店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主と水源①

2010-01-31 20:35:11 | Weblog
 最近よく車で行けるところに自然の湧水をくみに行くのだが、今回は「吉無田水源」なるところに行ってきた。家から車で40分ぐらい。
 熊本中心部→御船市街→御船の山の中・田代→水源のルートで行ったので、もっと時間がかかっているかもしれない。
 御船市街から山へ入っていくところは、途中が一車線になるかなり走りにくい上り坂である。人家もあまりないし、本当にこの先なのかな・・・と思いたくなるほど山が深くなっている。
 でも田代の近くまで来ると高低はあるものの道路も広ってないところや、高原の案内図がちゃんと何箇所かあるので、とりあえず道は間違っていなかったようだ。
 キャンプ場で知られる「吉無田高原」の公園からはさらに1キロほど先で、ここは駐車場・トイレなどもあり、駐車場から水源までは徒歩1分もかからない。
 水源の水汲み口近くでは川に入れないようになっているが、それより下流の駐車場の近くからは川に入れるようになっているが・・・この寒いときに誰も入る人はいない。アタリマエだ。
 ここもあちこちで紹介されているし「日本の名水100」に選ばれているので知名度が高いのか、天気が小雨にも関わらず、車が一台去るとまた一台はいってくるカンジで、完全に無人にはならなかった。
 水ゲットについては給水口が4、5個あるけど少し水の出が少なめなのと、知名度も高く、一緒に汲んでいた人たちのほとんどがペットボトルをコンテナにいくつも積んだ人や、ポリタンクで汲んでいる人たちだったので、夏の混雑時は自分の番までけっこう待たされるかもしれない。
 帰り道は田代を通らず西原村の俵山の手前に出てくる道を走ってみた。こっちのほうが道幅も広いしわかりやすいので、大型車で来る人はこのルートで来たほうがいいかもしれない。
 



せっかくペットランキングに登録したので・・・

2010-01-29 18:54:12 | ネコ
 とりあえずもう一度ヌコたちを紹介しておく。

①ヌコ1号・・・本名マオ。只今糖尿治療中。15才だというのにケンカはするわ、いろいろ企みたがるわで目が離せない。キジ猫。かなり美男だけど病気のせいかまだ5キロ程度の体重から戻らない。病院では人なつこくいい子ぶりっ子なので、看護婦さんのアイドル。

②ヌコ2号・・・本名クロ。昨年死亡。オスとは思えないほど温和でおとなしいので、拾った(推定1才時)ときには、メスと間違えられていた。おとなしい割には要領がよく、「場所取りの天才」さりげなく他のネコをどかして、いい場所を確保していた。

③ヌコ3号・・・知人から「ものすごいかわいいネコが生まれたけど、育てられないので引き取って欲しい」と言われて引き取ったネコ。さがみや母にしかなつかない。気性はものすごく神経質で荒いので家族でさえ威嚇される。イケメンのヤンキー路線を歩む。

④ヌコ4号・・・本名たろう。実家が店をやっていたときにふらりと現れ、諸事情によりそのまま飼いネコになる。温和そうに見えるがノラ丸出しのときもあり、ケンカ早い。
 短足・短矩だが逃げ足はGⅠ馬並みかも・・・。

 こんなところです。
 その他にも、ブロク開設以前に飼っていたネコや、しばらく店の近所にていどこかへ行ったネコなども、紹介していこうとは思います。 
 

リス、本日の悪行

2010-01-29 18:25:39 | ネコ
 この写真を撮影した直後、いきなり父上の外出用カートにマーキングをして、嵐のように逃げていった。
 これは、カートの置いてある場所(青じゅうたんの上)が最近ライバル猫・たろうのくつろぎ場所になっているからだろう。
 リスとたろうは仲が悪い。
 青じゅうたんの上で上で川中島の合戦が起こらないことを祈る。
 買って一年もたってないんだからね。

店主発熱

2010-01-28 17:23:58 | Weblog
 昨日あたりから、37度台の後半の熱が出ています。
 いや~何もしたくないので、一緒に寝ているたろう(ネコ)をけちらして布団をひきかぶっています。

 あまり難しいことを考えたくないので、「古事記・日本書紀」の図解を読んでいます。
 最近はこんな歴史図解シリーズがいろいろ出ているようですが、なんといってもビジュアル的に華やかで、要所要所を図にしてあるのでとても読みやすいです。
 華やか・・・といえばこの古事記も、シュミレーションゲームのキャラよろしくな人物像がいっぱいのっているんですが・・・みんな美化しすぎだって!
 女は美人ばかり、男もカッコイイ・・・んですが、そのイラストのたとえばイワナガヒメを観ていると、
「これで(妹より)自分の美貌がおとっているって言うの?ゼイタクだよ」
 と説教したくなってくるほどの「普通に美人」なんですよ。
 (おいらが昔見た子供用の本の彼女は、おたふく顔で確かに醜女だったけど)
 ブスだとファンタジーの夢が壊れるからですかね?

