店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

俺はサイボーグ?

2005-04-30 21:20:37 | Weblog
 今日職場で「血流チェック」というのをしてもらった。
 指を一本だけ機械に乗せ、その指で血流をはかり健康度を調べてもらうというものだ。
 ちなみに、以前の計測のときに、おいらと同期のKさん(50代・女)は「あなたは血液ドロドロ」と判定されてショックを受けていた。
 さて、今回はおいらの番だ。
「すぐに終わる」ときいていたのだが、いつまでたっても計測結果が出ないで、メーターがぐるぐる回っていた。
 しばらくして「計測不能・もう一度やりなおしてください」という表示が出たのでやりなおしてみたが、いつまでたってもメーターは回ったままだった。
 店長はおいらより4つ上だが、「血液サラサラ」ということで自慢しまくったあげく、
「○○ちゃん(おいらのこと)って、もしかしたらもうどうしようもないような血液なんじゃないのか?」とか言いやがった。
 それにしても、この判定はおかしい。
 やはりおいらは「サイボーグなので血が流れてないのだろう」という結論に達した。

 そんなサイボーグのおいらでも、この季節は眠い。
 ついでに腹もすくし、今日はアンミラのチーズケーキがある・・・なんてほくそ笑んだりする。

祝・二輪之書ギャンブルレーサー4巻

2005-04-29 21:20:56 | 小説・読んだ本
 おいらは、競輪をまったくしなかった時代からこのマンガが大好きだった。
 このマンガを好きになった理由は「絵柄」だった。
 おいらにしては珍しいことかもしれないのだが、最初にこの田中誠の絵を見たとき、
「どうしてこんな、テンプレート(製図・デザインに使う穴あき定規のことです)で全部描いたみたいな直線と曲線だらけの絵が描けるのだろう」
 と思ったのだ。
 そして絶対美男美女が出てこない。
 小汚くイカレタ現実そのままのキャラが、ばんばん動き回る。
 このへんが美形乱発のアニメや少女漫画にあきてきたおいらに、当時すごく新鮮だったのです。
 
 でもこのへんでちょっと気の毒に思うのは、関優一が本当にブスばっかに囲まれていること。
 せめてウリの奥さんぐらいにマトモな人にそろそろ出会って欲しいのだが・・・。
 相変わらず金の亡者金梨も健在です。
 そのぶん武蔵の影が薄くなってきた気がしますが、いつか金梨対武蔵の両極端なキャラどうしの対決も見て見たい気がしまつ。
 
 
 

そんなにも着かざりたいか?

2005-04-29 21:07:02 | Weblog
 若い独身の女の子がカップラーメンで食費を節約して、浮いたお金でブランドを買いまくっているというのはよくある話だ。
 若いねえちゃんというものは、愛してくれる男をつかむためにクジャクのように着飾るのがほとんど使命のようなものになっているので、それはそれでしかたがないと思う。
 最近では主婦になってもこのクセが抜けず、
「ひたすら外見だけを気にしてオシャレをして、それがカッコイイ年のとり方だとカン違いしている」
 主婦が多くなってきた。
 乏しい家計を節約してブランドものを買い、必死で使っている。
 そのしわ寄せは食費にくるので、ヴィトンやグッチを持って半額セールのケースをあさったり、おやつに安いイモまんじゅうを買っていたりする。
 グッチ持って安売りのかしわ餅だとか饅頭買うのやめてくれ。
 みっともないだけだから。
 いくらオシャレをしても脳ミソは決して豊かにならない。
 もとが精神的にミジメな連中だからね。

強烈なヒト

2005-04-22 13:49:11 | 小説・読んだ本
 先月からぼつぼつと、立原正秋全集を図書館から借りてきている。
 今「13」まで読み終わっているところだが、この中の「血と砂」という作品にとんでもない女の人が出てくる。
 百合子という医者の妻で、とにかく男とエッチしていなとダメ。
 夫以外の愛人がいるのは当たり前で、しかもその愛人に昼夜かまわず電話をかけまくり、そいつの職場に押しかけて(日参して)いき、昼休みの時間にエッチを要求。
 そして夕方まで職場の近くで待機し、終業時間にまたもや相手を拉致(拉致としか言いようのない強引さ)していく。
 ストーカーなんて言葉のなかったのどかな時代だか、これでは出待ち入り待ちのライブハウスの追っかけのねえちゃんも顔負けである。
 こんなことを繰り返しているので、愛人からも「ついていけない」と愛想をつかされ続けているのだが、次から次へと相手を探し、弄ばれようと愛人に売り飛ばされようと恨んでもすぐ忘れ、ひたすらエッチに没入していく。
 心の支えとしての愛が欲しいのでも、癒しが欲しいのでもない。
 ただただ「やりたい」のだ。
 それでしか心のスキマや欠落を埋めることができない。
 通り過ぎたあとに何があるということも、決して振り向かず、肉欲を貪り続けるだけの生活。
 何故自分がそんなにやりたいかなんてもちろん考えてもみない、「小脳」だけで生きているようなヤツは、早くもここにいたのかと思った。
 立原は「日本が平和になってしまったので(平和ボケで)ああいうのが出てくる」とこの女性を斬っているが、平和だからエネルギーがありあまり、ひたすら肉欲につっ走っていくのか。
 なんかこの女、平和とは別に心に問題がありそうなんだけど。
 そんなわけでこいつがストーリーと全然別なところであまりに強烈な行動を続けるので、おいらは主人公やその周囲の人々の姿をすっかり忘れ、ずっとこの女を話の中で追い続けてしまった。
 立原正秋をこんな読み方しちゃいけないんだろうけどね。

