店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

実家へ帰る・その4

2006-02-23 23:33:57 | Weblog
 本日は船橋市でプチオフ会。
 参加者はBさん夫婦と娘さん、Sさん、Kさん。
 焼肉バイキングに行くことになっていたので、市内のバイキングの店に行った。
 ここはウチのほうにはない店で、肉も「壷づけカルビ」というでっかい壷にカルビと大きく切ったタマネギとかが入ったものが置いてあった。
 カゼ薬を飲んでいるせいかやたらノドがかわき、「生しぼりグレープフルーツチューハイ」を何度かおかわりする。
 自分でしぼったグレープフルーツを入れて飲むこれがうまいのだ。
 肉はあまり食わなかった気がするが、寿司やデザートも取り放題で、ラーメンもみそ、醤油、塩の3種類があった。
 ひさしぶりにいろんな人に会ったし、Bさんのお子さんも大きくなってかわいらしいお嬢さんになっている。
 月日がたつのは早いのでおいらがババアになるのも当然なのだ。
 そんなふうに居直ってみる。
 ひたすら飲んでいた気がするが、帰りはそのあと川崎まで爆睡。
 カゼ薬効き過ぎだよ。
 地元のJRの駅(都会なのに何故かさびれている)に着くと、駅前のビルのケヘーキ屋がやたらうまそうな気がした。
 おい・・・さっきバイキングでケーキ食ったような気が・・・。
 しかし親たちへのみやげのために結局4個買ってしまった。
 そのあとはひたすら寝る。
 こんなに寝られるということは、やはり少し日頃睡眠が足りないのか?



実家へ帰る・その3

2006-02-21 22:57:21 | Weblog
 本日はとある友人と鎌倉へ出かける。
 あいにくの雨なのでゆっくり寺を見て回ることもできず、とりあえず北鎌倉から歩いて鶴岡八幡脇に抜けるルートを行く。
 知らない間に化粧坂の山道が舗装されてたり、八幡宮の裏手にでっかい洋菓子店が建っていたり、かつてはオシャレだったはずの家が廃屋や売り家になっているのも増えて、鎌倉も変わりつつあるようだ。
 そんな浦島太郎みたいな寝言はおいといて、とりあえずどこかへ行こうということになり、杉本寺まで行ってみた。
 ここはもともと鎌倉幕府開設以前からあった古い寺が、近世になって廃寺同然になっていたのを再興したのだという。
 急な階段をのぼると、こじんまりした境内にお堂があり、観音像がある。
 なんちゃら式庭園とか、ガイドブック見ないとどれがどれだかわからないほど建物がある寺ではなく、いたってシンプルなのだが、静かで落ち着く場所だ。
 午前中はそれで終わり、あとはバスで鎌倉駅まで戻ってくる。
 昼は、以前にあった外交官の奥さんたちがやっている小さなイタリア料理店にしようと思ったが、そこはなくなっていて、同じテナントに入っていた別の家庭料理の店にする。
 玄米食から自然食品・手作りの店だということで、まだ開店して日がたっていないのか店の前で客引きをして料理について説明している。
 煮込みハンバーグ定食の味はまあいいが、本当に家庭の主婦がそのままいるカンジの店だったので、なんとなく慣れていないのか、コーヒーの注文を忘れ去られているし、隣の不倫くさいカップルの女のほうに、店員がジュースをこぼした。
「こんなことで、忙しい時期になったらどうするんだろう」
「客の中には開店してすぐでも、そんなこと考慮しないで文句つけるヤツもいるだろうから、これから大変かも」
 大きなお世話かもしれないが、人がよさそうなのんびりした店員ばかりなので、そんな心配をしてしまった。
 午後からは、せっかく鎌倉に来たんだから大仏を拝んでいこう、ということになり、高徳院に出かけた。
 40年間神奈川県民をやっていて、しかもそのなかの何年かは鎌倉市民だったはずのおいらは、このときあることを初めて知った。
 それは
「大仏の裏側に窓がある」
 ということだった。
 いつもは大仏の裏側なんて見ないしな、中(大仏の体内)に入ったとこもあるけど上なんて見てなかっただけのことかもしれないが。
 この2つの窓には金網が貼られていて、友人の話だと中に見学に入る人のための空気取りのためなんじゃないかということだ。
 は~こんなことも知らなかったおいら、やはりバカかも。
 まだ調子が悪く、歩いてもだるいので観光はこのへんできりあげる。
 もう少し暖かければ前みたいにいろいろ裏通りまでうろついて、またヘンなものを探したのに。
 夕方は友人と別れて元町に行く。
 いつものとうりロデオ→ユニオン→森ブラザー→カラカラの順で回る。
 それはそのうち「また買っちまったぜ」でうpしようと思う。
 またも膨大な荷物を抱えて帰宅。
 