 そんなことを考えながら、一日が過ぎていく。
 そろそろ物産館と温泉に行きたいんだけど、どうも体が言うことをきかない。
 ふんばりがきかないし、脳みそも・・・なんか自分をハイテンションに持っていけない。
 ああ情けなや、情けなやと思いつつ、チョコレートを食べている。
 明日は、走れるのだろうか?
 
 
 
 

その名はイワキジュンイチロウ!

2010-01-27 21:38:21 | Weblog
 俳優の夏夕介さんが、お亡くなりになった。
 夏さんというと、世間の皆様には「特捜最前線」のイメージが強いんだろうな。
 確かにメジャー作だし。
 でも、おいらにとっては「突撃!ヒューマン」の人だったのだ。
 ヒーローが目の前で戦ってくれる作品というのは、そうはない。
 たとえ遊園地などのショーで、ヒーローに会えても、それはそのときだけのことだ。
 しかし、ヒューマンは戦い続けた。子供たちの前で。
 決してブラウン管だけの、フィルムだけの世界に戻ることなく。
 だから人間=human 臭かった。
 そんな(人間臭い)ヒーローは「特撮にうるさい方々」にはあわなかったのか、いつしかこの番組はそんなに話題にもあがることなく、テレビの歴史のどこかに消えていった。
   
 そう、ヒューマンは、「先生」だった。
 エリート臭ぷんぷんの軍人系でも、子供には手の届かないレーサーやカメラマンといったカッコイイけど「特別なお兄さん」ではなかったのだ。
 おいらがどんなにバカでできが悪くても、運動音痴でも・・・いつかは・・・
 この「イワキジュンイチロウ」がやってきて、助けてくれる。
 どうしてもできないこと(あくまで子供レベルの話だけどさあ)を解決するにはどうしたらいいか、教えてくれる。
 そう思っていた。
 いつかは・・・ね。
 優しく、力強いあの手が、おいらもしくは私(だけじゃないと思う)にさしのべられる・・・。
 そう信じていたかったんだよ。
 等身大(これは何も巨大ヒーローを否定するものではない、あくまでもキャラとして等身大、身近にいる雰囲気という意味だ)のヒーローってそういうものだと思う。
 
 そんな役を演じた夏さんがいなくなってしまった。
 噂では、ヒューマンは番組の性質から、DVD等にはなりにくい、ときいているけれど、ぜひ「キョーダイン」以前の夏さんの勇姿を残して欲しいと思う。
 
 そして合掌。ひたすら合掌。
「ぼくらの先生」に。 
 
 

女優の生涯はこんなにも・・・

2010-01-27 09:19:47 | 小説・読んだ本
 ジョイス・C・オーツ「ブロンド」

 あの稀代のセクシー女優、マリリン・モンローの伝記小説だ。
 いや、女優の伝記というより、ノーマ・ジーンという不幸な女の子の一代記、といったほうがいいかもしれない。
 まあこのレビュー見てこの本を読みたいなんて思う人はいないだろうから言うけど、読後あと味は「めっちゃ悪い」。
 とにかくやなヤツのオンパレードである。
 ノーマの母親、里親、恋人(大統領も含む)、ビジネスパートナー、結婚相手(元野球選手も)・・・よってたかって彼女を傷つけ続けたような関わり方しかしていない。
 相手の要求に応えようとして、無様に失敗し、傷ついていく彼女を見ているとそれはそれは痛々しいのである。
 (この場合「イタイ」ではなく、「痛ましい」ということだ)
 なんで、家族に無条件に愛されてはいけない?
 なんで、家族のかわりに自分を愛してくれる人を探してはいけない?
 なんで、不器用ではいけない?
 なんで、美貌だけじゃなくて主婦としても完璧じゃなくちゃいけない?
 なんで、セクシー女優から向上していこうしてはいけない?
 なんで、他人は彼女の人生に恐ろしい予言をする?
・・・何かひとつ人並み以上に突出したものを持っているからといって、そのほかのこともできてアタリマエなのか?
 こうして彼女はずっと、まわりの人間の欲望にふりまわされていく。 
 ちっぽけな願いすらズタズタにされて。

 上下巻のうち、晩年に向って暴走していく下巻は特に圧巻だ。
 まあ小説だから史実ではないけれど、トラップだらけのストーリーが頭の中に滝のように流れこんでくるカンジだ。
 

