今日のタイトルは上記のようにしましたけれど、最近はずうっとこんな感じです。
T田先生は今週も先週に引き続き入れ歯を外し、スポンジブラシで磨いてくださいました。
ただ、今週は入れ歯を戻し入れるのに大苦戦!
口を大きく一定時間開け続けてくれなければならないのですが、すぐに口を閉じようとします。
そして、恐らく舌を動かしてしまうんでしょうね。
もうちょっと我慢してくれれば、収まるべきところに収まるのに、さっちゃんは吐き出すように嫌がるのです。
気分を変えるためにリハビリルームから出られる屋上へ散歩しに行きました。
戻って来て、再度入れ歯にチャレンジしましたが、なかなか上手くいきません。
でも、何度目だったでしょう、何とかはめることが出来ました。
今日のさっちゃんは入れ歯絡みの時以外は何やらずうっと喋り続けています。
内容はまったく分かりません。
淡々と喋っていて、悲しくて泣き出しそうな声でもなく、怒っていたり辛そうな雰囲気でもありません。
そうそう、一瞬だけ哀しい気分になっていた時があって、テーブルに突っ伏して泣き声を上げていました。
先生はさっちゃんに歌ってもらおうと、その前に第九をさっちゃんに聴いてもらったのですが、その間もさっちゃんは喋り続けていました。
第九が終わってもさっちゃんは喋り続け、今度は何となく先生に向かって何かを伝えようとしているかのようです。
先生の手に触れたりしながら、先生の方を見て喋り続けています。
これには先生も聞くしかないようで、本当は声を出して歌を唄って欲しかったんでしょうが、時間は刻々と過ぎて行ってしまいます。
まあ、声を出すという点に関してなら、こうやって喋り続けているわけですから、声は出しているのですがね。
さっちゃんにとっても、僕以外の人を相手に喋るのは刺激にもなっていいのだと思います。
1時間が経過して、翌週の予定も決めて、「また来週お会いしましょうね」と挨拶も終わったのに、さっちゃんは先生に語り続けています。
先生も自分に向かって喋るさっちゃんを無視は出来ませんから、聞いてあげるしかありません。
僕が「今日はもう終わったから、来週また来ようね」と言っても、変わらず喋り続けます。
結局、さっちゃんの手を少し引くようにして、「もう帰るよ」と言って、さっちゃんにはやっと帰ることが伝わったようでした。
事務の方から来週の予約票をいただいて本当にその場から離れる段になって、二人でもう一度先生に挨拶しに行きました。
さっちゃんは再び先生に一生懸命何やら喋りかけ続けています。
また長くなりそうでしたから、僕はさっちゃんの手を引いて、強く帰ろうと促しました。
やっと帰ることになって、先生に背を向けて歩き始めると、待合室の長椅子に腰かけていらした女性がわずかに微笑まれました。
先生とさっちゃんの一連のシーンを見ておられたんでしょうね。
さっちゃんは先生にあまり従わないのですが、先生のことは好きみたいですね。
T田先生は今週も先週に引き続き入れ歯を外し、スポンジブラシで磨いてくださいました。
ただ、今週は入れ歯を戻し入れるのに大苦戦!
口を大きく一定時間開け続けてくれなければならないのですが、すぐに口を閉じようとします。
そして、恐らく舌を動かしてしまうんでしょうね。
もうちょっと我慢してくれれば、収まるべきところに収まるのに、さっちゃんは吐き出すように嫌がるのです。
気分を変えるためにリハビリルームから出られる屋上へ散歩しに行きました。
戻って来て、再度入れ歯にチャレンジしましたが、なかなか上手くいきません。
でも、何度目だったでしょう、何とかはめることが出来ました。
今日のさっちゃんは入れ歯絡みの時以外は何やらずうっと喋り続けています。
内容はまったく分かりません。
淡々と喋っていて、悲しくて泣き出しそうな声でもなく、怒っていたり辛そうな雰囲気でもありません。
そうそう、一瞬だけ哀しい気分になっていた時があって、テーブルに突っ伏して泣き声を上げていました。
先生はさっちゃんに歌ってもらおうと、その前に第九をさっちゃんに聴いてもらったのですが、その間もさっちゃんは喋り続けていました。
第九が終わってもさっちゃんは喋り続け、今度は何となく先生に向かって何かを伝えようとしているかのようです。
先生の手に触れたりしながら、先生の方を見て喋り続けています。
これには先生も聞くしかないようで、本当は声を出して歌を唄って欲しかったんでしょうが、時間は刻々と過ぎて行ってしまいます。
まあ、声を出すという点に関してなら、こうやって喋り続けているわけですから、声は出しているのですがね。
さっちゃんにとっても、僕以外の人を相手に喋るのは刺激にもなっていいのだと思います。
1時間が経過して、翌週の予定も決めて、「また来週お会いしましょうね」と挨拶も終わったのに、さっちゃんは先生に語り続けています。
先生も自分に向かって喋るさっちゃんを無視は出来ませんから、聞いてあげるしかありません。
僕が「今日はもう終わったから、来週また来ようね」と言っても、変わらず喋り続けます。
結局、さっちゃんの手を少し引くようにして、「もう帰るよ」と言って、さっちゃんにはやっと帰ることが伝わったようでした。
事務の方から来週の予約票をいただいて本当にその場から離れる段になって、二人でもう一度先生に挨拶しに行きました。
さっちゃんは再び先生に一生懸命何やら喋りかけ続けています。
また長くなりそうでしたから、僕はさっちゃんの手を引いて、強く帰ろうと促しました。
やっと帰ることになって、先生に背を向けて歩き始めると、待合室の長椅子に腰かけていらした女性がわずかに微笑まれました。
先生とさっちゃんの一連のシーンを見ておられたんでしょうね。
さっちゃんは先生にあまり従わないのですが、先生のことは好きみたいですね。