実家へ帰る・その2

2006-02-20 12:28:38 | Weblog
 次の日。
 仕事の資料を探しに、神田古書店街まで出かける。
「荷物の整理をするので、3時には帰ってくるように」
 と母上がうるさいので、取り急ぎ猛スピードで古書店を回る。
 当日は雨のせいか、売台を店の外に出している店が少なく、一見営業してないような店もちらほらある。
 昔に比べて店の数も確実に減っているし、そのぶんチェーン店の食堂・コーヒーショップなどが増えた気がして、だんだんここも味気ない街になってしまうのかもしれない。
 でも一部の昔からある本屋は、若い兄ちゃんが懸命に荷造りや品出しをしていて、店主らしいおっさんが帳場にデンと座っていた。
あと高級漢方薬店みたいに、でっかいショーウインドゥとガラスの扉の店も健在だ。
 中で売っているのは主に専門書で、ウインドゥに飾ってあるのは、もちろんぶったまげるような値段の稀少本が鎮座しているのだ。
 本の並び順を崩すことなど決して許されないような、整然とした配列。
 ちょっとだけ漂う古い紙の匂い。
 おいら、そういうのも好きなんだけれど、今回見た店は、おいらの欲しい本は置いてなかったようだ。
 ルイヴィトンとこの店と、入るとしたらどっちが場違いなんだろうか・・・と思いつつ、次の店にどんどん移動していく。
 雑誌専門、ミリタリー専門、その昔お世話になったエロ本専門、地方出版物専門・・・かつての壮観な通りの面影が、まだ残ってはいる。
 まだまだこの街は生きているし、ずっと生きていて欲しい。
 ろくにガイドブックをみたり検索もしなかったので、欲しい本を探すのに時間がかかってしまったが、とりあえず今回欲しいものは探すことができた。

 その後は浅草橋まで出かける。
 東京の地下鉄は覚えるかたっぱしからどんどん新しくなるので、相変わらずややこしいが、浅草橋に行くのも一年ぶりだったのでまた迷う。
 もう10年以上通っているはずの駅から徒歩5分程度の和紙工芸の店を探すのに、30分ぐらいかかる。
 いつも行ってるのに、なんで道を間違えたりするんだ。
 これも生活が変わってしまったからなのか。
 その他にもシモジマとかを見て回る。
 時間がないせいか、全部「とばし見」しかできない。
 そのくせ荷物はどんどん増え、今回は紙を買うのはよそうと思いつつも、また衝動買いで「鎌倉彫ふう和紙千代紙」全紙版まで2枚買っちまった。
 時間が夕方近くになったので、あわてて電車に飛び乗る。
 また熱があるのか、少しだるい。


 
 
 

実家へ帰る・その1

2006-02-20 12:01:05 | Weblog
 ひさしぶりに実家に帰った。
 でもカゼでちっと調子が悪い。
 そのうえインターネットで当日にぶち君に確認してもらったら、予約していた便が欠航するという。
 しかも夕方までの時間帯に別の便はないようだ。
 何を考えてるんだ●NA。
 あわてて寝起きのぶち君に車を出してもらい(おいらは鬼のようなヤツだ)11時の便に乗る。
 そのまま、羽田に着くとまっすぐ実家へ。
 部屋に入ってネコどもを探すと、ネコどもはそろつてリビングにいた。
 しかもそれぞれに専用カゴまでもらっていて、大名生活を満喫してるもよう。
 そしていきなりリス(二匹のうちのキジ白オス)に威嚇される。
 このリスというのは、親たちが店をやっていた頃にエサをもらっていたノラの「シロミ」の息子で、近所の人がエサをやるなら引き取ってくれと持ってきたものだ。たいへんに美形だが、神経質で気が荒い。
 先日も自分の兄弟の「チロリ」(このネコは白のメスで、親の友人のYさんの家に引き取られている)を預かったら、いきなりケンカをはじめたらしい。
 そんなリスのことなので、家に他人が来るといきなり警戒モードなのだ。
「(引き取ってやった)オレを忘れるんじゃねえ」
 とおいらが説教をくらわしたところ、リスはやつとおいらが、自分の知っている人だと認識したもようだ。
 クロはうすぼんやりだがおいらを覚えていたらしく、逃げ回ることもなかった。

 無事ネコどもと対面したのはいいが、どうも熱があって調子が悪いので夜は外出しなかった。
 ライブはどうした、オカマバーはどうした・・・。
 そして実家にある本棚を見たら、「古事談」のダイジェスト版があったのでそれを読む。(ダイジェスト版は現代語訳なのだが、さすがに冒頭のあのやばい話は削除されている。)
 読んでいるうちに夕方になり、近くのスーパーへ行く。
 寒さのせいか、野菜がめっちゃ高い。
 こっちの相場のほぼ2倍~1.5倍ぐらいで、レタスはほとんどが半分に切って売られているし、同じ値段のものもあるけれど、量は少なめだ。
 消費に生産が追いついていない、悲しい都会の実情だ。
 しかし嬉しいことに、おいらの好きなマグロは種類もいっぱいあるし、値段も手ごろなものが多いので、つい2柵も買ってしまった。
 あとで母上に、
「こんな買ってどうするの」
 と怒られたが、いいじゃねえか安いうちに食っておけば。
 そんなこんなで一日が終わる。
 

 

ぶち名言集その1

2006-02-08 00:06:42 | 珍事件
 昨日ぶち君が夜中に突然、なんの脈絡もなく
「ウチは6LDK」
 と言い出した。
 おいらは背中を向けて寝ていたので、たぶん寝言だと思いながらも、
「ぶち君、起きているの?」
 ときいたところ、
「起きてる」
 との返事が返ってきた。
 そしてそのあとさらに、
「トイレは部屋数に入れる」
 という声がしたので、おかしいと思い確認したらそれはやはり寝言だった。
 ウチは3DKだ。
 勝手に間取りを倍にするんじゃねぇ・・・。
 ぶち君はこのように、ときどきおかしな寝言を言っている。

①「ほら、そこ(ベッドわきの白い壁のほうほ向いて寝ている)にちいさい子供がいる」
 と言うのでおいらが、
 「それは誰?」
 とききかえしたところ、
 「地縛霊」
  という恐ろしい答えが返ってきた。
 確かにここ(おいらたちの寝室)は以前子供の寝室に使われていたらしく、柱にアニメのシールが貼ったままになっている。(剥がせよ)
 ぶちよ、君は寝ながらにして霊視しているのか。

②最初の強烈な寝言はいきなり
「マヨネーズ丼」
 の一発だった。
 このときもおいらはぶち君がまだ起きているものだと思っていたのだが、すぐに彼はイビキをかきだした。
 そんな丼モノ、きいたことがないぞ。
 丼専門店の「どんぶり亭」にもそんなメニューはないんじゃ・・・。

 以前どこかの雑誌で、スーパーの鮮魚売り場担当者の男性の奥さんの話で、
(ダンナが夜中に突然でかい声で)
「サーモン、●●キロっ!」
 と発注の電話か何かのようにどなったというのを、仕事のし過ぎで夢にまで出てくる気の毒な人だと思ったことがあるが、ぶち君は一体何のやりすぎなのだろうか?

これなら、私にもできそう

2006-02-07 17:11:40 | Weblog
 おいらはこの言葉をすぐ口にするヤツが嫌いである。
 そういうのに限ってやってみたらできなくて、途中で挫折してトンズラする。
 だいたいものごとは、「できそう」と思ってやる前に想像しているときよりも、実際にやってみるとかなり大変なものなのだ、何事も。
 物事は内側に関わってみないとわかんないことだっていっぱいあるし、表面に出てくるイメージや、美辞麗句の宣伝や、おいしい話を信じるほうがバカなのに。
 そして、何かをやってみてイヤになり・・・
「想像したのと違う」
 これもおいらが嫌う言葉だ。
 てめえの貧弱な想像力を省みず、何故てめえの想像をそんなに過信するのか?
 十分に下調べをしたつもりでも、後でゴロゴロ問題が出てきたり、突発的な災難がふりかかってくることがあるのは当たり前だ。
 その過信の根拠が(本人ではない)おいらにはまったくわからん。
 脳みそが緩んでいる人は、とことん楽観的にできているらしい。
 そしていざ事が起こるとパニックになる。
 想像外の出来事にかなり弱いらしい。
 想像外の出来事が起きると拒否反応・・・幼稚すぎはしないか?
 もうやめてくれよ、そんなの・・・。
 とおいらは、最近見かける新入りのDQN店員を見ると思う。
 
 
 

今日は休みなのに

2006-02-02 22:25:19 | Weblog
 11時に出かけて某店でお弁当・お菓子を買う。
 前日が雨だったせいかけっこう混雑している。
 12時過ぎに商店街に出向いて、某雑貨チェーン店に行く。
 本日の購入はボディブラシ。
 売り場面積が狭いせいか、以前別の系列店にあったプラスチック製のものがない。(こっちのほうがカラフルで楽しかったのに)丈夫そうだと思っていたバソコンケースもない。
 13時別の新しくできた雑貨店に移動。
 商品が300~800円ぐらいと安く、ポップでかわいい。
 でもここにもパソコンケースとかの大物はないようだ。
 ゆっくり見ていられないので、早足で本屋に移動。
 ここは専門書をちゃんと扱っている古本屋なのだが、時間があれば読んでみたい本はゴロゴロ見つかったが、かんじんの探している本はない。
 今日は買い物運が悪いのか・・・ちっとがっくりきた。
 その後コーヒーを飲んでスーパーに寄って家に帰る。
 その後は仕事、そして美容室に行く。

 まあ、「また買っちまった」とか言ってふざけたものを衝動買いしてないだけ、今日はマシなのかもしれない。

 近日、実家に帰る日がやっと確定した。
 とりあえずクロには会えるのだ。待ってろよ、クロ。
「御神本(騎手)を見たいっ!」
 というおいらの願いは叶うのか?