某店のおかみさんのこと

2005-04-21 05:30:36 | 食い物
 ある日、よく行く某お茶の店のおかみさんに、いつも地元から持ってきてくれている干しタケノコを頼んだら、
「今日は持ってきてないから、来週にきてくれ」
 と言うので出直してきたら、わざわざ去年のものの在庫ではなく、作ったばかりでまだどこにも出していない今年の新モノを持ってきてくれて、同じ値段で売ってくれた。
「こっちのほうが、いつものよりやわらかいですよ」
 こういう親切なところは、ヘンに観光地化されていない田舎のお店ならではのことかもしれない。
 おいらはますますおかみさんが好きになった。
 この店は、よく売れる優良店である。
 品質がいいというのももちろんのこと、こういったおかみさんのサービスが、客をひきつけるのだろう。
 接客も、茶ひとつ出すにしても、心がこもっている。
 ぼったくることしか考えてないような大阪と長崎のとある店などに、このおかみさんのツメの垢でも飲ませてやりたいと思う。 

今日から

2005-04-21 05:21:37 | Weblog
 一週間ほど休みになった。
 のはいいが、締め切りがあるのでそんなにのんびりもしていられないだろう。
 しかも金欠(皐月賞は玉砕)なので、家でじっとしているしかない。
 カゼもやっとなおったが、なんかパワーに欠けている。
 
 いいことと言えば今日実家からマグロの大トロが届いた。
 こっちのマグロはめっちゃまずい。
 何がまずいかって、水っぽいのだ。
 いいものも、デパートに行けば売ってるけれど、それはもちろんものすごく値段が張る。
 他の刺身の魚はそんなにひどくないし、いいものが安く買えるのに・・・。
 
 

地震

2005-04-21 05:15:54 | Weblog
 おとといの夜、取引先の宴会でどんちゃん騒ぎをしてロクに眠れなかったはずなのに、昨日の夜疲れてるはずなのにあまり眠気がこなくて、どうもヘンだと思ったらやはり地震がきやがった。
 どうもおいらは、地震や嵐がきそうになると、神経の一部が前もって興奮状態になるらしい。
 
 そんなこんなで、やっと寝て、揺れはじめたらきっちり目が覚めてしまった。
 まあ、こんぐらいならいいかと思って寝なおしたのだが、かなり長いこと揺れていた。
 こんなにひんぱんに揺れて、福岡の皆様は大変お気の毒である。
 

皐月賞

2005-04-15 22:49:47 | 競馬
 この日記にしてから初めて、マトモな競馬の記事を書くような気がする。

 さて皐月賞
 ◎マイネルレコルト
 ○アドマイヤジャパン
 ▲エイシンヴァイデン
 △ローゼンクロイツ
 
 あとはあんまり買いたくない気がする。
 
 この予想のどこがマトモなのだというツッコミを入れてはいけない。
 

えぐいもの発見

2005-04-15 22:42:07 | Weblog
 昨日、緑のインゲボルグのドレスを着た50才ぐらいの女性を見た。
 はっきり言って「女装したやせたおっさん」のような、ものすごく頬のこけた、ツリ目のカオだった。
 しかもものすごい舞台のようなぶっとい濃いアイメイク。
 カゼが抜けきってないのにそんなもの見せるな、かんべんしてくれと言いたい。
 見たとたん、胃の調子も悪かったので同じ女とはいえ、ゲロをはきそうになった。
 そいつが歩く通り道の人々は、冷たい水でも浴びせられたような凍りついた表情をして、ただこの悪夢のような女が通り過ぎるのを待っているようであった。
 それでもその女は、
「ふふっ、私はこんなに服にお金をかけているの、ステキでしょ」
 と言わんばかりにしゃなりしゃなりと歩いていく。
 誰かの
「ゲーッ、早く通り過ぎてくれ」
 という声がきこえそうなのに。
「よく美はカネをかければ磨かれる」というが、そんなん限度ってものがある。
 よくブスに「整形すれば」と言う人がいるが、目や顔を整形して普通に見られるようなカオになるのは、おいらに言わせるとブスの範疇に入らない。
 そういうのは、ただの「顔の一部に問題のある、直しようのある普通の人」なのだ。
 ホンモノのブスは、金をかけても絶対に見苦しい。
 まして、服でブスがなおるわけはない。
 金をかけまくってフェミニンでキレイな服でブスを補おうとするとますます見苦しく、ホラー映画のようになるのだ。
 
 
 

死んでいた

2005-04-15 22:28:34 | Weblog
 ここしばらく、セキがひどく、今までどんなハードスケジュールにもびくともしなかったおいらの声が、珍しく枯れてしまう状態になった。
 家に帰ってくると寝るときにセキの連続で、苦しくてたまらなかった。
 で、それでも14日間仕事を休めなかったので、ひたすらクスリを飲み続けながら売り場に立った。
 ちょうど花見の時期だったので、いつもは売れないと言われていたおこわと柏餅をすべて売り切ってやったら、こともあろうにメーカーのヤツが、
「よく売れているけど、まさか値引きして売ってるんじゃないでしょうね」
 とほざきやがった。
 覚えてろよ●●餅本舗!
 カゼをひいてても、むかつくものはむかつくのだ。