さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

『久石譲 in パリ 宮崎駿監督作品演奏会』を少々不穏なさっちゃんは大人しく聞いていました

2020-07-11 22:29:01 | 音楽
今朝のさっちゃんは起きた瞬間からちょっと不穏気味でした。
さっちゃんが体を起こしたのに気づいて、僕も目が覚めたのですが、いきなり僕の顔や頭や腕を叩かれたんです。
理由は分かりません。
まあ、いつも言っていますが、さっちゃんが叩こうと殴ろうと本当に全然痛くはありません。
それほど力が弱ってしまっているのか、それともちゃんと手加減してくれているのか?
とにかく朝のスタートはそんな感じでした。

さっちゃんが起き上がって部屋を歩くのを、僕はしばらく布団の中から様子をうかがっていました。
なかなか布団の中に戻って来ませんから、多分おしっこをしたいのかもと思って、さっちゃんをトイレに連れて行きました。
その予感は当たって、さっちゃんはおしっこをしてくれました。

それからまた、僕たちは二度寝して、再度目が覚めたのは8時過ぎのこと。
そこからさらにのんびりと、遅い朝食の準備にとりかかります。
まずは昨晩の食器洗いから。
さっちゃんはいつものことですが、台所にいる僕の元へ来て纏わり付きます。
僕としてはさっちゃんにすぐそばでおられると、邪魔でおちおち台所仕事も出来ませんから、さっちゃんを布団に戻します。
でも、またすぐにさっちゃんは僕の元へ。
こんなことを何回も繰り返して、僕は諦めました。

なので、録画しておいたNHKの番組『久石譲 in パリ 「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで 宮崎駿監督作品演奏会』を流したんです。
1時間30分の番組です。
すると、ダイニングの食卓の椅子に静かに座り続けています。
結局、1時間近く静かに座ってテレビ画面を観ていました。
さすがに1時間近くもじっと座っていると、別の気分が起きて来たのか、テレビから離れて僕の元へ来ましたけれどね。

やっぱり音楽には力がありますね。
先日、ずっと前に録画しっ放しだった『SONGS 中島みゆき』を流した時にはさほどでもありませんでした。
恐らく、歌う場面ばっかりではなくて、解説っぽい時間が長かったからではないでしょうか?
今日も正午過ぎに、井上陽水の曲が14曲入ったCDを流しましたが、その間ずうっとさっちゃんは静かでした。
僕の毎日のPCチェックがスムーズに進みました。
陽水のCDが終了しても、さっちゃんは落ち着いた様子が続きました。

僕は音楽が好きですし、歌うのも好きですが、CDを購入したり、音楽を常に聴いたり、カラオケで歌ったりはしません
でも、さっちゃんの気分が落ち着いたり高揚したりする音楽があるのなら、そんなCDを見つけて買ってみようかなと思っています。
コメント
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