店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主温泉に行く43

2018-11-14 07:21:03 | 温泉
 今回は以前に紹介した小国の「豊礼の湯」のリニューアル版です。
 地震からこちら、ここも少しずつ変化しているようです。
 以前から、家族風呂が増え、「露天」「ヒノキ」などができたのですが、これは普通の家族風呂の画像です。

 露天じゃないけれど、雄大な山の風景が窓から見えます。
 地震の前までは、地熱を使って卵などの蒸し料理ができる「土管」も、コンクリート土管むき出しだったのですが、今はレンガっぽいオシャレな造りになり、3台増えて混雑も少し解消したようです。
 独特の水色っぽい濁った湯は相変わらず、保温力が強いです。
 まだ途中道路は、熊本方面からだと菊池ルートか、ミルクロード経由でしか行けませんが、雪が降らないうちに行ってみるといいと思います。

 

店主温泉に行く41

2018-10-13 12:17:39 | 温泉
(これは40の続きです。)
 二日目は、JR三角駅から日奈久温泉駅までJRを乗り継いで、途中八代でちょっと寄り道してから日奈久温泉まで行った。
 駅からタクシーでもそんなに時間はかからないけれど、徒歩で線路の向こうの日奈久の街並み(旧街道)を散歩しながら温泉に行くのも、なかなか風情がある。
 「とにかく早く酒、早く温泉」という人には、地元のレトロな酒屋さんもあるし、立ち寄り湯の「ばんぺい湯」(もうこのプログで紹介済)に寄ってからというのもいいかも。
 さて・・・今回の宿泊先は、知る人ぞ知るあの「金波楼」である。
 建物が文化財に指定されているだけあって、超レトロ!
これだけ徹底して大時代がかったとこなら、古臭いなどとは言いません!
 木造3階建ての旅館は、どっしりと町の中心に「鎮座」していた。

 風呂は、ここの温泉街特有のしっとりと温まる風呂だった。
 特にジャグジーとかの設備はないけれど、質のよい湯だと思う。
 宿泊しないで風呂だけ利用しても大丈夫だし、喫煙室が室内にあるので(岬亭では、喫茶室の外)その喫煙室から庭園も見えるし、暖房も入っているので嬉しい。
 それと玄関の隣にギャラリーがあって、行ったときには八代地区全体があちこちの場所で「ひな祭り」のディスプレイをしていたので、ここでも雛飾りを鑑賞することができた。
 画像がないのが残念だけど、まだ行きたい。
 
 

店主温泉に行く40

2018-10-13 11:53:09 | 温泉
 正確に言うと「店主温泉旅館に行く」である。今回は。
 今年は、たまたまスケジュールがぽかっと空白になる時があったので、友人を関東から呼び寄せて、ちょっと県内の温泉に行ってきた。
 一日目は、天草の「松島温泉」で、二日目は八代のすぐ近くの「日奈久温泉」である。
 松島温泉は熊本駅から高速バスを使って行くと、松島のターミナルまで行ってくれるので、そこから送迎バスで、「岬亭」まで連れて行ってもらった。
 昨今、外国人旅行者が多いけれど、ここも外国人旅行者がいっぱいで、半分以上はそういう人たちだったような気がする。
 そんなふうに日本が人気旅行地になってしまったせいか、ギリギリ近くに宿泊場所を予約しようとしても、なんか予約が取りにくいような気がする。
「あと1部屋しかあいてない」「希望の部屋がない」「送迎のないとこしか空いてない」「格安のところはない」なんてこと、けっこうありそうだ・・・。
 つまりグスグズ迷っているとダメなのだ。
 それと「急にふらっと行きたくなってしまう」人には、けっこうやりにくい状況かもしれない、今は。
 幸い今回は、なんとか予約を取れた。
 ホテルは、ちょっと設備が古臭いカンジがしたけれど、まあ静かだし、温泉も入った時間には混雑していなかったので、ゆっくり入湯できた。
 露天がタテ長に広く、室内風呂もゆったりしていたけれど、2月なので露天から見える景色は枯草だらけで、ちょっともの哀しい雰囲気なのが残念だった。
 室内に帰ればオーシャンビューだから、いっそのこと部屋ごとに小さくてもオーシャンビューの露天風呂があればいいのに・・・。
 湯の質については・・・申し訳ないけれど、これがあんまり印象にないのだ。
 なんでだろう???


