さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんは首を寝違えたようです。大変です!

2019-07-19 23:21:26 | 病気やら体調やら
今週の火曜日、朝起きるとさっちゃんの様子が変です。
どうやら、首を寝違えたようで痛がります。
表情も苦しそうで冴えないんですけれど、朝食は少しですが食べました。
この日はデイサービスの日ですから、迎えのスタッフさんが来てくれます。
さっちゃんの状況を伝え、連れられて出発。
さっちゃんの後ろ姿がいつもよりも弱弱しく感じました。

首の痛みはすぐには回復しないでしょうけれど、デイサービスに行けば気分は好転するのでは?
そんな淡い期待を抱いていたのですが・・・・

10時過ぎにデイサービスから電話が。
どうやらさっちゃんの状態が悪いらしい。
表情も暗く、痛々しくて、何もできないらしいんです。
それで、これから自宅まで送ってくれるとのこと。

病院へ行くことも意見としてはありましたが、
「首を寝違えました」と、何科へ行けばいいんでしょうね?
結局はさっちゃんの掛り付け医のような感じで世話になっている内科の先生へ行くしかありませんよね。
とりあえず午前中は様子を見て、病院へ行くとしても午後にしようと考えました。
数時間、さっちゃんを観察しましたが、どう見ても首の寝違えです。

ネットで調べると、首の寝違えは寝ている時の姿勢が不自然だったことに原因があるのですね。
目覚めて急に、あるいは不用意に動かすと、軽い肉離れや捻挫の状態になってしまうんだそうです。
治るのには数日から2週間くらいかかるとのこと。
少しでも早く治そうと思えば、病院へ行くことを勧めていますが、
基本的には「安静第一」なのだとか。
しばらく様子を見ることにしました。

水曜日、まだ首は痛むようですが、表情も普通で
言語リハビリに行き、夕方は一緒に買い物へも行きました。
あ、もう明日は大丈夫って思っちゃいましたね。

木曜日、寝起きから表情は冴えず、首の痛さを訴えます。
敷布団と部屋の壁の隙間にさっちゃんの頭が落ち込んでいるような体勢で寝てましたからね!
この日は一日中家にいました。

金曜日、昨日ほどではありませんが、首は痛そうです。
朝食も食べようとしないので、デイサービスに電話しました。
今日のデイサービスはお休みすることに。

以前体調を崩した時もそうでしたが、さっちゃんは自分が首の寝違えだということを自覚できません。
自覚は出来るのかもしれませんが、すぐに忘れてしまうんでしょう。
ですから、普通なら痛みを回避するような動きをとるのでしょうが、そんなことは出来ないんです。
毎回、新鮮な驚きをともなって首の痛さを味わっているんでしょうね。
そんな驚嘆も味わいますから、精神的には相当ダメージを受けるようで
悲観的になって、鬱状態っぽくもなるんですね。

自分の症状を客観的に表現できないので、どの程度痛いのか、どこが痛いのか僕に伝わりません。
口元、耳の後ろ側、側頭部、・・・・、いろんな箇所が痛むようなのです。
痛いときはさっちゃんも少しパニクってますから、言葉通りには受け取れません。

精神状態も最悪ですから、ブツブツブツブツと何やら文句らしき言葉を言い続けます。
そんな布団の中のさっちゃんの横に寝て、さっちゃんの言葉を聞いてあげます。
それで落ち着くこともありますが、たいていはそうでもありません。
僕のことを責めたり、パシッと叩いたり、「あっち行け」と言ったりします。
過去の僕への積もり積もったさっちゃんの不満や苛立ちが溢れるんだろうなぁと、僕は反省。
とはいえ、僕は落ち込んで、さっちゃんから離れますが、また戻っていきます。

こんなことを火曜日から繰り返して、今日の金曜日でしたが、それほど酷くはなりませんでした。
夕方は30分ほどでしたが、多摩川土手を散歩しました。
夕食も久し振りに全部食べてくれました。
明日ほぼ良くなっていれば、日曜日は山を歩きに行きたいですね。
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