でした。【アイネ・クライネ・ナハトムジーク】・【ワルツメドレー】・【小さな世界】の3曲が演奏されました。アンコールは【スパゲッティ・ラグ】という楽しい曲でした。グランドハープが10台揃った眺めは壮観でした。

併設の伝統産業展示室「ぱりっせ」では「せんべい」・「ゆかた」・「皮革製品」などの展示や販売を行なっていました。ここでは「せんべい」を焼く前の状態の物も売っています。オープントースターで焼くと焼きたての状態を味わう事が出来るそうです。T子さんがお土産に買っていました。

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《 第88回ふれあいコンサート♪ 》 -成田市消防音楽隊-

2018年08月16日 | コンサート

コンサートは12時10分から12時50分まで市役所6階・大会議室で行なわれました。「成田市消防音楽隊」の隊員は普段は消防隊・救急隊・救助隊として勤務しています。殆どの隊員が楽器未経験者なので、勤務の合間に集まり練習しているそうです。現在隊員25名で29種類の楽器を使い分け、演奏活動を通して消防に関する広報活動を行なっています。

今日は演奏の途中に「火災報知機」の説明や「熱中症」の対策についての話がありました。演奏は【アフリカンシンフォニー】から始まり、お馴染みの【君の瞳に恋してる】や【魔女の宅急便メドレー】・【マーチスカイブルードリーム】・「コードブルー」の主題歌【HANABI】・【スターウォーズ】・【ウイーンはいつもウイーン】・【明日も】の8曲でした。隊員の元気溢れる指揮によるパワフルな演奏でした。指導の先生はトロンボーンを吹いていらっしゃいました。

「成田スカイタウン」で昼食後、4Fのギャラリーで「広島・長崎原爆写真展」を見て来ました。広島と長崎では違う原爆が投下されたと言う事を初めて知りました。人口の関係で被害者の数は広島の方が多かったけれど、長崎の方が威力が大きい物が投下されたそうです。

5Fのギャラリーでは【Un NOIZE in Narita】と言う名の不思議な空間の展示が在りました。成田市内で録音したあらゆる音と環境音楽の様なピアノの音がランダムにスピーカーから流れていました。それらの沢山のスピーカーに囲まれた真ん中に座って聴くと言うもの。目をつぶって耳を澄まして聴いていたら、改めて日常の様々な音に気付かされました。



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《 第86回ふれあいコンサート♪ 》 -Passo a Passo-

2018年06月21日 | コンサート

今日のコンサートは成田市役所6階・大会議室で行なわれました。《Passo a Passo》は「柏市立柏高等学校」出身の​トランペットとサキソフォンの先輩・後輩デュオです。「藏持智明」さん(トランペット)が1年先輩になり、「柗井拓野」さん(サキソフォン)とは中学校から一緒だそうです。「柏市立柏高等学校」と言えば、千葉県で「習志野市立習志野高等学校」と吹奏楽部の双璧をなす学校です。その後、別々の大学で音楽を専攻し、現在ユニットを組んでいます。尚、《Passo a Passo》とはイタリア語で一歩一歩と言う意味だそうです。

演奏はピアノとドラムとの共演で【A列車で行こう】から始まりました。サキソフォンは「テナーサックス」・「アルトサックス」・「ソプラノサックス」の3種類。トランペットは「通常のトランペット」・「フリューゲルホルン」・「ピッコロトランペット」・「スライドトランペット」(トロンボーンみたいな形で、通販で12800円で買った物)の4種類を使い分けての演奏でした。

【チムチムチェリー】や「柗井拓野」さんのボーカルで【男はつらいよ】の主題歌とご当地ソング【うなりくん なう!】、「柗井拓野」さん作曲のオリジナル曲など全部で7曲の演奏。最後の曲は【チャルダッシュ】で、何種類かの楽器を使い分けながらメリハリのある楽しい演奏でした。【うなりくん なう!】ではカンペを見ながら一所懸命歌って頂きました。楽しいお話と演奏であっと言う間に時間が過ぎてしまいました。アンコールは「藏持智明」さん作曲のオリジナル曲でした。

成田駅に行く途中、運動公園近くの「生涯大学校」のフェンス外の「紫陽花」が目に留まりました。ブルー・紫・ピンクのグラデーションがとても美しかったので思わず写真を撮りました。

アルトサックスとピッコロトランペット / アルトサックスとスライドトランペット


テナーサックスとフリューゲルホルン / ソプラノサックスと通常のトランペット / 寅さんになりきって・・・   


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《3つの色~ハーモニカ・オカリナ・ギター》の演奏会 -両国門天ホール-

2018年06月17日 | コンサート

17日(日)、高校の同窓生3人で「両国門天ホール」で行なわれた《3つの色~ハーモニカ・オカリナ・ギター》の演奏会に行って来ました。演奏は3種類の楽器、ハーモニカ:「崎元譲」さん、オカリナ:「山村多恵子」さん、ギター:「小川和隆」さんによるものでした。尚、ギターの「小川和隆」さんは高校の同窓生です。ギターを「小原聖子」氏に師事し、スペインにて「ナルシソ・イエペス」氏に「十弦ギター」を学びました。また、「東京芸術大学」音楽学部楽理科を卒業した理論家です。

第1部はトリオによる【ニューシネマパラダイス】から始まりました。次は「オカリナ」&「ギター」による【コンドルは飛んでいく】など2曲の演奏でした。引き続き「オカリナ」ソロで【さくら】の演奏がありました。「オカリナ」の演奏は市民サークル等の発表会とか、映像で「宗次郎」さんの演奏を聴いた事しかありませんでした。「オカリナ」は音域が狭いので幾つか大きさの違う物を使い分けるそうです。一番大きなバスの音域の物は重さが800gもあって手が痺れて来るとか。最近では3オクターブも音が出せる物もあるそうです。見せて頂きましたが、吹き口が3つ並んでいて、穴も沢山あいていました。

「崎元譲」さんにはハーモニカソロで2曲を披露して頂きました。そして、ハーモニカでの和音のテクニックや吸音が続くと辛いなど苦労話を伺いました。また、「文化省創設キャンペーン」と言うのに参加していて、2020年を目標に他の多くの文化人と共に頑張っているそうです。

ギターソロは【前奏曲第3番~バッハへの讃歌】(ヴィラ・ロボス)と【もしも彼女が尋ねたら】の2曲で、「10弦ギター」による演奏でした。「10弦ギター」は「ナルシソ・イエペス」氏が開発したギターなのですが、本人から直に学んだそうです。「10弦ギター」を弾く演奏家は余りいませんが、豊かな響きが特長です。

第2部の1曲目、トリオによるバッハの【2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043】の演奏は聴き応えがありました。思わずため息が・・・。第1部と違うデュオの組み合わせによる演奏3曲の後、最後はトリオによる【花は咲く】でした。アンコールには【ピチカート・ポルカ】が演奏され、楽しい雰囲気の内に終わりました。その時、「山村多恵子」さんの呼び掛けにより、写真撮影がOKとなりました。

時間があったので、「国立科学博物館」に行って「日本館」を観て来ました。また、機会があったら「地球館」にも行ってみたいと思います。



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《吉川久子・愛のフルートコンサート》 ☆未来の子供たちへのオマージュ☆

2018年06月02日 | コンサート

【未来の子供たちへのオマージュ】と題した今回のコンサートは、<胎児から大人までが音を楽しむ心>を提案し、「命」・「絆」・「生」をテーマとし、全国47都道府県での開催を10年をかけて展開する予定だそうです。スタートは昨年10月に三重県で行ない、千葉県は2県目になります。順次回って行くそうです。

吉川さんは「房総のむら」の重要文化財「旧学習院初等科正堂」で今までに5回演奏を行なって来ました。2011年の「マタニティーコンサート」の時には娘が妊娠中だったので、著書『母と子の絆を深めるマタニティコンサート・CD付』に娘へのメッセージを書いて頂きました。「マタニティーコンサー」は30年位前から1300回以上行なっていて、草分けとして知られています。フルートの音色は母親の声に近いので合っているようです。今、様々な活動を行なっていますが、その原点になっているそうです。

演奏はギターとウッドベースとの共演で【アヴェ・マリア】から始まりました。【月の砂漠】・【浜千鳥】など千葉県に関わりのある曲や千葉県に伝わる子守歌を2曲。そして、「房総のむら」をイメージして作曲し、応募で曲名を決めた【房のささやき】、【ブラームスの子守歌】と子守歌が続きました。他には【野に咲く花のように】、自作の曲【道草】、中国の曲である【女人花】など。最後は地元の安食台小学校6年生の生徒さんの合唱との共演で【ふるさと】でした。

また、「セルビア共和国」との交流の際に演奏した【たなばたさま】と自作の曲【谷戸の風】の演奏とエピソードを聞かせて頂きました。「セルビア共和国」は小国ながら東日本大震災の際に2億円もの義援金を送ってくれたそうです。古くから日本が様々な支援を行なって来た事に対するものだそうです。蚊取り線香の主原料である除虫菊の原産国でもあります。アンコールは「セルビア共和国」の曲と【めぐり逢い】でした。余談ですが、着物をリメイクした吉川さんのドレスがとても素敵でした。フルートの音色に癒されました。

「旧学習院初等科正堂」の近くの林で「ホトトギス」と「ウグイス」が鳴いていました。「ホトトギス」は「ウグイス」などに托卵するそうなので近くに居るのかもしれません。気のせいか「ウグイス」の鳴き声が奥ゆかしい感じなのに比べて、「ホトトギス」の鳴き声は厚かましい声に聴こえました。



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