さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今回の便秘との戦い、もう終息したと信じたかったのですが・・・・

2020-12-13 23:57:43 | トイレ・排泄
3日目の木曜日にそれなりの量の固形便が出ましたから、金曜日か土曜日あたりには終息するものと楽観していました。

4日目の金曜日はデイサービスにいる時、液状便が出ていたようですが、帰宅後は落ち着いていました。
帰宅後は尿漏れパッドを一度だけ替えましたけれど、凄く汚れていたわけではありません。

5日目の土曜日10時、12時50分、14時と、トイレに入りましたけれど、パッドは汚れてなどいませんでした。
あ~あ、今回のさっちゃんの便秘との戦いも終了したみたいだな、と内心安堵し始めていました。

そんな気分になっていた時でした。
18時前のことです。
さっちゃんをトイレに連れて行って、リハパンまで脱がせた時のこと。
僕の目に、あの茶色の便で汚れた尿漏れパッドが、飛び込んできました。
あれれれれ! まだ終わってなかった!
一体いつまで続くんでしょうね?

土曜日はリハパン1枚と尿漏れパッド2枚を新しく使いました。

そして、今日は6日目の日曜日。
11時半、16時にトイレへ入りました。
11時半にはさほど汚れはありませんでしたけれど、パッドを交換しました。
16時には汚れは一切なし。


客観的に考えると、明日以降何事もなければ、土曜日で終了ということでしょう。
でも、何となく納得のいかない終わり方です。
まあ、そんな終わり方でも終わってくれたのなら嬉しいですけどね。


便秘の最中のさっちゃんも僕も、どうしても気分が苛立って刺々しくなっているんだと思います。
金曜日の夜、寝る前にトイレに入った時、さっちゃんは僕にお尻を拭かせてくれませんでした。
僕の腕を掴むんです。
僕はそのさっちゃんの手を掴み返して、離させるんですが、さっちゃんは別の手で掴もうとします。
何とかお尻を拭いた僕の腕をさっちゃんが掴んだりしますから、そして僕の腕を外に出そうとしますから、大変です。
僕の手には拭いた後の汚れたトレペがあるんです。
その汚れがさっちゃんの内腿や手に付くかもしれません。
さっちゃんの力では僕に敵いませんから、そんなことにはなりはしませんが、お尻を拭くためにこんな不毛な争いをするなんて・・・・
僕は力ずくでさっちゃんのお尻拭きを終了させました。
そして、最後にさっちゃんの太ももの上にあった手のひらをパチ~~ンと叩いてやりました!
さっちゃんは「痛い!」って喚いていましたが、僕は「ご免」となんて言いません。

こんな小競り合いのようなことはよくあります。
さっちゃんに対して怒ってもしようがないことは重々承知してますが、腹が立つことが本当に多いですよね。


今日はいつもより早い時間にこのブログを書いていました。
そして、そろそろ公開してアップしようとしていた夜の11時前、さっちゃんが寝室から出て来ました。
さっちゃんは夕食をひと口ふた口しか食べずに、眠気の方が勝ったのか、椅子から立ち上がって布団に直行していたんです。
さっちゃんは僕に喋りかけることもなく、静かにトイレの方へ歩いて行きました。
灯りのスイッチを見て、どうすればいいか迷っているようなので、僕がトイレの灯りを点けてあげました。
自分からトイレに直行するのも珍しいことです。
リハパンを下ろすと、尿漏れパッドに便が付いていました。
まだまだ便秘との戦いは続いていたみたいです。
パッドを替えていると、おしっこの音が。
さっちゃんはこのために起きて来たんですね。
偉い! 偉い!

この時のさっちゃんはいつになく凄く素直な感じでした。
僕を愛おしむ眼で見つめながら、両手で顔を撫でまわしてくれます。
優し気な言葉もかけてくれます。
さっちゃんの額を僕の額に押し当てて来ます。
いつもこんなならいいのにな!

その後、口の中を漱ぎ、入れ歯を外して、スポンジブラシでこすることが出来ました。
久し振りのことです。
さっちゃんは自分から口を開けてくれました。
いつもこんなならいいのにな!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする