店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

ウルトラQ・ガラダマ2作

2010-08-22 21:57:45 | Weblog
 ガラダマというか、ガラモンの出てくるシリーズです。
 まず1作目「ガラダマ」これ30分ものにしてはなかなか濃いです。
 いつも学者然としている一の谷博士が子供相手に「小学校の老・理科の先生」みたいになっちゃうし、怪獣ガラモンが暴れるというより「ダムの谷底で踊りまくる」し。
 子供のときからあのガラモンの特異な金属的な音、気になっていたけど、なんかぶっこわれたシンバル音にあわせて、ガラモンがくるくる踊っているようなカンジの動きで、他の、ただズンズン進んでいく怪獣たちと違った動きがイイ。
 獰猛だから怖いのではなく、シュールでえたいのしれないものだから怖いのだ、ガラモンは。
 でも回ろうが踊ろうがガラモン、なかなか強い。
 あのきゃしゃな手足(それがダンサー然としてるんだけど)で、ダムの壁をバコーンと壊すわ、人間見つけると襲いかかるわで、侮れないのだ。

 2作目、いきなり睫毛の長~い二枚目スパイ(昭和レトロな美男だ)が現れて、人のいいトラックの運転手をふりまわし、検問ぶっちぎって淳ちゃんたちと追いかけっこをする。
 アクションドラマと、暴れるガラモンとでなかなかスリリングなはずなんだけど・・・美男スパイはけっこう行動はマヌケなんだよね、カッコつけて出てきたわりには。
 1、2とも30分番組でも、ありがちな怪獣ドラマの枠からはみ出した独特のシュールさがあってぎっしり中身がつまっているカンジだ。

 でも、2で「世界がガラモンでいっぱいになる」
 というワリには2匹しかでてこなかった・・・欲を言えばもっとたくさんガラモンを出して、あちこちであの金属音を撒き散らしながら踊り狂うガラモンを見たかったんだけど・・・。
 だって舞台だって、ダンサーの数が多いほうが豪華じゃん(何かカン違いをしてるかも)
 それと平田昭彦扮する研究所主任にきいてみたいのは、「で、今度は電子計算機の石を盗られないようにどこにどうやってしまうんですか?」
 ということだ。
 

ゴジラ・ファイナルウォーズ

2010-08-22 21:30:48 | Weblog
 ディアゴスティーニのシリーズです。
 まだ初期の作品が全部発売されてないんだけど・・・いきなり最終作品ですか。
 まあ、最終作だけあって、今までのゴジラ集大成の怪獣、キャスト。
 わき役、ちょっとだけ出演の人たちもなかなか豪華。
・・・なんだけど、菊川怜って、学歴のワリにはあんまり博士役、向いてないよね。
 服も真っ赤なコテコテのケバイエナメル服だし、口ポカンと開けてるし・・・そんなんなら別に彼女が博士じゃなくて、町の「姉みたいな能力ないけど、かわいい普通のねえちゃん」で、水野真紀が博士でもよかったんじゃないの?
 でもそれ以外は役者はけっこうイイのかもしれない。
 久々の濃いキャラ、ゴードン艦長や美人のエクレール艦長、そしてX星人側もなかなか濃いし。
 特に北村さんの、ゲーム感覚でばんばん地球侵略しちゃうあたりが、昔のゴジラではできなかった「いま=現代」の侵略者らしくてよかったけど。

 さて怪獣。
 アンギラス強い!おそらく今までで一番いやらしく強いかも。
 あと、ラドンやカマギラスといった「飛ぶ怪獣」のシーンが、それぞれ破壊的にすごくカッコ良く作られている。このへんは「いま=現代」だからよかった点かも。
 でもさ、「ジラ」ってなんなのよ、アレ。
 版権とかウルサイからそうしたんなら、別にアレ出さなくてもよかったのに。
 まあ、ジラが本家にこてんぱんにやられたときは「やっぱ、そんなもんだよね」と思ってしまった。動きが敏捷だろうが、リアルだろうがやはり「怪獣の王」ゴジラにジラふぜいは、すべての面でかなわんのだよ、アメリカ版製作者の皆さん。

 しかし世の中には「お調子もの」が多いってことが、よくわかってしまう。
 X星人が来たとたんに売名行為に走る芸人、歓迎デモをやる連中・・・そんなお調子もの連中があっさりと裏切られると、「バーカ」とか思ってしまうのだ。
 これって特撮の見すぎなんだろうか・・・。

緯度0大作戦

2010-08-21 08:50:38 | Weblog
 東宝DVDシリーズのひとつ、この作品はハリウッドスターを連れてきただけあって、国際色豊かなムードに包まれている。
 それでも・・・やっぱり全体のまったり感、展開のもっさり感がかなんか「東宝特撮」なのである。やっぱハリウッドじゃないよ、東宝は東宝色(ごめんね)
 あと、出てくる怪獣が、ゴジラシリーズに比べて余り恐怖感がない。
 ネズミは、しつこいけどただでかくなっているようなもんだし、グリホンももっといやらしく緯度0チームを困らせるのかと思ったけど役に立ってないようだし、活躍しているのはほとんどヤクザの下っ端と変わらないキャラのコウモリ人間ぐらいか。
 だったら・・・東宝ならば悪の切り札に大物怪獣を出せよ、でしょ?
 なんか低予算っぽく見えるのは、ハリウッドスターのギャラのせい? 
そんなつまんないことを考えながら見てしまったのだ。

 登場人物でイイのは、岡田真澄のエキゾチックさでも、デビュー当時の中山麻理さんのかわいさでもなく、新聞記者の俗人っぷり。
 悪い人じゃないけど、俗人丸出しだからこそ、緯度0にいながらも実は緯度0から遠い人なんだよね。
 あと、最後のオチはちょっとありがち過ぎですね。
 ユートピアというものは、手が届かないからこそ美しい、夢に見るからこそ素晴らしいと言いたいんだろうけれど・・・。
 

それなら・・・涼しい画像をどうぞ

2010-08-19 21:40:53 | Weblog
 今日はぶち君に家と阿蘇のちょうどまんなかぐらいにある水源に連れて行ってもらった。
 いつも行く「ねう水源」(仮名)は、住宅地のど真ん中にあるので、この時期は子供のプールがわりになっているせいか、ちょっと騒がしい。
 しかしここは、平日ならかなりの穴場である。
 まずまわりが緑の森なのでかなり涼しい。
 日陰だと気温がだいぶ下がっているし、打ち水ならぬ水しぶきで道路の温度も下がっている。
 それと、水を汲む場所と観賞用の池が別で、二度楽しめるのだ。
 近くにはベンチもあり、休憩もできるようになっているようだ。

 問題はそこへたどりつくための道路なんだけど、途中の道幅がかなり狭い。
 離合場所はあちこちあるけれど、ホントに「近所の人がさくっと軽で水を汲みにくる」ところなので、大人数の人たちにはちょっと向かない・・・かも。
 だからこそ、ひとりや少人数でゆっくり涼めるんだけどね。
 ということで、豪快な水の音を聞きながらボーッとしてきました。

夏の暑さはどうしようもない

2010-08-18 22:33:33 | Weblog
 世の中は猛暑ということで、いかに涼しく見せるかということだが・・・

 ①全部黒い服装で武装するのをやめる
  実はこれ、美人がやっていても見ているほうが暑苦しいのだ。
  黒い日傘、黒い手袋、黒い服・・・今から葬式ですかと言いたいところだ。
  いくらUV対策とはいえ、全部黒はねぇ・・・。

 ②3人以上の集団で歩かない
 ③道路のまんなかで立ち止まらない、道で立ち話をしない
  この2つもかなり見ていて暑苦しい。子供がやるぶんにはそうでもないけれど、大人がやると せまい日本がさらに狭くて暑く感じるのは何故?

 ④香水をやめて制汗剤だけにする
 ⑤必要以上に大きなバッグをやめる
  「ニオイ」もけっこう暑苦しさを誘うと思う。夏の香水はかんべんだ。
  あと、中身に必要なものがいろいろ入ってるわけでもないのに、大きなバッグ。
  これもなんか「じゃまくさそう」だから暑苦しさを誘う。

 ⑥タイヤのでっかい車でノロノロ運転をしない。狭いところに無理に行かない
  実はこれも・・・あのタイヤのゴムが気温と摩擦熱で熱くなってそうなカンジがして、そのタイに触れたくないんだけどなぁ。

 これだけでも少しは涼しくなる・・・と言いたいところだが、相変わらず気温はばんばん上がるし、昼なんて住宅街はみんな歩いてないんだよね、ホントに。
 テレビのニュースでやってたけど、
「部屋にいるだけでも熱中症になることがあります」
 げっ・・・なんてことだ・・・。
 避暑地に行きたくても行けないってのにさあ。

 さて、おいらは無事にこの夏を過ごせるのか?  
 

店主温泉に行く27

2010-08-16 18:40:29 | 温泉
 今回は長崎、諫早にある温泉に行ってみた。
 島原フェリー使用だともっと近いんだけど、フェリーを使わないとかなり遠い。
 有明海湾岸を通る道路はまだ途中までしか来てないし、どこも市の中心部に来るととたんに混雑しだすので、結局5時間はかかってしまった。
 さて、風呂だがここは「小学生以下の子供入場禁止」である。
 子ども連れが入れる温泉は別棟にあるので、大人が楽しみに行く場所なのである。
 そのため館内も静かで落ち着いている。
 温泉は露天3(高温、低温、炭酸)とサウナ、室内風呂、水風呂である。
 炭酸浴のまわりはウッドデッキ風になっていて、休みながら入浴ができる。
 まだ新しい設備なので庭もきれいである。
 その他に岩盤浴もあり、こちらと入浴がセットになって1200円。
 岩盤浴用の服、食堂利用などの室内着がついてこの値段である。
 湯はぬるすぎず熱すぎずでまあまあ、ただ炭酸浴がちょっと炭酸が少ないような気がした。
 ゆっくり静かに過ごしたい人にはオススメかもしれない。