店主温泉に行く・39

2018-10-09 20:19:28 | 温泉
 昨日、友人から誘われて小川町にある「なごみ温泉やすらぎの湯」に行ってきた。
 R3沿いで、近くにはショッピングセンターやレストランがあるので、立ち寄り湯としてはかなり便利なほうである。
 奥行きのある和風の建物で、渡り廊下の先に温泉がある。
 温泉は男女別、露天3、サウナが露天1と中に2(普通のサウナと塩中温サウナ)、大浴漕、電気風呂、高温浴槽と水風呂であり、泡系の出る風呂はないが、種類も豊富である。
 で、この露天風呂はすべて「天然にがり冷泉」なのだ。
 温度は30度後半ぐらい。
 今の季節にはちょうどいい温度で、この温度でも何故かけっこう温まってしまうのだ。
 露天の日焼けが気になる人は、真ん中の浴槽は日陰になっている。
 3つめは、ホントに「冷泉」なので、露天ミストサウナの後に水風呂がわりに使った。
 友人は夏の間はここ、涼しくなってくると菊南温泉の愛用しているのだが、暑がり、でも温泉に行きたい人にはオススメの、夏向き温泉だ。
 冷たいのが苦手な方は、室内であったかい温泉を楽しむのがいいと思う。
 休憩室、物産館もついているのでゆっくりしていけるし、物産館は卵が100円だった。
 あとは今の季節だともう梨、柿とかも販売されていた。

店主温泉に行く38

2012-05-30 11:13:31 | 温泉
 3月の終りに、鹿児島のAZに行くついでに水俣の「湯の鶴温泉」に行った。
 山の中にある昔からのレトロな温泉町で、せまい道に温泉や家がへばりついて建っているカンジなので、かなり道が狭い。
 もちろん、路駐やUターンはもってのほか、ワゴン車やライトバンもキツい。
 そんなことを考えなければ、緑の山にレトロな建物は風情があっていいのだが・・・。
 とりあえず、「町営温泉」に行ってみた。
 建物は一見、町の公民館に公園つきという作りで、手前にゲートボールコートなどがあり、完全に町の人の社交場というカンジである。
 料金は150円。今までの中で一番安い。
 客層はほとんどが町の人で、家事や仕事のあいまに温まりにくるようである。
 まあ浴槽が大浴槽と水風呂しかなく、座湯らしきものも泡が出ていないからか。
 休憩室があるけれどあまり使われてないようだし、ロビーもあまり広くなくて更衣室も小ぶりなので、観光客向けでないことは確か。
 でも湯は保温力がよく、匂いもないのでさくっと入って帰るにはいいかも。

店主温泉に行く・37

2012-04-02 12:22:02 | 温泉
 実はこのシリーズ、まだ書いてないネタがだいぶあるので、思い出しながらぼつぼつ更新していきます。
 今回は植木町にある「星の湯」
 口コミの評判はよかったけれど、おいら的にはズバリ入浴料500円台温泉としてはもの足りませんでした。
 オシャレな家族湯が売り物なので、大浴場はなんか「家族湯に予約であぶれた人が行くところ」みたいで、脱衣場も狭いし、サウナ・大風呂も狭めのつくりであるし、系列店は立ち湯等の設備があるのに、ここはそういう泡の出るマッサージ系のものは一切ナシである。
 特に脱衣場は5人いるとかなりきゅうくつ。
 サウナも「密室」感がするし、浴槽もピーク時に混雑したら「イモ洗い」状態になりそうな広さなので、キレイな庭園や設備のワリに風情はなくなるかも。
 レストランや休憩室があって建物がゆったりしているのに、ゆっくり温泉に入りたい人にはなんとなく浴室じたいが居心地が悪いのではないのか?
 全体の設備が新しくてキレイなぶん、狭さで損しているような気が・・・。
 客層は全体的に子供連れ、カップルなどの若い人が多い。
 平日昼間はいいだろうけれど、土休日の夕方とかにはあまり行きたくないタイプの温泉である。
 まあ、ここは家族・少人数向けというところだ。

店主温泉に行く36

2011-09-09 21:30:53 | 温泉
 (35は後日うpします)

 鹿児島のA=Zという大きなショッピングセンターに行った帰り、その近くの「阿久根クアドーム」に行ってきた。
 このショッピングセンターのすぐ隣の国道3号線ぞいなのでわかりやすいし、行きやすい場所だと思う。
 風呂は露天・サウナ・(ラドン浴orアルファイオン浴)水風呂・サウナ・座湯・バイブラ付室内風呂、岩盤浴(別料金)、家族風呂(別料金)になっている。
 まずロッカー。フロントに貴重品ロッカーがあるとはいえ、脱衣所全体の中でだいぶ壊れているらしい。男湯では、「扉があるとこが少なかった」と某ぶちが嘆いていたし、おいらのあとに脱衣所を使っていた若いおねえちゃんたちも、ロッカーのカギを回しにくそうにジタバタしていたので、全面的に改造したほうがいいんじゃ・・・。
 あと、シャワーヘッドが小さいので、人によっては「出るかどうかこわれてるんじゃないか」と思われるかも。なんかさあ、車の部品みたいなんだもん。
 それとボディシャンプーではなく、何も持ってこないと体は石鹸を使うことになるので、アンチ石鹸の方はお気をつけください。
 湯は、サラサラだけど入ってすぐ肌がすべすべでしっとりしてくる。化粧水のような性質。湯がいいのだから設備を良くすれば、ショッピングセンター帰りのお客さんにも喜んでもらえると思う。
 いいところは、400円と温まるワリには安い。特にラドン浴は某ぶちオススメで、「少し入っただけでポカポカになる」。
 あと、競輪の結果表がおいてあるところ。
 近くに競輪の場外もあることだし、そのお客狙いなのかもしれないけれど。
 ロビー、食堂、休息スペースは広いほう。宴会場の個室もあるのでまったりとくつろぐにはいいかもしれない。
 ところでここのレストランの名前・・・なんて読むのだろう???
 