店主とリスりん

2010-01-26 10:07:17 | ネコ
 リスはほぼウチの母親にしかなついていない。
 写真や動画をとろうとすると嫌がって逃げるので、あまりいい画像がない。
 たまに母の部屋から出て、通路をうろついていることがあるが、そんなときも他の家族を見るとサーッと逃げ出す。
 でも最近は「夕食のときに部屋から首を出していると、誰かが何かくれる」
 ことを覚えたのか、夕食時にこっそり出てくることがある。
 昨日は牛肉をやってみたが、決して人の前では食べない。
 必ず自分の部屋か、人から離れたところに持っていって食べる。
 もう10年飼われているというのに。

昔の話だけど

2010-01-25 20:07:36 | Weblog
 知人のある人が、飲食店をやるために親に金を出してもらってビルを建てた。
 ひとまず一軒家ぐらいの敷地に、四階建てぐらいだったと思う。 
 店が開業されて、二階より上は知人の住居になったようだ。

 そんなある日、店に遊びに行ったら知人から、
「泊まっていきなよ」
 といわれて、の彼らの家に泊まることになった。
 そして彼ら(夫婦なんだけどね)が、家の中を案内してくれた。
(家を見せびらかしたかったのかも)
 一階の店舗は、さっきまでおいらが飲み食いしていた場所だから、別にいい。
 二階、三階・・・まあ他人のウチの中身をけなすのはやめておこう。
 驚いたのは、四階と言われる屋上に上がったときだった。
 屋上には何故か、もうひとつ家が・・・。
 それは八畳ぐらいの広さである。
 これは、単なる物置小屋じゃない!窓がいっぱいある。壁もやたらキレイだ。
 しかも屋根がついてる。
 そして・・・ガスメーターまで。
 建築に無知なおいらにさえ明らかにそれは「人の住む家」として建てられているとしか思えなかった。
 「これって、ペントハウス?(の、つもり?)」
 おいらのそんなつぶやきに(それにしては会話レベルのでかい声だったかも)、知人夫婦は何も答えずにいた。
 ふたりは酔ってつかず離れずのように、屋上の空間を漂っているカンジである。
 もちろんそれはおいらも、同じように酔っていた。
 漂うように、そのヘンな屋上の建物をしばらく観ていた。
 少し屋上の涼しい風にあたっているうちに知人夫婦の男のほうがつぶやくようにこう言った。
「ま、違法建築だけどね」

 
 知人夫婦は、その後離婚した。
 奥方の言いぷんのひとつに、
「あんな違法建築は許せない」
 というのがあった。
 それは言い換えればこういうことである。
「あんなものを建てるんだったら、私に金をくれ」
 今は、その建物の一階を別の人が借りている。
 知人夫婦の旦那のほうは、あまり外に出てこないようだ。
 

店主温泉に行く⑩

2010-01-25 09:26:54 | 温泉
 水曜日から休みに入った。
 友人が前にもここで取り上げた「ペルラの湯」に行こうというので、それに参加することにしたら、当日は天候がイマイチ不安定で、海に行くのはどうかという意見が出たので、とりあえず以前ここでも紹介した「佐●の湯]に行くことにした。
 当日は、Iさんの息子さんが車を運転してくれた。
 実は前回気がつかなかったんだけど、ここも日によって男湯と女湯がいれかわる。
 入口近くのほうはまだ入ったことがなかった。
 入口近くのほうは、室内の湯船の真ん中が深い風呂になっているので、よくあたたまる。
 露天は温度によって三種類に分かれているようなので、多少狭いぬる湯から、熱めの湯まで好きなものを楽しめる。
 休憩室は当日どこかの団体に占拠されてて人大杉状態だったけれど、そういうのがなければかなり広いので、弁当持参もOKである。
 そして温泉の建物を出たらすぐ下が川になっていて、川遊び、あとお金を払えば釣りもできるようなので、子供連れで来てもいいと思う。
 市内のおいらの家から車で約30分。
「ちょっと近めのところで軽く遊ぶ」にはいい場所だと思う。

 その後、いつも行く風呂が日曜日に駐車場まで満員だったので、もう一度行ってみた。
 今度は奥側の風呂である。
 ここは露天に昔の中国の庭園みたいな「石の門」あり、うたせ湯ありである。
 奥側には深い風呂がないのがちょっともの足りないが、まあ日替わりなのでしかたないか。
 室内洗い場が満員だったので外の洗い場を使ったけれど、さすがに冬は寒い。
 湯の質は少しヌルヌルした感じがする。
 
 まあこんなところだ。