店主悪運強し

2010-08-14 01:36:54 | Weblog
 休みに入ったので家族旅行に行ってみた。
 今日行ったのは長崎の諫早という町で、熊本から有明海をぐるっと回り、佐賀→長崎のルートでそこに行ったのだ。
 海を見ながらのんびりとドライブして、そこの温泉に入って帰ってきた。

 それはいいが帰り道、佐賀県内の国道でのことである。
 おいらの前にいた白い車が、よく後方・側方を確認しないでいきなりギュンと進路変更して隣の車線に入ろうとして、隣の車線のすぐ後ろにいた別の白いワゴン車にものすごい勢いでぶつかった。
 音はゴン!などというなまやさしいものではなく、ドカンッ!!!ってかんじのかなりの大音響で、ぶつけられた車がピンボールの玉のように道路の脇にふっとんでいった。しかもぶつけた野郎は勢いあまってもともと前にいた黒い車の方にも激突した。
 幸いにもおいらたちは無事だったが、もとは白い車のヤツが道端の店に無理やり入ろうとして慌てて進路変更したのが原因らしい。
 場所的には「どうしてもそこからしか店に行けない一本道」とかじゃなくて、次の角を曲がってみるとかでもその店に行けたろうに・・・初心者でもモミジのマークでもないのに、そんなに焦ってどうするんだか。 
 まったく困ったヤツである。
 ぶつけられた方、本当にお気の毒である。
 特に前にいただけの黒い車のかたには、災難だねとしか言いようがない。
 一歩間違えばおいらたちも巻き添えになっていただろうと思うほと、強烈な事故だった。

 まあ、温泉の話は次に「店主温泉に行く」シリーズに書くとして、ひとまずはまた珍事件に遭遇してしまったので取り急ぎ書いておく。

店主温泉に行く・25

2010-08-11 13:21:26 | 温泉
 今回は7月下旬に南阿蘇に行ってきた。
 この風呂は観光地だけあって、駐車場もそれなりにあるし、他の日に書いたように温泉内に庭園もあるし、物産館、食堂と充実している・・・植え込みがたっぷりして見た目が涼しげで避暑地らしい雰囲気なのはいいけれど、建物が横長のせいかやたらに廊下が長い。
 男湯と女湯が日替わりで使えるけれど、この日女湯だったほうは家族湯室を通り越したさらに奥にあるので、一階から階段をおりてまた廊下・・・これでは年配の方はちょっとイヤかもしれない。
 とりあえず今回の女湯は直線的なデザインの長く歩くほうで、建物のまわりがぐるっと露天になっていた。
 (日替わりの浴室は直線的なデザインの浴室と曲線的なデザインの浴室のふたつ)
 設備は、ジャグジーの泡の出も悪いし、なんかちょっと単調かもしれない。
 まあ、ミストサウナは水が上から轟々と流れ、ばんばん蒸気が出るのでせまいけれどじっくり温まるのでそれはよかったけれど、泡の出る設備面に目をつぶれば350円でちょうどいいのかも。

店主夏休み突入

2010-08-11 12:19:37 | Weblog
 はあ・・・今回の仕事はDQNバイトのフォローをしてたので大変疲れました。
 
《バイト名言集》
 ①「ホームレスは、税金払わなくていいからいいですよね」(冗談かと思ったらホントにそう思ってるらしい)
 ②「みんなでやる仕事のほうがラクだから、そっちがいいです」(って、今まで仕事を他の同僚バイトに押し付けていたらしく、何もできないのはどうなのよ)
 ③「結婚したら男の人に頼るか、こっちが頼られるかですよね?」(???頼る頼られる・・・ってなんなんだか、助け合う気はないのか????)
 ④「探しても仕事がないんですか?今の世の中、大変なんですね・・・」

 これで30才独身女、「正社員目指して4、5年就職活動中」(でもその割には面接も説明会もほとんど行ってないみたいだけど)なのだそうだ。
 そんな社会オンチなわけだから、上司や同僚に挨拶もできない。
 やっても蚊の鳴くような声でたまに言うだけで、あとはうわの空でボーッとしている。

・・・世の中にはスゴイ人もいるもんだ。
 何も考えない、何も見ない、何も学ぼうとしないというのは素晴らしいことだ。
 そうすれば「何もしなくても生きていける」からだ。
 ああ、オメデタイ!
 後輩のU(こいつのすぐ隣で働いている彼女は働き者である)は、①の発言をきいて、
「ああ~、何、それ~確かに名言名言。私なんてそんなこと思いつきもしませんよ」
 と体をゆすって大笑いをしていた。

 こういう人が仕事にやってきて、とても疲れたのでとりあえず温泉行ってきまつ。