店主温泉に行く・34

2011-04-08 11:10:21 | 温泉
 これは今から数週間前の話。
 
 このときはいつも行かないところへちょっと行ってみようということになり、大分の竹田市にある温泉に行ってきた。
 阿蘇から大分へ行く途中、波野村の物産館によってそこからまたえんえん走る。
 幹線道路から住宅地の中に入ったところにある某温泉に到着。
 この温泉は普通の町の中にある温泉で、銭湯に近いものなので建物も設備も小さい。
 露天・打たせ湯、ジャグジー、歩行浴、ミストサウナ、室内風呂、水風呂と設備はいろいろあるけれどジャグジーの腰湯と歩行浴は同じ浴槽だし、露天も小さい。
 湯は可もなく不可もない。ただちょっと全体的にぬるめなので保温力が物足りない気がする。
 露天は3、4人はいるといっぱいになってしまうし、景色が見えない露天(町の中なので見えたらマズイだろう)なので、旅の途中で気軽に立ち寄ってサッと帰るぶんにはいいが、ゆっくりリラックスしたい人、人数の多いグループにはちょっと不向きである。入っている人たちはほとんど町の人たちなので、洗い場の忘れ物を注意してくれたり、狭いロッカーでおたがいに通路をゆずりあったりと、マナーがよく親切である。
 食堂、ロビー、喫煙室、マッサージ椅子などもあるが、すべてスペースが小さめなので、あまり椅子席で長居すると悪いような気がしてくる。
 まあ、少人数向けの、町の社交場感覚ですね。

33の続き

2011-03-31 22:50:37 | 温泉
 これが、「泥湯」とは別の「露天風呂」のひとつです。
 いかにも山の温泉ってカンジで風情があります。

 この他にもうとつ、坂道をあがったところに露天があります。
 そこは男性用脱衣所が一階にあって、女性用脱衣所は階段を上がった二階になります。
 まだ新しい建物らしく脱衣所はキレイですが、階段をあがっていくのは、年配の方は大変かもしれません。
 脱衣所を出るとそこが岩風呂の露天で、丘の上から下を眺めるカンジになります。
 とにかくレトロ。食堂、休憩室なども全部別棟になっています。

店主温泉に行く・33

2011-03-26 23:28:22 | 温泉
 地震の前だけど、阿蘇の地獄温泉に行ってきた。
 ここはあちこちの雑誌でも取り上げられている超有名な温泉だ。
 せまい道をばんばん上がっていって、山の中にたどり着くとそこは「昭和レトロの世界」。
 最新の設備とかオシャレなデザインのスパとか期待している人は、はっきり言って行かないほうがいいと思う。
 ここは昔ながらの温泉のスタイルを頑固に守っているからこそ価値があるんだと思う。
 しかも、どう転んでも女性・家族向けではありません。
 家族湯ないし、ジャグジー、サウナ、美容機器ナシ。
 しかも一番有名な露天の泥湯は「混浴」でオッサンの巣窟です。
 そのうえ最近は雑誌に混浴と掲載されたせいか、何か期待しちゃってるっぽい単体の若い男性もいるみたいです。
 
 この混浴に入るかどうかで女性は「オバサン」度が試されるといってもいいかもしれません。
 とにかくオッサンが長湯をしているので、女性だけで泥湯に入るスキがないと言えます。
 だから女性のグループなら、泥湯に入らないで泥湯と別にある露天と室内風呂の元湯に行くしかないかも。
 室内風呂もとにかくレトロ。もともと多人数向けに作られてないので、脱衣場は狭いし、木造石組みの室内が年代をカンジさせるのである。
 で・・・泥湯のすぐ近くにある室内風呂と別に元湯があって、そっちもひたすらレトロ路線である。
 
 でもここが人気があるのは、やはり湯の質がいいからなのだろうと思う。
 山の中で喧騒シャットアウトの宿泊施設の環境の良さと、保温力が高く、効能も口コミで広まっている温泉。
 「都会生活」を離れたい人にはオススメです。

★画像もう一枚あるので、続き書きます。